「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【参加の呼びかけ】「2月19日総がかり行動-格差・貧困にノー!!みんなが尊重される社会を!-」

2017-02-14 00:13:06 | 参加のよびかけ


 トランプ氏の大統領令が次々と発令され、アメリカ国内ばかりか、世界中で分断の機運が醸成されています。日本へはマティス国防長官が来日し、安倍首相と会談、辺野古新基地の建設を急ぐことなどを確認しました。そして、辺野古の海では海上工事が強行されています。再開国会ではテロ等準備罪(共謀罪)の議論が始まりました。
 私たち「生協だれでも9条ネットワーク」は1月19日の「安倍政権の暴走止めよう!自衛隊は南スーダンからただちに撤退を!1・19国会議員会館前行動」に「生協九条の会・埼玉」の皆さんとともに13名が参加しました。
 その日、議員会館周辺はとても冷たい北風が吹き荒れ、寒さに発言の声も震える状況でしたが、市民団体や立憲野党から「安倍政権の暴走阻止」への強い思いが語られていました。
 そして、「戦争させない!9条壊すな総がかり行動実行委員会」から、来る2月19日の集会では闘いのウイングを広げ、市民の生活の場から「いのち」をとらえることも重要と位置づけ、貧困・格差問題なども取り上げることが伝えられました。2月19日の行動呼びかけが確定しました。ネットワークとしても積極的に参加していきたいと思います。

【参加の呼びかけ】
「2月19日総がかり行動-格差・貧困にノー!!みんなが尊重される社会を!-」

と き:2月19日(日)13:30~14:30
    *集会後銀座パレード
ところ:日比谷野外音楽堂
主 催:戦争させない!9条壊すな総がかり行動実行委員会
※「総がかり行動実行委員会」のHPからの情報は こちら
内 容:
 スピーチ:本田由紀さん(東京大学教授)、
 立憲野党挨拶各界からの発言 など

*「生協だれでも9条ネットワーク」の幟旗は日比谷野音入口付近に12:30頃から立てます。何かの際の連絡は藤原携帯までお願いします。

日比谷野外音楽堂へのアクセスはこちら

2017年2月7日
「生協だれでも9条ネットワーク」世話人会

【情報】2/17(金)「稲田朋美防衛相辞任と安保法制廃止・南スーダン派遣中止を安倍政権に求める国会前抗議行動」

2017-02-13 23:59:56 | 情報提供


<管理人より>
南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊部隊の日報に「戦闘」と書かれていた問題についての衆院予算委員会での審議で、稲田朋美防衛相がとんでもない発言をしました。現地の反政府勢力が安定した支配地域を持たないことを理由に「国際的な武力紛争の一環として行われたものではない」と説明。戦闘でなく「武力衝突」という言葉を使う理由を「憲法九条上の問題」になるのを避けるためと説明したのです。
 それに対して、2/10(金)20:00から国会議事堂正門前北側で「安保法制廃止・南スーダン派遣中止を安倍政権に求める国会前抗議行動」が提起されて開催されました。大きな主催団体があったわけでもなく元SEALDsやママの会、市民団体のメンバーが急遽facebookやtwitterなどのSNSで呼びかけた抗議活動に500人を超す参加があったとのことです。立憲野党各党の議員も駆けつけ、報道もされています。以下、ニュースをご紹介。
●毎日新聞映像グループの生中継動画はこちら
●神奈川新聞2/10付け記事〈時代の正体〉「ごまかしと隠蔽許さない」南スーダン派遣に国会前で抗議デモ」はこちら
●LITERA2/11付け「稲田朋美防衛相の南スーダン隠ぺい開き直り答弁に国会前で抗議デモ! 憲法を蹂躙する稲田は即刻辞任しろ!」はこちら
●元SEALDsで現在「市民連合」で活躍する諏訪原健さんのスピーチ全文書き起こし(by小原美由紀さん)はこちら
若い世代の行動を知りたい方は上記のリンクをご参照ください。

