「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【参加報告】「強行採決から1年!戦争法廃止!9.19国会正門前行動」(寄稿2)

2016-09-28 23:59:36 | 参加報告


<管理人より>
 引き続き、「強行採決から1年!戦争法廃止!9.19国会正門前行動」の参加報告をご紹介します。
(寄稿1)はこちら
※冒頭の写真は、生協労連のFacebookの記事の中の動画よりいただきました。

【「9.19国会正門前行動」に参加して(「安保法制」強行採決後一年を経て)】

<生協だれでも9条ネットワーク世話人・藤原一也>

 一年前に国会で強行採決された「安保法制」を廃止に持ち込もうと毎月19日は国会周辺で「戦争させない・9条こわすな!総がかり行動実行委員会」の行動参加呼びかけに応じてきた。

 実はこの3か月の19日国会周辺行動はすべて雨にたたられた。それにも拘わらず7月(4,500人)、8月(3,000人)、9月(23,000人)と数多くの市民が自分の意志で足を運んだ。

 生協だれでも9条ネットワークは生協九条の会・埼玉の皆さんと7月(25人)、8月(15人)、9月(25人)と参加してきた。

 今回の正門前行動のスピーチは、野党四党の代表、元シールズ、ママの会、日弁連、学者の会、元自衛隊員、沖縄関係者などいずれも「安保法制廃止」に向けて、意気軒昂な発言が続き、「暴走安倍政権」への怒りが溢れていた。

 私たち「生協だれでも9条ネットワーク」は現状、17名の世話人によって約250人のネットワークメンバーへ情報提供している。今後の「安保法制廃止」の取り組みを継続していくために、様々な知恵と工夫を出し合うことが求められる。

 集会終了後に世話人会で今後の取り組みの方向性を話し合った。ネットワークの活動を強化するために以下のことを確認した。
1.現在の世話人体制を維持する。(17名)
2.世話人の中に「事務局」メンバー8名を選出し、日常の広報活動や緊急対応をスムーズに運ぶことを確認した。
3.当面、世話人を軸にして、昨年10月10日に実施した「生協だれでも9条ネットワークのつどい」のような企画を準備する。

 こうして、国会正門前での行動に加えて、今後の取り組みについて、積極的な意見交換を行うことが出来た。これらのことは「市民と野党の共闘」を豊かに発展させるうえでも大切なことと思った。
          
(以下の写真は藤原さん撮影分)


(参考)
(1)藤原さんは9/20付けで共同運営ブログ「連帯・共同21」で以下の記事を書いています。
「雨にも負けずの国会周辺中央行動」

(2)共同運営ブログ「リベラル21」で岩垂弘さんが9/20付けで以下の記事を書いています。
「衆院選で野党共闘を」「南スーダン派兵許さず」の声高く-安保関連法成立1周年で国会前に人の波

(3)生協労連が9/19付けのFacebookで、「悪天候にもかかわらず、2万3千人が国会前に集結!」として記事アップしています。ユーチューブでの全編の動画のリンクもついています。
生協労連のFacebookはこちら

【参加報告】「強行採決から1年!戦争法廃止!9.19国会正門前行動」(寄稿1)

2016-09-26 23:59:56 | 参加報告


<管理人より>
 東京カズちゃんさんから「強行採決から1年!戦争法廃止!9.19国会正門前行動」に参加報告を写真ともども寄稿をいただきました。以下、ご紹介します。

【参加報告】「強行採決から1年!戦争法廃止!9.19国会正門前行動」(寄稿)

<東京カズちゃんさんより>
 今日は久しぶりに国会前の9.19安保法成立1周年の反対集会へ行った。安保法は違憲立法なので廃止されるべきだし、自衛隊は専守防衛に徹すべきである。あいにく途中から雨になり、最近19日は7月、8月、9月と連続して雨だったが、それでも2万3千人が集まった!
 民進党は岡田前党首、共産党は志位委員長、社民党は福島副党首、生活の党は参院岩手選挙区で当選した木戸口議員が挨拶した。主宰3団体、学者の会、ママの会、日弁連等のスピーチもあり、菱山南帆子さんのコールについて参加者も声を上げた。
 とにかく忘れず、諦めずに運動して行くことで、未来が拓けると思う



【参加報告】「9.22さようなら原発さようなら戦争大集会」(寄稿)

2016-09-24 23:59:28 | 参加報告


<管理人より>
 こちらで情報記事をアップした「9.22さようなら原発さようなら戦争大集会」の参加者から報告が寄稿されました。以下、ご紹介します。

【参加報告】「9.22さようなら原発さようなら戦争大集会」(寄稿)

