「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【参加の呼びかけ】第52回「19日行動」安倍9条改憲NO!安倍政権退陣!1・19国会議員会館前行動

2020-01-18 23:59:49 | 参加のよびかけ

<2020年1月13日 「生協だれでも9条ネットワーク」世話人会>
 1月20日に第201回通常国会が開会します。安倍首相は12日のNHK日曜討論で「私自身の手で憲法改正を成し遂げたいという思いには全く揺らぎはない」と安倍改憲への執念を吐露しました。決して油断できません。
 一方で「桜疑惑」は世論調査で8割超が総理説明に納得のいっていない状況です。IRカジノ収賄事件は拡大し、緊迫の中東地域に自衛隊を派遣するなど安倍政権の出鱈目を第201回通常国会で明らかにする必要があります 。
 生協だれでも9条ネットワークは戦争法の撤回と安倍9条改憲を許さない、そして辺野古の新基地建設に反対する行動を継続して5年以上の年月を積み重ねています。この政治状況のもとで「安倍9条改憲阻止」にさらに注力します。1月19日(日)の国会議員会館前行動に是非、ご参加ください。
【参加の呼びかけ】第52回「19日行動」安倍9条改憲NO!安倍政権退陣!1・19国会議員会館前行動
と き:1月19日(日)14:00~
ところ:衆議院第2議員会館前を中心に
共 催:総がかり行動実行委員会
共 催:安倍9条改憲NO!全国市民アクション
※総がかり行動実行委員会の案内の記事は→こちらです。
※「生協だれでも9条ネットワーク」の幟旗は13:00頃から衆議院第2議員会館前に立てます。何かの際の連絡は藤原携帯までお願いします。
国会周辺図

【情報提供】第201回通常国会(1・20国会)開会日行動:自衛隊の中東派兵反対!「桜を見る会」徹底追及!権力私物化反対!安倍改憲発議阻止!共謀罪廃止!安倍内閣退陣!1・20国会議員会館前行動
と き:1月20日(月)12:00~
ところ:衆議院第2議員会館前を中心に何かの際の連絡は藤原携帯までお願いします。
共 催:総がかり行動実行委員会
共 催:安倍9条改憲NO!全国市民アクション
※総がかり行動実行委員会の案内の記事は→こちらです。
※「生協だれでも9条ネットワーク」の幟旗は、11:00頃から衆議院第2議員会館前に立てます。

【世話人会報告】11/23「生協だれでも9条ネットワーク」の「学習の集い」の概要報告

2020-01-09 23:59:47 | 参加報告

<管理人より>
 昨年11/23に開催された「生協だれでも9条ネットワーク」の「学習の集い」の報告を、12/19の国会前行動のあとに持たれた世話人会で確認しました。それを斎藤嘉璋さんがブログなどに掲載する概要報告としてまとめて年末に寄稿してくださいましたが、管理人に余裕がなくて年明けの記事アップとなりました。ここにお詫びして掲載いたしますm(__)m
【世話人会報告】11/23「生協だれでも9条ネットワーク」の「学習の集い」の報告
 「市民こそ政治を変える力」矢野裕さん(元狛江市長)の講演など

 「生協だれでも9条ネットワーク」は11月23日に主婦会館プラザエフ(四谷)で「学習の集い」を開催しました。集いの趣旨は「参議院選挙結果や臨時国会での論戦を踏まえ、安倍9条改憲・沖縄辺野古新基地建設・日韓問題などを学習し、市民と野党の共闘の発展と『生協だれでも9条ネットワーク』の今後の取り組み方について考え合う」ことでした。
 「集い」は休日の小雨の中でしたが40名が参加、矢野裕さんの講演をメインに5時から17時30分まで行われました。
 開会あいさつで斎藤嘉璋ネットワーク世話人代表は「60年安保闘争では大衆的な運動の大きな盛り上がりのなかで岸首相を退陣させたが、安倍首相は祖父から学び隠ぺいや嘘で政権を守り続けている。今回の我々の運動は安部をやめさせられないでいるが、60年前と違い「市民と野党の共闘」を実現するという大きな成果を生んでいる。共産党市長として市民とともに16年間市長をつとめた矢野さんから「市民こそ政治を変える力」であることを学び、「市民と野党の共闘」に確信をもちたいと考える。」と述べ、矢野さんが学生時代、早大生協の常務理事として活動したとの紹介もされました。(冒頭の写真)
 矢野裕さん(元狛江市長・全国首長9条の会事務局次長・国革新懇代表世話人)の講演は、「市民こそ政治を変える力~狛江からのメッセージ」と題して、パワーポイントを使用した貴重な画像資料を使ってのお話でした。

 1996年から共産党員の市長として4期16年間をつとめあげた経験は「市民が主人公の市政」として、「市民と野党の共闘」がテーマとなっている今、大変貴重な教訓となるものでした。特に「憲法を市政に生かす」ことでは憲法9条の平和、15条2項の「公務員は全体の奉仕者」、25条の「健康で文化的な最低限の生活の権利」などを基本にした施策や市民の取り組みが具体的に報告されました。共産党以外は野党という狛江市議会で16年間にわたり市長職を続けられたのは、徹底した「情報公開・市民参加」による市政運営を進め「保守対革新を超えた市政運営」を実現したと話されました。
 矢野さんは「市民と野党の共闘」について「選挙に勝つための戦術でなく新しい日本を創る戦略」「違いでなく一致点を広げる」「共闘から連立政権へ始めの一歩」としたいと述べ、合意している13項目実現の運動のさらなる発展を期待すると述べました。
 矢野さんに続いて世話人の大久保厚さんと山本邦雄さんから次のような問題提起、報告が行われました。
 大久保厚さんの問題提起=「『沖縄戦』と『普天間・辺野古』について~沖縄は沖縄戦と普天間・辺野古をどう考えているか~」。6月の7日間を「沖縄平和市民連絡会」と「沖縄平和ネットワーク」の協力を得て沖縄米軍基地や沖縄戦とのかかわりで沖縄本島と渡嘉敷島を訪問し、その見聞をもとに取りまとめた内容です。
 沖縄への連帯呼びかけに呼応して「生協だれでも9条ネットワーク」として国会前行動などを行っていますが、それらの行動の前提に関わる貴重な沖縄訪問記となりました。

 続けて「生協だれでも9条ネットワークの2019年の振り返りとこれから」と題した問題提起、報告が山本邦雄さんからありました。2019年の連続した選挙をどう見るのかと問い、最大の政治戦であった参議院選挙で、改憲勢力を2/3以下に追い落として最低限の目標を達成したのは大きな成果であるが、市民と野党の共闘路線の前進のためには「投票率」の底上げがカギになると問題提起しました。2020年に向けても「政権与党」の改憲シフトを警戒しなければならない。次の通常国会での安倍政権による強行突破を何としても阻止しよう。生協だれでも9条ネットワークについては情報提供力強化、事務局体制見直し、参加者層の拡大、生協運動と政治とのかかわりでの論議・学習・交流への挑戦、「市民はワンチーム」を掲げて行動しようとの呼びかけがありました。

 「集い」は若干の質疑応答を行い、太田吉泰さんが閉会の挨拶を行いました。