大工風の道

仮設住宅ってわけでもないけれど、
ま、しばらくここで様子みようっと。

予定

2005年12月09日 | 見聞録
もっと早く帰る予定だったが、結局、夜10時をまわり、まだ片付けが終わらない。
なんとか、塗装工事の下地の「プラスターボード」を張り終え、K保氏と一息つく暇もなく、道具をまとめる。

おまけに、ガラスブロックを、厨房と、店の間の壁に取り付ける作業まで始めてしまった。

どうも、「予定」はたてるものの。そのとおりにいくことなんて、滅多にない。
工事の大小に関わらず、決まってどんどんずれ込み、施主さんに迷惑をかけ、自分たちも苦しい思いをする。
学習機能もあるつもりだが、それ以上に、予想外の「遅れる要因」がついてまわる。

「予定は『未定』であって…」とは、よく聞いた言葉だが、今週、こうやって、「パン屋」の造作(ぞうさく)工事にくる予定なんて、一週間前にはなかったし、来週どうなるかなんて、まして来年どんな仕事をするかなんて、あくまで「予定」でしかない。

ふとしたことで、変わってしまう。
それも人生だなあ。としみじみかみ締めながら、深夜、いつもの道、車を走らせた。
明日からは通らない道。