新潟県南魚沼市欠之上(かけのうえ)の八箇(はっか)峠トンネルの爆発事故で、南魚沼市消防本部は２６日、４人が取り残されたとみられるトンネル入り口から１２００メートル地点まで、捜索活動があと１５０メートルに迫ったことを明らかにした。
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２７日以降に送風機を１台追加し、計３台で換気を強化する方針。
事故が起きた２４日午前１０時４０分頃以降、現場は一酸化炭素（ＣＯ）濃度が高く、捜索はこれまで９００メートル地点までだったが、２６日は１０５０メートル地点まで進んだ。しかし、可燃性ガス濃度が二次爆発の恐れのある基準値の３０％を超えたため、引き返した。
ＣＯの濃度は、４３０メートル付近までは、空気ボンベと一体となったマスク着用の基準値の５０ｐｐｍを下回り、ようやくマスクをせずにトンネルに入れるようになった。捜索では、壁をたたくなどして音を立てると発火して爆発する危険性があるためできず、近くまで到達しても安否にかかわる手掛かりは得られていないという。
（2012年5月26日23時51分
読売新聞）
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