「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【参加の呼びかけ】市民連合「あたりまえの政治を取りもどす 1.30 シンポジウム」

2018-01-28 23:59:20 | 参加のよびかけ

<藤原一也より>
 1月22日より第196回通常国会が始まりました。安倍内閣が自らの政治日程の都合から、今年度中の改憲発議をめざしていることが次第に明確になってきました。まさに憲法9条の正念場です。
 私たち「生協だれでも9条ネットワーク」のメンバーは、1月3日の澤地久枝さん呼びかけの国会正門前行動、1月7日の全国市民アクションと総がかり行動実行委員会の呼びかけた「2018年新春のつどい」、1月19日の「安倍9条改憲NO!森友・加計疑惑徹底追及!戦争煽るな!安倍内閣退陣!1・19国会議員会館前行動」、1月22日の「安倍9条改憲NO!森友・加計疑惑徹底追及!戦争煽るな!共謀罪廃止!安倍内閣退陣!1・22国会開会日行動」に参加してきました。
 1月19日は全体で2,000人の参加となり「生協だれでも9条ネットワーク」と「生協九条の会・埼玉」から10人が参加しました。1月22日の国会議員会館前行動には、雪にも負けずに600人が参加し、「生協だれでも9条ネットワーク」は幟旗を2本掲げました。沖縄南城市の市長選挙でオール沖縄の候補が現職市長に65票差で勝利したことが報告されました。引き続き名護市長選、県知事選につなげて勝利しましょう。そして、国会での憲法9条改悪発議を許さない論戦を期待します。
 そして市民連合シンポジウム「あたりまえの政治を取りもどす」が1月30日(火)に開催されます。皆さまの参加を呼びかけます。
【参加の呼びかけ】市民連合「あたりまえの政治を取りもどす 1.30 シンポジウム」
 今の日本では、政治家は国民に正直でなければならないなど、当たり前の原理が失われています。政治や行政のゆがみを告発、追及してきた方々を招き、政治の常識を取り戻すための道筋を考えたいと思います。
日時:2018年1月30日(火)
 開場:18時 開始:18時30分~
場所:日暮里サニーホール
(地図→こちらから)
シンポジスト:前川喜平、望月衣塑子、寺脇研
主催:安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合
協賛:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
※「市民連合」HPの行動予定の記事→こちら
※総がかり行動実行委員会の行動予定の記事→こちら

【参加報告】1/16「ノーベル平和賞受賞団体 ICAN事務局長 来日特別講演会」(寄稿)

2018-01-25 23:59:08 | 参加報告

<管理人より>
 1/16に開催された「ノーベル平和賞受賞団体 ICAN事務局長 来日特別講演会」の参加報告を、東京カズちゃんさんからご寄稿いただきました。以下にご紹介いたします。
【参加報告】1/16「ノーベル平和賞受賞団体 ICAN事務局長 来日特別講演会 核兵器は本当になくせるの?ICANに聞いてみよう!」
 1/16(日)の夜は標記の講演会に参加した。会場は国立オリンピック記念青少年総合センターだった。
 開始1時間前に会場に着いたので何と一般受付の1番❗そして、200名の定員の中に高校生のグループがいたのが特にうれしかった❤
 ベアトリス・フィン事務局長の詳しい訴えの内容は別途ヒバクシャ国際署名のキャンペンリーダー林田光弘さんのFBアップをご覧いただきたい(会場に林田さんも来ていた!)。※下に掲載したので乞参照。
 フィンさんの話はノーベル平和賞の受賞演説の時もそうだったが、聞いていて勇気付けられ元気をもらえた☺
 第1部はフィンさんの講演、そして、第2部は(撮影等一切禁止の中で)いま話題の芸能人Mさんが登場してフィンさんと討論とQ&Aした。
 以下にいくつか印象に残った点を記す。
●広島と長崎の悲劇を経験した日本の政府には核禁条約などでリードしてもらいたい。その核禁条約に動かない日本政府の首相についてはそのボス=主人公は国民なのだからボスの声を聞かない場合は別のリーダーを選ぶことになる。大多数の国民がダメなリーダーを追い出してきたのは歴史上の出来事でもある。
●私はICANの希望を話したい。ICANは10年前に始まって、専門家などの行動を待った。が、動かなかった。もう私たちは待ち続けることは止めた。自分たちのテーブルを自分たちの手で作った。今夜の参加者もこのテーブルについてほしい。人々の力で核の悪夢に勝つことができる。だからICANに力をほしい。私たちのウェブサイト、Facebook、Twitterを訪れてほしい。日本政府が動くようにICANと一緒にやってほしい。そして楽しく前向きにやっていきたい。
●核保有国に対する状況は喫煙者が吸っている部屋のそれに似ている。喫煙者自ら部屋の外へ出ていくことはなく、非喫煙者が要請しなければ出ていかない。こうして禁煙は実現してきた。(Mさんが「うちの職場では実権のある先輩の喫煙者がいて、逆に自分が出ていかないといけない」と言うと)その場合は外へみんなが出ていって盛り上がる楽しいことをやっていれば先輩も気になって出てくる。核保有国も大勢の市民が楽しく核廃止の運動をすれば(核を持つことが恥ずべき象徴との認識を仕向ければ)核保有国が羨む状態にして動かすことができるはずだ。

