いろいろな日本のアニメやゲームが海外でも人気がありますが、その中でも特に多くの国に受け入れられているアニメの一つが『ポケモン(ポケットモンスター
以下ポケモン)』です。
ポケモンはなぜここまで世界に広がったのでしょうか。
外国人から見たポケモンの魅力とは、一体どんなところなのでしょうか。
心理学者の内藤誼人(ないとう・よしひと)先生に教えて頂きました。
(カルチャージン)
「ポケモンが世界で受け入れられた一番の魅力は、『育てる面白さ』だと思います。
ポケモンの面白さは、最初から強い怪獣が戦っているのではなく、弱いモンスターがどんどん進化、つまり成長していくところです。
ポケモンにはまる世界中の子どもたちはそこに魅力を感じるのではないでしょうか」(内藤先生)
そう言われてみるとポケモンの一番人気のキャラクターであるピカチュウも、とても弱そうで、むしろ守ってあげたい可愛い感じがしますね。
「子どもたちがポケモンを育てることに喜びを感じるのは、ブリーダーが犬を育てる喜びだったり、ガーデニング好きな人が草花を一生懸命育てたり、両親が子どもを育てていく喜びと基本的には同じです」(内藤先生)
昔の子どもたちは、普通に自分でバッタやカブトムシを捕まえて育て、友達のカブトムシと戦わせていましたが、今はなかなかそういうことも難しい環境です。
そのため、ポケモンを通して、疑似的に育てる喜びを感じているとも言えるとのこと。
ポケモンの楽しさは、ガーデニングの楽しさとも近いというのは面白い発見です。
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