不登校が輝く日

子供2人中学時不登校でした。

byウパリン

子供のキモチ

2016-04-11 20:57:29 | 日記
 春休みに入る前のこと、恐る恐る「2年生からは行くよね」と次男に言ってみたら

 「2年生になって1週間半くらい経ってから行く」と。

 母「1週間半~?なんで? 行くんなら最初から行った方がいいんじゃないの?」

 次男「始業式からは嫌だ。そんなキリのいいところから行き始めたら怪しまれる」

 母「は?怪しまれる?何を」

 次男「それくらい理解しろ!怪しまれるだろ!わかるだろう!」と切れ気味。


 母(えーっと、不登校じゃないかと怪しまれるということでしょうか・・・(・o・)

    もう皆にそう思われてるに決まっているのでは・・・・・)

 と思ったけれど、それ以上何も言わず。

 母「でもクラス替わって途中から行くより最初から行った方が行きやすいと思うけどー

   始業式から行きなよ-」

 次男「いやだ。始業式からは絶対行かん」

 母「んー、じゃあ、終業式から行ったらどう」

 次男 「・・・」

 そこへお兄ちゃんが出てきて

 兄「終業式から行った方がいいぞ。その方が絶対行きやすいぞ。終業式から行けよ!」

 母「経験者のお兄ちゃんがそう言ってるんだよ」

 お父さんも出てきて

 父「何、終業式から行くのか?」

 次男「う・・・」

 そして終業式に行くことになってしまった次男。

 逃げられないと思ったのか、制服を着てお父さんの車で学校の近くまで送ってもらい、自分で歩いて門をくぐって行った。

 しかし、教室には入らず、保健室へ直行したそうだ。

 そして終業式にも出ず、皆がホームルームやってる間に早退。

 帰ってから自分の部屋に直行し、制服のシャツを家庭科の裁ち切りばさみで切り刻んでいた(;_;)


 ごめんよ、、、そんなに嫌だったんだね、、、


 春休み中は穏やかに過ごしていたが、始業式の前夜、墨汁を手に持って、「無理矢理行かせるなら今度は制服に墨汁かける」と。

 母「わかった、わかった、行かなくていいから・・・(T_T)」

 

 始業式の日の夕方、学校へ出向いて新しい担任と学年主任と面談。

 クラス名簿と大量の教科書をもらって帰る。

 母「新しい担任の先生、△先生(若い女の先生)だった」

 次男「・・・」無言


 そして、今夜その△先生から電話あり

 先生「係決めをしないといけないんですけど、次男君のやりたい係とかやりたくない係とかの希望があれば聞きたいのですが」

 母「ちょ、ちょっと待ってください」

 母「△先生から電話だよ、出る?」(どうせ出ないだろう)と思いながら一応聞いてみたら、なんと「出る」という。

 そして、次男、電話口で先生と笑いながら普通に話している!(@_@)

 次男「係ですか?基本何でもいいです。あっ、大勢でやる係がいいです。え?得意教科ですか?英語くらいですかねえ」


 え?え?この前学年主任の先生(おじさん)が家庭訪問してくれたときは、部屋から出ようともしなかったのに・・・マジで?何この差は

 


 親としては、『始業式から行けなかったら途中からなんて敷居が高くなって益々行けないじゃん!』と思うのだが

 子供の感覚は違うのか?

 なぜか「1週間半後」、約十日後ってことらしい。

 本当に行くんだろうか。行くと決めても行けないかも知れない。

 無理強いは禁物。

 子供のキモチを尊重しなきゃね。

 親からすると全く理解不能な子供のキモチではあるが(´д`)