mieのひとりごと。

生きていく。

小さな幸せを探しながら生きる。

2018年02月09日 09時50分28秒 | Weblog
隙間・・ほんの少しの隙間みつけて楽しむ。
それがないと生きていられない。

小さくてもいいから一日一度だけでも
楽しい・・幸せ・・と思える時間を作る。

好きなドラマを観る、スポーツを観る、
おいしいものを食べる、孫を抱く、孫の泣き顔、孫の健康、娘たちの健康
自分も無事に一日終わる。。。
コタツで暖まりながらお茶を飲む、友人になかなか会えないけど
会う計画を立てる、電話で話す、温泉で2時間だけ何もかも忘れる・・とか。

やらなきゃいけないことたくさんあり過ぎる。
実際、誰も助けてはくれない。
仕事したいけど今は父のこと、兄の事・・実家をどうするか
田んぼ、畑、茶畑をどうするか・・
頭がいっぱい。

父がこうなったのでちょっと相談した。
近所でお茶をやめた人にも聞いた。
いずれは農業委員会に相談することになる。

いつかは司法書士、弁護士とかお金がかかることになる。
成年後見人のことも。

家、土地・・辺鄙な場所にあるとホントに困る。
特に山奥の茶畑。

完全に父が施設に入ってからさらに不要なものを捨てて
掃除してスッキリしないと
あのごみだらけの家ではやる気が起きない。

重要なものはこだわり強い兄が必要以上に毎日確認するし、
父がおかしい・・と感じ始めたこの一年くらいは特に気を付けるように言っておいた。
大事なものは私が持っている。

昨日は、医師、ソーシャルワーカー、施設の担当者、ケアマネ・・・
10回以上電話があって何がなにやらわからなくなってしまった。

カンファレンスをして入居となる。
施設の担当の方に偏屈で頑固で自宅に帰る気満々で変わり者なので
やりにくいと思います。。と伝えた。
大丈夫ですよ、最初は大変だけど日に日に慣れていきます。
認知症は少しずつ進んでいくと思いますが、できる限りのことはさせていただきます。
・・と、心強い言葉。

・・実際どうなのか、一見普通、毎日畑に行って老人会にも行って
あちこち動いていた91歳がおとなしくできるだろうか、
体は調子悪いながらも自由に暮らしていて
ある日いつもの通院でそのまま入院、そして施設なんて・・・
暴れそう・・抜け出しそう・・。

ソーシャルワーカーは
一旦家に帰さないでそのまま入居のほうがいいと思います。
家に戻ってから説得するのは難しいし
戻っても数日でももう一人での生活は無理です。
と言ってました。

それは私も当然そう思います。
一般の「普通」が普通にできていないのだから。
母が施設入居してから
父と兄を離れさせないといつか何かが起きる・・とずっと思ってきました。
短気な父、拘りが強く、普通のことができない兄。
私も一緒にいるとイライラ。
何度か父が兄に暴力を受けて呼び出されたことがあった。

兄は痣をつくって、額にこぶ、口元を切ってしまったことも。
それがなくなる・・それだけでも安心。

父が入居者の方とうまくやって、スタッフさんを困らせないで
その生活に慣れることをひたすら祈る。
長生き・・・もう十分長生きなのであまり長引かずあの世に。。。と願う。
食生活も薬の管理もしっかりしてもらえるので
さらに長生きしそうだけど・・・
仏壇の花を替え、「どうか早めに・・」と手を合わせる。

普通の親子関係ならば
長生きしてね、お金があれば生きてるだけでもいいから
長生きしてね・・・って気持ちになるはず。
ちょっと違う。

この世に私がいるのも娘たち、孫に会えたの両親、先祖がいるからこそ。
それには感謝して
鬼父でもいまできることをやる。
そうする。

涙出る夜はそのまま泣くことにする。