「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【報告】世話人打合せで確認した当面の取り組み(2015/11/19)

2015-11-21 23:56:32 | 情報提供
【生協だれでも9条ネットワーク世話人会(2015/11/19)】

11月19日の「私たちはあきらめない!戦争法廃止!安倍内閣退陣!国会正門前集会」終了後、ネットワーク世話人メンバー8人で打ち合わせ行い、以下の内容を確認しました。

1.引き続き国会周辺などでの抗議行動の呼びかけに参加していきます。
当面の予定は以下の通り。

①11月29日(日)
「11.29辺野古に基地は造らせない大集会へ!(日比谷野外音楽堂13:30~)」
それぞれで参加します。

②12月3日(水)
午後1時の「アベ政治を許さない」の全国一斉ポスター掲示
それぞれで参加します。
可能なメンバーは国会前で参加します。

③12月6日(日)
「安保関連法の廃止を求める学生・学者・市民の共同行動1206」
(日比谷野外音楽堂13;00~集会とデモ行進予定)」
それぞれで参加します。。
この日は生協だれでも9条ネットワークの幟旗も参加します

④12月19日(土)
「私たちはあきらめない!戦争法廃止!安倍内閣退陣!北とぴあさくらホール集会」
(14:00~王子駅近辺、収容人員1300人)
それぞれで参加します。

2.戦争法の廃止を求める統一署名活動に参加します。

 「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が呼びかけた全国2000万人署名活動です。来年4月25日までの集約をめざして、ネットワークメンバーはそれぞれ署名用紙をダウンロードするなどして取り組み、集まった署名は総がかり行動実行委員会に送付するようにします(署名用紙は5人が書き込めるスタイルになっています。)
 各自で最寄りの取り扱い団体を通じて届けてくださってもけっこうです。その際も取り組みの共有化のために、世話人会には送付した署名人数がわかるようにお知らせくださるようにお願いします。

統一署名用紙のダウンロードはこちらから
※取り扱い団体の欄は、記入してもしなくてもよいとのこと。

「安全保障関連法に反対する学者の会」のHPからの署名用紙はこちら


【参加報告】私たちはあきらめない!戦争法廃止!安倍内閣退陣!国会正門前集会(2015/11/19)

2015-11-20 23:24:47 | 参加報告

【私たちはあきらめない!戦争法廃止!安倍内閣退陣!国会正門前集会ご報告】

<藤原一也>
11月19日はあの「戦争法」が国会で強行採決されてから2回目の国会前抗議日となりました。総がかり行動実行委員会の提起に応えて、夕方6時過ぎには国会正門前に旗やプラカード、光物グッズを持った人々が続々と集まり、安倍政権への抗議を行いました。

主催者発表で9,000人の参加となりました。「生協だれでも9条ネットワーク」からは23人が参加しました。ご一緒した「生協九条の会・埼玉」の皆さんと併せると30人以上の参加でした。

18;30の集会開始から約2時間、「戦争法案絶対廃止!」「野党は共闘!」等のコールの合間に、次々と報告がありました。野党の国会議員や安保法制違憲訴訟の会の伊藤真弁護士、さらに沖縄の辺野古からの報告、小林多喜二研究で著名なノーマ・フィールドさんや日本の原発輸出に反対されているインドの方などからの報告がありました。総がかり実行委員会が呼びかけている「戦争法廃止を求める2000万人統一署名」について、主催者からは「来年の参議院選挙で与党を引きずりおろすための野党共闘に向けた私たちの意思表明でもある」と署名の意義の訴えもありました。私たちの安倍政権への怒りは収まっていないし、拡散しています。

※冒頭の写真は斎藤嘉璋さん撮影分をいただきました。そして管理人が一部補筆しています。

<M・Mさんからのひと言>
労組の掲示板での9条ネットワークからの企画案内を見て初めて参加しましたが、立憲主義など、わかっているようでわかっていなかったことの勉強ができて、有意義でした。

<K・Mさんからのひと言>
ノーマ・フィールドさんはGHQによる日本の占領があったので、米国人を父、日本人を母として生れたと自己紹介した。「憲法9条は人類の希望を体現するかけがえのないもので、一度手放したらとりもどすことができない」「アメリカは核大国であると同時に被曝大国で自殺者も多い」と話されたのには説得力があった。

