25日に投開票された横浜市長選は、無所属で現職の林文子氏(67)=自民、民主、公明推薦=が、無所属新人の柴田豊勝氏(66)=共産推薦=らを大差で破り、再選を果たした。
林市政の4年間を問う事実上の信任投票で、全国最多だった保育所の待機児童を解消するなどした手腕が有権者に評価された形。
一方で投票率は過去最低の29・05%にとどまり、衆院選と同日だった平成21年前回の68・76%を大幅に下回った。
午後8時過ぎ、横浜市中区の選挙事務所に「当選確実」の知らせが入ると、集まった大勢の支援者から一斉に歓声が上がった。
直後に拍手で迎えられた林氏は「本当に感謝申し上げたい。
行く先々で直接市民の皆さまからお言葉を頂き、小さな心の旅をさせていただいた気がした」と笑顔であいさつ。
猛暑の中で市内を駆け回った疲れを感じさせずに「今回ご信任頂いた4年間、今までやってきたことをさらに進化させ、既成概念を捨てた新しい都市経営にチャレンジして参りたい」と2期目に向けて力強く抱負を述べた。
林氏は選挙戦で現場主義を強調。
厳しい財政状況や急速に進む少子高齢化の下で、経済活性化や子育て環境の充実、女性の社会進出の促進などを訴えた。
黒岩祐治知事や市内選出の菅義偉官房長官らも応援に駆けつけ、終始選挙戦を有利に展開した。
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