【ベアトリス・フィン事務局長のスピーチの要旨】
林田光弘さんの1/15付facebook記事からいただいた)
 SGIの河合さんより、長崎を訪問したICANフィン事務局長のメッセージを備忘録としてまとめた要点メモをいただきました。これからの私たち日本人の役割を考える上でも大変示唆に富んだメッセージ、ぜひ沢山の方にみていただきたいので共有します。(拡散の許可をいただいているとのこと)
-----以下、河合さんの連絡より引用------
 広島から、河合です。長崎における一連の行事でのベアトリスのメッセージを、ざっとまとめてみました。ご参考になれば幸いです。
1.被爆者の役割
広島、長崎の被爆者の声無くして、核兵器禁止条約は採択されることはなかった。
2.被爆地の体現する価値と東京の政策の矛盾
広島・長崎が体現する価値と東京が推進する政策は矛盾している。広島・長崎は、核兵器が使用されれば一体どのような結果が引き起こされるのかについて、自らの体験をもって語ってきた。東京の推し進める政策は、核の傘に依存するというものである。両者は両立しない。
3.拡大核抑止(核の傘)の意味
核の傘というと、何か防御的に安全のための傘が差し出されているような印象を与えるが、それは正しくない。核抑止とは、核をもって壊滅的な打撃を与え、相手を消し去るというものだ。広島・長崎を経験し、その結末を世界の誰よりも知っているはずのた日本人は、北朝鮮に対して核兵器を使用するつもりなのか。この問いを政治家一人ひとりに具体的に問いかけるべきだ。
4.日本は民主主義国家
日本は民主主義国家である。政府は国民の声を聞く立場にある。行政は決定者ではない。だから国民の声が重要である。国民が考え、声を上げることが大切である。政治家にその声を聞かせるべきである。政治家は、国民の声を無視することはできない。その声が強ければ、政治家はその声に従うことが自らの利益(interest)になると考える。国家も同様である。
5.青年の役割
声を上げるという点で、青年の役割は重要である。青年が声を上げることのインパクトは、計り知れない。
6.3つの秘密兵器
特に青年には、3つの秘密兵器がある。第1に希望である。希望は恐怖に対する解毒剤である。第2にエネルギーである。それは新たな発送と革新の源泉となる。第3にソーシャルメディアである。それにより我々は、地球的な規模で繋がることができる。この3つのコンビネーションにより、変革を起こすことができる。
7.連帯
困難な課題にとりくむときは、同じように考え、同じように行動したいという人々で自分の周りを取り囲む(surround)ことだ。人と繋がり連帯することにより、前進することができる。

※冒頭と下の写真はいずれも東京カズちゃんさん撮影。

【情報提供】「安倍9条改憲NO!森友・加計疑惑徹底追及!戦争煽るな!共謀罪廃止!安倍内閣退陣!1・22国会開会日行動」

2018-01-20 00:11:53 | 情報提供

<管理人より>
 今月の19日行動に続き、1/22(月)には国会開会に合わせた行動が提起されています。仮称段階でご案内していましたが、確定した名称でのご案内です。首都圏は雪の予想も出ていますので、参加の際は念入りな防雪・防寒の御準備の上でおでかけくださいませm(_ _)m
【情報提供】「安倍9条改憲NO!森友・加計疑惑徹底追及!戦争煽るな!共謀罪廃止!安倍内閣退陣!1・22国会開会日行動」
とき:1月22日(月)12:00~13:00
ところ:衆議院第2議員会館前を中心に
主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
   安倍9条改憲NO!全国市民アクション実行委員会
   共謀罪NO!実行委員会
※総がかり行動実行委員会の行動予定の記事→こちら
国会周辺図

