「満満月はたったの一夜。月は少しずつ欠け始めている。安倍晋三首相の政策がそうならないように」――。民主党の海江田万里代表は21日、青森県弘前市内での講演で、中秋の名月にたとえてアベノミクスを批判した。
海江田氏は「安倍政権の経済政策はうまくいっているような雰囲気だが、経済成長は長続きしなければいけない。一部の大企業がもうかって飛躍するだけではダメだ」と指摘した。
続けて、「満月はきれいでした。あまねく皆を照らしている」とも述べた。それに引き換え、安倍首相の経済政策によって恩恵をこうむる人は一部に偏っていると言いたかったようで、「安倍首相の経済政策は危うい。国民一人一人の生活が良くなっているかどうかを、日本が良い方向に進んでいるかどうかのリトマス試験紙にしなければならない」と訴えた。
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