和納中37年入学

同級生と和納と旅行をアップ。誰だか分かる?

浜菊60輪仕立て

2015-10-11 19:44:25 | 日記

いっせいに開いた浜菊の花。玄関脇に地植してたらデカくなりすぎて春に鉢に移した。だいぶ根を切ったが花の数60~70はあろうか。弥彦の「千輪仕立て」にはとうていかなわないが来年は100輪くらい咲くだろうか。 

「汽車がとまる。瓦斯(ガス)燈に「かしはざき」と書いた仮名文字が読める。予は下車の用意を急ぐ。三四人の駅夫が駅の名を呼ぶでもなく、只歩いて通る。靴の音トツトツと只歩いて通る。乗客は各自に車扉を開いて降りる。・・・・強いて頭を空虚に、眼を閉じてもなかなか眠れない、地に響くような波の音が、物を考えまいとするだけ猶(なお)強く聞える。音から聯想(れんそう)して白い波、蒼(あお)い波を思い浮べると、もう番神堂が目に浮んでくる。去年は今少し後であった。秋の初め、そうだ八月の下旬、浜菊の咲いてる時であった。」:「浜菊」

ネットで見つけた明治41年「浜菊」。伊藤左千夫は菊が好きだったのだろう。信越本線で浜菊が咲くころ柏崎番神岬を訪れたことも・・・「とにかく学生時代の友人をいつまで旧友と信じて、漫(みだり)に訪問するなどは警戒すべきであろう。」

8月に咲くのは狂い咲きだし、友人の悪口(?)小説は読後感よくない短編だった。でも、じきカキノモトの時期。浸しはシャキシャキ感あるのが最高、楽しみだな・・・。

 

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