<S.Hさんより>
 久しぶりの代々木公園での行動に13時20分からの第2部から参加しました。雨が降るあいにくの天気でしたが、主催者発表で9500人の参加でした。
 福島の現状と課題については、自分はまだ知らないことが多いと感じました。高校生の平和大使の言葉ではありませんが、まず知ること、そして想像することが大切。
 木内みどりさんが読み上げた落合恵子さんの言葉は、相変わらず力強く、折れそうになる気持ちを奮い立たせるに十分だった。代読になると、ほとんどの場合棒読みになってしまうが、さすが俳優。落合さんが憑依したような迫力でした。
 沖縄の問題については、総がかり実行委員会の福山さんの「これまで沖縄からは、『本土は沖縄に関心を持ってほしい』という言い方をされてきたが、とうとう『皆さんは第2の加害者です』と言われるようになってしまった。このことについて、我々は重く受け止めるべきだ」といった趣旨の言葉が印象に残りました。”不作為の作為”であっても、責任は免れない。雨は集会が終わる頃には上がりましたが、デモ行進は中止になりました。
 充電をして、これから問題となるであろう、自衛隊の南スーダンの派遣などについて、これからも自分ができることを続けたいと思います。

※冒頭の写真はK.KさんのFacebookの記事よりいただきました。

(参考)
(1)共同運営ブログ「リベラル21」で岩垂弘さんが9/23付けで以下の記事を書いています。
「『もんじゅ』廃炉は脱原発運動の勝利だ」-豪雨の中、東京で「さようなら原発」集会」

(2)生協労連がFacebookで、第2部最後のシュプレヒコールをアクションカメラで撮った動画を9/22付けで記事アップしています。ユーチューブでの全編の動画のリンクもついています。
こちら

※岩垂さんの記事のタイトルには「『もんじゅ』廃炉は脱原発運動の勝利だ」とありますが、管轄だった文科省をはずすだけといった見方をあるようです。また早速、原子力学会が廃炉反対声明を出すなど、原発推進=日本の核武装も考えている勢力も影響力を発揮しています。まさに脱原発=核廃絶、平和の路線であることがはっきりしていますね。100年先を思い描きながら行動したいです。

【情報】10/2(日)「安保関連法に反対する学習院大学・学習院女子大学有志の会」講演と映画の集い

2016-09-23 23:59:29 | 情報提供


<管理人より>
 「大学有志の会」からの情報です。「安全保障関連法に反対する学者の会」発起人・事務局代表の佐藤学さんの学習院大学の有志の会の講演と映画の集いです。
 ケヴィン・パスモアの『ファシズムとは何か』を翻訳された前学長の福井憲彦さんが講演されるというのがすごいです。2015年春のSEALDs活動開始から、安保法案可決の9月までの半年間の彼らを追ったドキュメンタリー映画も観て、特別ゲストの奥田愛基くんと佐藤学さんのトークも聞くことができるという充実の企画だと思います。
 コープみらいのフェスタ+国際フェア2016などと日程がかぶっていますが、皆さま悩んでご検討くださいませ(^_^)

【「安保関連法に反対する学習院大学・学習院女子大学有志の会」講演と映画の集い】

日程::10月2日(日)13時~17時
場所:学習院大学百周年記念館(目白駅から徒歩3分)


主催:学習院大学文学会・福井憲彦先生講演会映画上映会実行委員会
応援:安保関連法に反対する学習院大学・学習院女子大学有志の会
入場無料

講演:福井憲彦前学長
「パスモアの『ファシズムとは何か』から学ぶこと」

映画:「わたしの自由について~SEALDs2015~」 
特別ゲスト:元SEALDs 奥田愛基
 聴き手 佐藤学(学習院大学教授)

(追記)
 「安全保障関連法に反対する学者の会」のHPによると、10/16(日)PMに四ツ谷・主婦会館プラザエフで「学者の会・大学有志の会意見交換会」が開催されるそうです。全国の約170 の大学有志の会の活動が、現在も粘り強く推進されていて、活動を交流し、今後連帯して闘うために企画されたとのこと。私たちも長期戦を続けるために学び、交流の場を持てるようにしたいですね。

【情報提供】2016/9/19「生協だれでも9条ネットワーク」世話人会報告

2016-09-19 23:59:26 | 「生協だれでも9条ネットワーク」とは
<管理人より>
 「生協だれでも9条ネットワーク」の世話人会が、「9.19国会正門前行動」の終了後に開催されました。これまでの活動の振り返りと今後の予定について、以下のように確認されましたのでご報告いたします。

