新東名高速道路の用地買収をめぐる脱税事件で、逮捕された中日本高速道路社員の山田真己容疑者(42)が、資金提供の仲介役の測量会社に五十数回にわたって実態の伴わない測量費の請求書を作らせ、自らが受け取って買収先の採石会社に渡していたことがわかった。捜査当局は山田容疑者が取引の体裁を整えることで、自らに不正な資金が流れていることを隠す工作を図ったとみている。
山田容疑者は2006年から約5年間にわたり、採石会社から測量会社や山田容疑者の知人男性を経由させて、約4億円を受け取ったが故意に申告せずに脱税した疑いが持たれている。
関係者によると、山田容疑者は、中日本高速の事務所のファクスを使って測量会社に対し、採石会社あての請求書の作成を指示。測量会社から送られてきた請求書を、自らが出向いて採石会社に手渡したという。
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金沢市