静岡県の川勝平太知事は12日、5月30日告示、6月16日投開票の知事選について「寄せられている信頼には応えなくてはいけない」と述べた。
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県庁で報道陣の取材に答えた。再選に向け、事実上の立候補表明とも受け取れる発言だ。知事は「4年近くの仕事を静かに総括し、態度を明確にしたい。遅くても22日の定例記者会見までに(表明)するのが礼儀」としており、近く正式に態度を表明するとみられる。
知事はこの日、立候補を求める2組の来客に対応した。最初に、連合静岡の吉岡秀規会長らが知事に立候補を要請。吉岡会長は「余人をもって代え難い」と賛辞を送り、「できるだけ早い時期アメブロ デザインカスタマイズに表明をお願いします」と念押しした。
知事は「信頼を裏切るようなことは決してしない。これが生き方だ。誰かが『トラスト・ミー』(私を信じて)と言ったが、まさにそれだ」と語った。また、今月7日に知事を招いた講演会を静岡市内で開いた女性グループも、「全国に誇れる知事として静岡から放しません」と立候補を求めた。
その後、知事は県庁で報道陣の取材に応じ、連合静岡などの諸団体を含めて「一切、推薦をお願いすることはしない。就任当日から申し上げたとおり、(いずれの立場にも偏らない)ノーサイドを貫く」と強調した。また、自民党が多摩大教授の広瀬一郎氏(57)の擁立を決めたことを念頭に、「(知事選に向けた)一つのヤマ場を迎えた」との認識を示した。
◇
知事選への立候補を表明した多摩大教授の広瀬一郎氏は12日、自民党所属県議団の総会で、「できることは全部やる。できないことはやらない。スポーツマンシップで最後までさわやかに全力で戦い抜く」と決意を語った。
広瀬氏は、知事選に向けた公約作りに着手しており、サッカーを通じた子供の教育のあり方などを盛り込む予定。今後、同党の政策とすり合わせしたうえで公表する方針。
広瀬氏は総会後、報道陣の取材に応じ、「(知事選に向けて)戦闘モードに入った」と述べた。
知事選を巡り、共産党も候補擁立を模索している。
(2013年4月13日17時01分
読売新聞)
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