<S・Hさんからのひと言>
 あの9月19日から2ヶ月たち、マスコミ報道も少なくなっている中、どれだけの人が集まるだろうかと思ったが、主催者発表で9000人と、一ヶ月前とほぼ同じ人々が集まった。「許せない」「あきらめてはいけない」という思いを共有することができ、私もその思いを強くした。フランスのテロについて何人かの人がスピーチで指摘していたように、武力では、少なくとも武力のみでは、テロはなくせない。武力以外の色々な手段が解決のために必要であり、日本は現在のところ辛うじて、武力以外の解決法を示せる立場にある。もし日本がイスラム国を空爆する国々の「後方」支援をしたら、日本はその資格を失うと同時に、日本の市民がテロの標的にされるのは、目に見えている。
 フランスのテロの後、安保法制を発動させない運動は私たち自身の安全にも関わることであり、自分たちの問題として継続して取り組まなければならない課題であるとの思いを強くした。


【みんなの声】ネットワーク10/10の集いに寄せられたひと言集より(6)

2015-11-19 23:50:12 | みんなの声
ネットワーク10/10の集いに寄せられたひと言集より(5)】はこちら

【ネットワーク10/10の集いに寄せられたひと言集より(6)】

<S.Oさん>(OB・男性)
 現在の状況では、日本の民主主義は、さらに危険な状況となるでしょう。引き続き、このネットワークの活躍を期待しております。

<N.Fさん>(生協組合員・女性)
 このような時に生協の名のもとに集えること、そしてたくさんの先輩方が個人として声をあげられていることに深く感銘を受けました。 今後も何らかの形で「ネットワーク」でつながれると嬉しいです。
 安保法(自衛隊海外派遣)と安倍政権の今後、そしてまたこれから反対派の各政党団体個人がどのように闘っていくのかについてはもうあちこちで語られ書かれている通り、実に悩ましいことと思います。中でも、選挙というものが非常に重要であることが、前からわかりきっていることですが再確認されましたよね…このままでは結局来年残念なことになる気がして心配です。市民運動としてはどのように関われるのだろうか、考えなくてはいけないですが難しいですね。
 私事ですが、今回一番感慨深いというかびっくりしたことは、我が家の子供3人の中で一番こういう問題に疎いはずの長男(理系大学院生)が、ある夜一人でバイト帰りに国会前に行っていたことです。「判断難しいから実際ホントに共感してたコールは強行採決反対!だけ」だそうですが、若者エリアに参加してきたとのこと。 「今の自由で平和な社会がなくなるかもしれない状況に、何にもしなかった自分じゃいけない」と思ったそうで。 確かに、この夏この国の社会運動の文化が変わったんだ、と思いました。暗くなることが一杯ありますが、それだけはかすかな希望です。

<T.Hさん>(OB・男性)
 デモは1度だけ集合場所から参加し、あとは直接参加しました。「生協だれでも」の情報提供は良い取組みだと思います。様々な方が参加されていることに励まされました。9月に和光大学OB九条の会を発足させ、代表世話人になりました。先は長いですが、頑張りましょう!

<K.Mさん>(現役・女性)
 呼びかけ人の斎藤嘉璋さんと連絡係の藤原一也さんのお二人が判断して、「生協だれでも9条ネットワーク」の青い幟旗を日本生協連友の会中央支部の春の交流会でお披露目できるように作っておいていただいたことは、一緒に行動する上で大きな力になり、誇りにも感じました。
 Facebookのネットワークもありますが、Facebookに登録していない方も簡単にネットで情報を共有化できるようにブログを立ち上げましょう。そして、行動や学習会の情報、その参加報告、自分が読んでよかった本などの情報を直接アップしたり、もしくは寄稿したりすることによって、情報共有化の電子掲示板のように使い、メール連絡と組み合わせれば、これから長く続く取組みの力になると思います。

10/10の集いに寄せられたひと言集からのご紹介は以上です。

【みんなの声】ネットワーク10/10の集いに寄せられたひと言集より(5)

2015-11-18 23:26:49 | みんなの声
ネットワーク10/10の集いに寄せられたひと言集より(4)】はこちら

【ネットワーク10/10の集いに寄せられたひと言集より(5)】

<S.Hさん>(現役・男性)
 今回政府が行ったことは、日本の戦後平和主義を大きく転換するとともに、法の支配を軽んじる点、民主主義を軽んじる点で大きな問題がある。日本の平和主 義と民主主義の先行きに大きな危惧を感じる。
 一方で、これまで久しく無かった、老若男女を問わない広範な市民からの異議 申し立ての運動が盛り上がったこと、とりわけSEALDsに代表される若い世代の参加があったことは希望である。
 私たちにできることは何か。選挙までこの夏に起こったことを忘れないでいること。目先の利害にごまかされないこと。課題としては、安保法案に賛成する人や無関心の人と、どう対話するか。感情的にならず実りある対話にするには、事実に基づき、何が問題なのかを、各々が言語化して整理する必要がある。

<U.Kさん>(OB・男性)
 長い間の国会行動お疲れさまでした。感謝しております。法案の廃案まで長い戦いがこれから続きます。この法案は廃案にさせるまであきらめるわけにはいかないと思っております。皆様、これからもよろしくお願いします。