1週間後の2/17の金曜日も同じ場所で抗議行動が呼びかけられています。以下、SNS情報よりご紹介。仕事帰りに参加したいという方は是非どうぞ。
「稲田朋美防衛相辞任と安保法制廃止・南スーダン派遣中止を安倍政権に求める国会前抗議行動」
◇日時:2017年2月17日20時〜
◇場所:国会正門前北側にて
※稲田朋美防衛相が2/17までに辞任したら中止します。とのこと。
 
 脱原発で今も続けられている「金官行動」(金曜日の官邸前行動)とも連動できるように20:00からの開催になったのではないかというのは管理人の推測です。

【情報】映画「この世界の片隅で」と「スノーデン」を観てきました(寄稿)

2017-02-12 23:59:26 | 情報提供
<K.Mより寄稿>
ここのところで平和に関わる内容の映画「この世界の片隅で」と「スノーデン」を観てきました。映画そのものの内容よりもその後の会話の紹介が多かったりもしますが、ご紹介いたします。

【この世界の片隅で】
公式サイトは→こちら
 2/5(日)に母(85歳)と待ち合せして越谷レイクタウンのイオンシネマで一緒に見た(2/4から2週間の限定上映)。終わった後で母が「見ない方がよかった」「あの主人公は幸せだよ」「呉なんて小さい町の空襲は大したことない」とぶつくさ言う。東京大空襲で焼け出されて父親が起こした家業も続けられなくなって苦労したことは知っているがそれでは「不幸の自慢大会」になってしまっている。
 そこですかさず反論。「東京大空襲の体験は大変だったと思うけど、そういう経験を語り継いできていないでしょ。戦争経験者が二度と同じようなことが起きないようにと下の世代にきちんと語ってきていないから今みたいなひどい世の中になってしまったんでしょ。
 東京大空襲や広島・長崎の災被をストレートに描いた作品だと衝撃が大きすぎて見てくれる人が少ない。こんな風な抑えた表現の中でメッセージが伝わる作品だから口コミで広がって上映箇所が増えてきて、それで近くで見ることができるようになったから来たんだよ」とピシリ。そうしたら少し反省したのか「確かに若い人が見てくれているのはいいね」と認めてくれた。
 15時過ぎの回でそんなに大きくない部屋での上映でいっぱいにはなっていなかったがそれなりの観客がいて、シルバーだけでなく若い世代の人もいたのが嬉しかった。プログラムを買ったら「戦争体験者の方にも見てほしい」とあった。さっそくの実践となっていたが、日本は国民的な戦後総括が不十分であることがはっきりわかる。ちゃんと映画の前のランチ、終わったあとのお茶つきで月1回の母親とのおつきあいの中で、娘として言いたいことは言わせてもらった次第。


【スノーデン】
公式サイトは→こちら
 2/8はレディスデイということで、仕事帰りに有楽町TOHOシネマズみゆき座で映画『スノーデン』を観てきた。9.11で愛国心に燃えたスノーデンは特技のコンピュータ技術をもって国のために仕事をしていて当然ブッシュの戦争支持。ネットで知り合った恋人のリンゼイはリベラルでオバマ支持、保守とリベラルと考え方の違う二人が恋に落ち、恋人の影響も受けながら変っていくスノーデン。その二人の恋愛が芯にあるのでただの告発映画に終わらずに、人間も描ききっていてすごい作品だった。
 けれど政権が変っても「テロとの戦争」を名目にしてアメリカの覇権を支えるために敵国だけでなく自国民をも監視するシステムはよりバージョンアップしていき、心の声に従って内部告発に踏み切った。オリバー・ストーン監督が大統領選挙で意外にも民主党にも厳しかったことがよく理解できる内容だった。
 また、日本が同盟国をやめたらCIAがマルウェアを発動させることによる列島電源喪失のイメージ映像もありました。原発はどうなるってイメージしただけでぞっとさせられた。
IWJさんがオリバー・ストーン監督に取材した記事もご紹介→こちら
公式サイトは→こちら

 いずれの映画もまだまだ上映は続いています。未見の方、是非おすすめします!