【参加の呼びかけ】「安倍9条改憲NO!森友・加計疑惑徹底追及!戦争煽るな!安倍内閣退陣!1・19国会議員会館前行動」、ほか

2018-01-18 23:59:30 | 参加のよびかけ

<管理人より>
 仮称段階でご案内していましたが、確定した名称でのご案内です。直前での記事アップで恐縮です。寒波がきていますので、参加の際は十分な防寒の用意でおでかけくださいませm(_ _)m
【参加の呼びかけ】「安倍9条改憲NO!森友・加計疑惑徹底追及!戦争煽るな!安倍内閣退陣!1・19国会議員会館前行動」
と き:1月19日(金)18:30~
ところ:衆議院第2議員会館前を中心に
主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
   安倍9条改憲NO!全国市民アクション実行委員会
※総がかり行動実行委員会の行動予定の記事→こちら
※「生協だれでも9条ネットワーク」の幟旗は、17:30頃から衆議院第2議員会館前に立てます。何かの際の連絡は藤原携帯までお願いします。
国会周辺図

【情報提供】
「安倍9条改憲NO!森友・加計疑惑徹底追及!戦争煽るな!共謀罪廃止!安倍内閣退陣!1・22国会開会日行動」
と き:1月22日(月)12:00~13:00
ところ:衆議院第2議員会館前を中心に
主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
   安倍9条改憲NO!全国市民アクション実行委員会
   共謀罪NO!実行委員会

※総がかり行動実行委員会の行動予定の記事→こちら  

【情報】1/16長谷部恭男先生×石田勇治先生トークイベント、2/13井上達夫さん×香山リカさんトーク&サイン会

2018-01-13 23:59:57 | 情報提供

<管理人より>
「大学生協9条の会」から2つの講演会の企画の情報をいただきました。以下、ご紹介いたします。
<洋書センターのOさんより>
 連合会のSさんから情報を頂きました。このような講演会を各生協書籍部でどんどんやればいいと思います。都内の書店でもいろいろな講演会をやっていますよね。
【情報】1/16長谷部恭男先生×石田勇治先生トークイベント
 皆さん、こんにちは。ブックセンターのAです。早稲田大学法学学術院教授の長谷部恭男先生に登壇して頂くトークイベントのご案内です。
長谷部恭男先生(早大教授)×石田勇治先生(東大教授)トークイベント
「緊急事態条項の先はどこに向かうのか?〜『ナチスの「手口」と緊急事態条項』(集英社新書)をめぐって〜」
早稲田大学生協のHPの情報記事は→こちら

■日時 1月16日(水)18:00開場 18:30開演 20:30終了予定
■会場 早稲田大学早稲田キャンパス8号館 3階308教室
主催:早稲田大学生活協同組合
協力:早稲田大学文化推進部
協賛:集英社
 自民党が、ながらく憲法に加えることを訴えてきた緊急事態条項。この条項は、災害・テロ発生時への対策だというのが表向きの説明です。しかし、首相に権限を集中させ、国民の権利を制限するこの条項に別の意図はないのでしょうか。
 ここで、参照すべきは、ヒトラー独裁の始まりが、ワイマール憲法に書かれた同様の条項だったという経緯です。現代の日本の政治・司法制度のもと、緊急事態条項を導入すると、どのような帰結が予想されるのか。
 憲法学界の重鎮・長谷部恭男氏が、ナチ・ドイツ研究の最先端をいく石田勇治氏とともに、緊急事態条項の本質について議論をします!
 90分弱の議論のあと、質疑応答の時間を設けます。議論をより深く理解していただくために、希望者にはお二人の著作『ナチスの「手口」と緊急事態条項』(集英社新書)を会場にて販売いたします。
■要予約/先着80名様/参加費無料
 お申込みは →こちら
 お問い合わせはこちら⇒ブックセンター TEL:03-3202-4010
(平日:10:00〜19:00、土曜日:10:00〜17:00)

【情報】2/13井上達夫さん×香山リカさんトーク&サイン会
 『トランプ症候群』『憲法の裏側』(ぷねうま舎)刊行記念
井上達夫さん×香山リカさんトーク&サイン会  
「憲法を考えるって、どういうこと?」
2/13(火)19:00~
神田の東京堂書店です。
参加費:500円
東京堂書店のHPの情報記事は→こちら

『トランプ症候群』→こちら
『憲法の裏側』→こちら