<K.Yさん>(OB・男性)
 闘いは長期戦になることが予想されますのでネットワークという緩やかな集まりではあるがメンバーのなかで「世話人会」のようなものを設け、任務を分担し、より幅広く且つ継続性のあるものにした方が良いと思います。

<A.Oさん>(OB・男性)
 総がかり実行委員会は、毎月19日を今後の定例国会前包囲行動として位置づけ活動を進めて、10月8日19時~文京シビックホール・大ホールでの集会参加を行動提起としました。
 一方政党の動きとして、10月19日に日本共産党による「戦争法廃止、立憲主義を取り戻すことを一致点とする国民連合政権の樹立と国政選挙における選挙協力」の呼びかけがなされ、民主党(25日済み)、維新、社民党などとの会談が予定されています。
 また市民レベルでは、シールズ、ママの会などが参議院選挙にむけて、安保法制賛成議員の落選運動を進めるための活動を開始しました。 19日の強行議決を境にして、新たな運動と新たな取り組みが検討されようとしています。

<Y.Oさん>(OB・男性)
 この間の持続的な取り組みに敬意を表します。協同組合全国連OBの集まりである「協同組合懇話会」でも、農協出身者を中心にこの運動を熱心に取り組んでいます。

<T.Aさん>(生協組合員・女性)
 この間、「ふかや九条の会」を結成し、地元での活動を中心に全県的な取り組みや国会前行動などに参加してきました。今後とも「生協だれでもネットワーク」のみなさんの活動に学びながらともに歩んでいきたいと思っています。みなさんのご活躍を期待しております。

ひと言集より(6)へ続く

【みんなの声】ネットワーク10/10の集いに寄せられたひと言集より(4)

2015-11-17 23:57:59 | みんなの声
ネットワーク10/10の集いに寄せられたひと言集より(3)】はこちら

【ネットワーク10/10の集いに寄せられたひと言集より(4)】

<H.Kさん>(現役・男性)
 安保関連法案は可決されましたが、運動はこれからだと思います。今後も継続して廃案を目指して取り組みましょう。法案が可決された参院本会議をテレビで見ていましたが、山本太郎議員の発言が感動的でした。「アメリカと経団連にコントロールされた政治はやめろ! 組織票が欲しいか? ポジションが欲しいか? 誰のための政治をやってる?外の声が聞こえないか? その声が聞こえないんだったら、政治家なんて辞めた方がいいだろう! 違憲立法してまで自分が議員でいたいか? みんなでこの国変えましょうよ。いつまで植民地でいるんですか? 本気出しましょうよ!」すさまじい野次と怒号でした。国会は、何時から聞く耳を持たなくなってしまったのでしょうか。
 9月15日から3日連続で国会前に行きました。16日からは警察車両が歩道脇でバリケードを作っていて、15日は議事堂正面の横断歩道が渡れたのに、16日からは渡れませんでした。でも、若い人たちは元気です。彼らといっしょにコールしていると彼らの未来を何としても守りたい気持ちになります。 (でも、いっしょに1時間近くコールを続けていると、疲れますが。) 今後とも、よろしくお願いいたします。

<M.Yさん>(OB・男性)
 今回の闘いは広範な国民を結集したもので、久しぶりに「大闘争」を経験しました。ただ、生協をみると60歳以上の方の参加が圧倒的に多く、若い人の姿を見受けることが少なかった気がします。若い人たちにも参加できる仕組みを考えていかなければならないと思います。

<Y.Mさん>(現役・男性)
 まさに「誰でも参加できる生協のネットワーク組織」として、もっと多くの職員に知らせていければと思います。法廃止の取り組みに一致点(最大公約数)で皆さんが参加いただけるよう知恵と力を集められればと思います。

<E.Sさん>(OG・女性)
 これからはますます「生協だれでも9条ネットワーク」の活動は必要になってくると思います。私はマンションの自治会で始める「たすけあいの会」の立ち上げを手伝っていて、これからは結構忙しくなりそうです。今後も行動にはできるだけ参加したいと思いますので、よろしくお願いします。

<H.Yさん>(生協組合員・女性)
 この間の活動、本当にお疲れ様でした。 来年の夏に向けて、生協関係者も含めた市民運動の力の結集がますます重要です。 経済問題、国際問題に紛らわされず、本来の積極的平和主義をこの国にしっかり根付かせていきたいですね。裾野がようやく広がった安保論議が、その糸口になることを願っています。
 私もメンバーになっている個人参加の「NO!安保法制 東村山市民の会」では、お粗末な強行採決への抗議文書を準備中です。

ひと言集より(5)へ続く