先だって台風マーゴンが紀伊半島沖を通りすぎた影響で、原永地区前の千代崎海岸の砂浜が大きく侵食され、砂浜が相当量なくなってしまったという事態があります。

この写真で映っているのが翌日の状況ですが、この写真で映っている海の部分は本来砂浜です。ウェイクボード楽しむ人がいるなどしている海岸なのです。しかし、知らない人が見れば、これが普通だと錯覚してしまうほどの変容です。

この写真では小さくテトラポッドのように映っている石についても、普段見えることはありません。階段状の堤防についても、一番下の段は砂に埋まっているのが通常です。つまり、今回の台風で約1.5メートル近くの厚さで砂が沖に持っていかれてしまっています。
砂については、通常の波の運搬作用で徐々に海岸に戻ってくるとは言え、台風の通り方によってはこのようになってしまうことは、堤防の機能上も不安がないとは言い切れません。ちなみに堤防の下には矢板が打ち込まれているということです。
このようになってしまう状況に関して、土木事業で海岸の浸食を止めるという考えもあるでしょうが、やはり、他の方法や考えも検討すべきではないかと思います。
そのひとつは、河川からの砂の流入が減っているのではないかとい言うことです。河川の水量が減ることで、これまで川から運搬されてきた砂が運ばれることなく河川そのものに堆積し、河床の上昇にもつながっているのであれば、この点は検討すべきことではないかと思います。
別の見方では、伊勢湾の中で砂の採取があることで、それに対して周囲から砂が流入し、そのことが海岸の砂を結果として沖に持っていくことにつながっているのではないかということです。
どちらにせよ、時間のかかることになるかもしれませんが、ある意味で健全に回復する方向になるのではないかと思います。
ともかく、このようになった海岸にもし津波がきたらと考えると、ぞっとするものがあります。
また大切なことは、観光地の砂浜ではないけれども、身近な海岸が、鈴鹿の景観が、鈴鹿の自然がこのようになっていることに、ひとりでも多くの市民の方に関心を持ってもらうことと思います。

この写真で映っているのが翌日の状況ですが、この写真で映っている海の部分は本来砂浜です。ウェイクボード楽しむ人がいるなどしている海岸なのです。しかし、知らない人が見れば、これが普通だと錯覚してしまうほどの変容です。

この写真では小さくテトラポッドのように映っている石についても、普段見えることはありません。階段状の堤防についても、一番下の段は砂に埋まっているのが通常です。つまり、今回の台風で約1.5メートル近くの厚さで砂が沖に持っていかれてしまっています。
砂については、通常の波の運搬作用で徐々に海岸に戻ってくるとは言え、台風の通り方によってはこのようになってしまうことは、堤防の機能上も不安がないとは言い切れません。ちなみに堤防の下には矢板が打ち込まれているということです。
このようになってしまう状況に関して、土木事業で海岸の浸食を止めるという考えもあるでしょうが、やはり、他の方法や考えも検討すべきではないかと思います。
そのひとつは、河川からの砂の流入が減っているのではないかとい言うことです。河川の水量が減ることで、これまで川から運搬されてきた砂が運ばれることなく河川そのものに堆積し、河床の上昇にもつながっているのであれば、この点は検討すべきことではないかと思います。
別の見方では、伊勢湾の中で砂の採取があることで、それに対して周囲から砂が流入し、そのことが海岸の砂を結果として沖に持っていくことにつながっているのではないかということです。
どちらにせよ、時間のかかることになるかもしれませんが、ある意味で健全に回復する方向になるのではないかと思います。
ともかく、このようになった海岸にもし津波がきたらと考えると、ぞっとするものがあります。
また大切なことは、観光地の砂浜ではないけれども、身近な海岸が、鈴鹿の景観が、鈴鹿の自然がこのようになっていることに、ひとりでも多くの市民の方に関心を持ってもらうことと思います。
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