大事小事―米島勉日記

日常起きる小さな出来事は,ひょっとして大きな出来事の前兆かも知れません。小さな出来事に目を配ることが大切と思います。

NHKのメイン・キャスターの知能程度―北極の氷山が融けて潮位が上がる?

2012年09月22日 17時50分40秒 | 地球環境

9月20日夜9時のNHKニュースウオッチ9の終わりの方です。
女性キャスターが,北極の氷が消滅した,と云うのに,メイン・キャスターが,「潮位が上昇しますね」と深刻そうな顔で応じていました。

北極や南極の氷山が温暖化の影響で融けて,潮位が上昇するから,南太平洋の島ツバルが水没の危機に瀕している。というのは今や悪名高いアル・ゴアとIPCCのパチャウリが流した全くの虚報であることが広く認められています。
ネットで確認すると,すでに2007年頃の記事として,この問題が虚報であることを明らかにしています。
そんなことをせずとも,アルキメデスの原理を知っている小学生ならば,水面に突き出ている氷山が融けても,水位は上がらないことを理解しているはずです。
にもかかわらず,NHKのメイン・キャスターは,北極の氷が溶ければ,潮位(水位)が上がる,と云うのです。
かつて温暖化論議がかまびすしかった頃,NHKは殊更に温暖化を誇張して,例のアル・ゴアの「不都合な真実」を下敷きにして,氷河が海に崩れ落ちるところや,北極グマが小さな氷の上に取り残される映像を,それこそ執念深く流していました。黒柳徹子は,「シロクマさんが可哀想」とセンチメンタルに云っていましたっけ。(歌まであった?)

この頃は,こうした映像をとんと見かけなくなりましたね。いずれ,この一時の温暖化狂想曲の総括をするべきでしょう。
繰り返しますが,こんな誤報を未だに続けているNHKのメイン・キャスターの知能程度に哀れみすら感じます。