(↓)の写真では、部分的に枝枯れしたように見えますが、これは木自身が意図的に枯れたものです。
ご存知のように、例えばタンポポは種子の綿毛で風に乗って遠い所に運ばれようとします。
同じように
アオギリは、種子ができた枝先「だけ」を「わざと」枯れさせ、種子に付いている舟形の袋状の葉(?)も同時に枯れさせて軽くして、それを羽代わりにして風で種子を遠くに運ぼうとします。 種の保存繁殖のために木自身が意図的に部分的に枯れるのです。 ご存知でしたか?
尚、アオギリの漢名は青桐とも梧桐とも書き、万葉集で大伴旅人が後者で詠んでおります。