【2016/9/19「生協だれでも9条ネットワーク」世話人会報告】

 「生協だれでも9条ネットワーク」は2014年の秋、集団的自衛権の容認・解釈改憲はじめ原発再稼働、沖縄辺野古基地移転などをめぐる安倍政権の暴走に抗議するため中央集会などに参加していた日本生協連のOB・OGと現役有志によって立ち上げました。「9条の会」など諸中央組織の呼びかける行動に一緒に参加しようとメールなどで誘い合うネットワークとして発足し、2015年春から日本生協連友の会、東京都生協連友の会、大学生協友の会の協力を得てネットワークの仲間を増やしてきました。
 2015年9月19日の安保法制(戦争法)強行採決を受け、10月10日にネットワークのつどいを持ちました。その場で「申し合わせ」を確認し、世話人会(17人)を発足させました。その後は「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の提唱する毎月19日の国会周辺集会をはじめ、毎月3日の「アベ政治を許さない!」の意思表示行動、シールズや学者の会やママの会などが提唱する街頭行動、5月3日の有明防災公園での大集会など、昨年10月から今年9月までに30回ほどの集会やデモ行進に何らかのかたちで参加しました。これらの活動へのネットワークメンバー参加者は把握分だけでも430人以上となっています。
 そして、世話人からの提案を受けて2015年10月に「生協だれでも9条ネットワーク」ブログを開設しました。このブログの来訪者数はすでに1万5千件を超えています。

 また、世話人の齋藤嘉璋さんが2016年4月にブックレット「生協の歴史から戦争と平和を学ぶ」を発行しました。私たちのネットワークでも学習会を持ちましたが、各地の生協でも学習会などがもたれ頒布数は6000部を超え、秋には北海道や九州でも学習会が予定されているそうです。

 憲法違反の「安保法制」が強行採決されて一年となります。この間、2016年7月に参議院選挙、都知事選挙が行われ、「生協だれでも9条ネットワーク」メンバーは様々な形で選挙に関わりました。参議院選挙・東京都知事選挙を終え、参議院一人区では市民と野党の共同候補11名が勝利するなど「市民と野党の共闘」は着実な成果を残しました。一方、国政の場は自公+αの改憲勢力が2/3以上の多数を占めました。現在、安倍政権は「自民党の憲法改正草案」を基に、憲法審査会や様々な手段を駆使して「改憲」への動きを強めています。深刻な内戦状態が続く南スーダンに派遣される自衛隊の国連平和維持活動(PKO)では「駆けつけ警護」の新任務が想定されています。この法制による海外での自衛隊による戦闘行為が現実化されようとしています。

 生協関係者ならだれでもが参加可能な「生協だれでも9条ネットワーク」の緩やかな組織形態とネーミングは、まさに時宜にかなったものでした。しかし、衆参両院で改憲勢力が2/3以上を占め、「市民と野党の共闘」は憲法改正の国民投票も射程に入れた長期戦を準備する必要があります。粘り強く、立憲主義と憲法の三原則(国民主権、戦争放棄、基本的人権の尊重)を守る活動を継続していきます。そのために以下、世話人会の運営と運営体制について提案します。

今後の生協だれでも9条ネットワークの運営体制について
 世話人体制は、現状の17名を維持します。その上で、今後の行動提起、広報活動をスムーズに行うために世話人会の事務局機能を強化します。藤原以下の8人を事務局メンバーをとして「生協だれでも9条ネットワーク」のつどい、定例の世話人会の準備や緊急対応等を担い、定例の世話人会で報告、承認を行います。
 事務局体制確立に向けて、事務費のことなど今後、財政問題の検討が必要ですが、当面は交流会・学習会の企画は主に参加費等で事務実費は基本的にメンバーのカンパ等で賄うこととします。

ブログの運営について
 「goo ブログ」の無料サービスで名称「生協だれでも9条ネットワーク」を立ち上げて運営しています。引き続きブログ管理人を中心に内容の充実を図り当ネットワークのツールとして強化していきます。→こちら

生協だれでも9条ネットワークとして今後取り上げたいこと
 参加実績がある中央諸組織の行動提起(特に毎月19日などの定例的な取り組みへ)の参加を呼びかけます。
他団体の行動提起から世話人会(事務局会議)で選び、当ネットワークメンバーに自主的参加を呼びかけます。
憲法とその平和主義、民主主義を守る活動を継続、強化する活動を強めるために、「生協の平和活動の歴史」や「生協各地の平和をめぐるたたかい」などについての学習を呼びかけます。
 そして、参加を呼びかけた行動について、参加報告や参加者からの感想等を取りまとめ、当ネットワークブログへの掲載やメンバーへのメール配信などで共有化できるようにします。

「生協だれでも9条ネットワーク」世話人会(2016年9月19日)

(追記:事務局の藤原一也さんのFacebook記事より「9.19国会正門前行動」の簡単報告)
本日の行動には2万3千人が参加しました。違憲の戦争法は一年経っても「違憲」のままです。これを市民と野党の共闘の力で変えましょう。私たち「生協だれでも9条ネットワーク」は「生協九条の会・埼玉」とともに25人以上が参加しました。(写真も藤原さん撮影分)