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mieのひとりごと。

生きていく。

観劇。

2008年09月14日 19時28分42秒 | Weblog
演劇を観てきました。

昭和初めの盆踊りの夜、昔からの知り合いに会った鶴見りんは、この那須野に
移住してきた少女時代のことをかみしめるように思い出していました。
家族7人で遠い越後から「この広い大地を耕し、米を作る」
という希望に満ちてやってきたのはまだ疎水のない明治16年春でした。
行けば何とかなると聞かされてはいたものの、土地はすぐに手に入らない
疎水開墾社への力役も課せられる、
その上、「水もない」明日の暮らしもままならず、寝る間も惜しみ
食べるものをがまんしても大人も子供も一生懸命に働きます。
様々な苦難の中で、
りんはもう泣かないと那須野の大地に誓いますが・・・。

といった「あらすじ」です。
昔の那須野は石ころだらけの荒れ地。
それを苦労して疎水を作り、開拓をし一生懸命に生きてきた家族や
疎水作りに携わった人々のお話です。
常に水が満々を流れる疎水の歴史、この地域に生きてきた人々の苦難を
改めて知り、感動しました。
役者の皆さんの演技はホントに素晴らしかったです。
子役の子供達も長いセリフをよく覚えたね。
狐役の皆さん、笛の音色、劇にぴったりでした。素敵でした
子供達がすごくかわいかったです。
帰りにお客さんを見送りに出てきてくれて
かわいくって頭をなでちゃいました
素晴らしい演劇を魅せてくれてありがとう
・・これ見てないけどね、おばちゃん、感動したよ。

たまには感動しないとね。
ひさしぶりに演劇を観て
改めて、演劇って芸術だ・・と思いました。