「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【みんなの声】2016/12/17ネットワークのつどいに寄せられたひと言集より(3)

2017-01-15 23:52:01 | みんなの声
<管理人より>
「生協だれでも9条ネットワーク」の12月17日のつどいに寄せていただいた皆さんのひと言集の(3)です。
(1)はこちら
(2)はこちら

<K.Kさん>(OB・男性)
 毎月の19日の行動は出来るだけ参加しようとおもいます。これから予想される総選挙も含めて、安倍暴走内閣を本気で倒すために、市民と野党の共闘を土台に闘いを強化していかないと、老後の未来はもとより、何よりも若者に未来は全くなくなり、真っ暗な社会になりますね。生協にとっても、人々の生活を脅かす社会は変えていかなければと思います。

<東京カズちゃんさん>
 何をするにも何らかの組織がないと物事は進んでいきません。毎月19日の国会周辺の集会への呼び掛けは昨年9/19の安保法成立後も継続してされており、違憲の法は許さないという意思表示として一定の成果を上げてきていると思います。
 ただ、OBとOGの参加は多くある一方で、現役の参加は若干名に留まっています。特に、20代、30代といった若い人たちの参加がありません…。私も職場の知り合いに藤原さんのメールを転送していますが、若い人を呼び込むには至っていません…。これはうちだけの問題ではなく、総がかり行動の集会や九条の会の顔ぶれを見ても若い人たちがいません。SEALDsが解散した後、若い人たちの声を吸い上げ、発信する組織がないことも影響している気がします。韓国のデモを見ると若者が多く参加している光景は羨ましくも感じられます。この若い人たちをどう巻き込んでいくかが大きな課題かと思っています。
 そんな世代的なバトンタッチの必要性を認識しながらも、還暦になった自分には子や孫の世代に平和と民主主義の社会を続けていく大人の責務があることを胸に刻みながら、これからも微力ながらこの運動に参加していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

<管理人より>
 ひと言集の連続アップはこれで完結です。
 東西冷戦後の新自由主義の席巻は格差の拡大をおしすすめ、人々の不安を増大化させ、嘘を並べても自信たっぷりにふるまう頼れそうな人に「お任せ」してしまう「post-truth politics」(事実や真実が重視されない政治)の時代に入ったとも言われますが、あきらめずに対話を広げていかなくてはいけないと思っています。そして、その対話のもとになる姿勢が「リスペクト(respect)」ということで、「市民連合」は「リスペクトの政治」に変えようと表現しています。しかし、そもそも「リスペクト」のニュアンスがただ「尊敬する」とか「敬意を表する」だけでないようで、ネット検索してみました。
こちらの情報が分かりやすく、英語のニュアンスとして以下の意味合いも含まれるということです。
●相手の発言や相手そのものを受け入れる
●相手の事や相手の発言を否定しない
●相手を認める
 「異なる意見で議論は交わすし主義主張は違う、けれども立場は平等であり続ける。そういった柔軟な気持ちがリスペクトには込められています」ともありました。

 SEALDsの若者たちがこのような姿勢をとっていたように思います。SEALDsは解散してしまったけれど、メンバーは社会人になったり新しい学びの場でそれぞれのやれる活動をスタートしています。
「市民連合」も元メンバーが中心を担っているようです(諏訪原くん等)。奥田愛基くんが代表をつとめている市民のためのシンクタンク「ReDEMOS」は、年末にウェブサイトを充実させ、引き続きイヴェントの主催や動画の発信等を行っていくとのことです。「ReDEMOS」のfacebookウェブサイト、YouTube 動画の「Re:TV」をチェックしてみてください。
 また、「SEALDs POST」でもいろいろな情報が発信されています。核兵器禁止を求めるヒバクシャ国際署名のキャンペーンリーダーになっている林田光弘くんもこちらで記事を書いています(こちら)。
 このような新しい感覚の取り組みにも学びながら、私たちのネットワークも地道に行動を積み重ねていきたいなと思っています。