エースとしてチームを引っ張る青学大の一色
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第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)のチームエントリーが10日行われ、オープン参加の関東学生連合チームを含む21チームがメンバー16人を登録した。
大会3連覇と今季の大学駅伝3冠を狙う青学大が戦力面で充実し、全日本大学駅伝2位の早大や山梨学院大、東海大など今季好調のチームが追う。
地力のある東洋大と駒大も巻き返しを狙う。
青学大は大学トップ選手の指標となる1万メートル28分台の選手が最多の9人。
層の厚さに加え、原晋(すすむ)監督が2区起用を明言する一色、2年連続4区区間賞の田村と、エース級も充実している。
唯一の不安は「山の神」神野大地(コニカミノルタ)が抜けた5区だが、今回から距離が2・4キロ短縮され、指揮官は「変更が優位に働いている」。
ミスがなければ、本命の座は動かない。
早大は、主将でエースの平、鈴木、武田ら計7人がエントリーした4年生が軸。
相楽豊監督は「推薦組も一般入試組もコツコツ力をつけ、早稲田らしいチームに仕上がった」。
往路を接戦に持ち込めば、6年ぶりの総合優勝も視野に入る。
今季の駅伝で出雲2位、全日本3位と存在感を見せる山梨学院大も、大砲のニャイロに、主力の佐藤、上田ら予定通りのメンバーが登録した。
1995年以来の総合優勝に向け、上田誠仁(まさひと)監督は「果敢にチャレンジしていきたい」と意気込む。
注目は、出雲駅伝3区区間賞の関ら1年生が8人の東海大。
3人の1年生を起用した出雲では5区の途中まで首位を走って3位。
両角速(もろずみはやし)監督は「力通りの選考。
あえて1年生を選んだわけではない」と話し、若手主体で3位入りを狙う。
前回2位の東洋大は、故障で出雲、全日本を欠場した主軸の口町が名を連ね、酒井俊幸監督は「最低でも3位以内」と、優勝争いをにらむ。
前回3位の駒大も両駅伝を欠場したエース中谷がエントリー。
大八木弘明監督も起用を明言するエースが爆発すれば、トップ争いに加わるはずだ。
今夏のリオデジャネイロ五輪に男子3000メートル障害で出場した塩尻を擁する順大、前回の6区で区間新の秋山がエントリーした日体大、今季の駅伝でしぶとさを見せている中央学院大も、トップ5をうかがう。
大会は来年1月2、3日、東京・大手町の読売新聞東京本社前から神奈川県箱根町の芦ノ湖駐車場入り口までを往復する217・1キロで行われる。
4、5区の距離変更に伴い、従来の両区間の区間記録と、往路記録、総合記録はいずれも参考記録とし、今回の結果が新たな記録として扱われる。
(西口大地)
2016年12月11日
12時47分
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