備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

『JCS in concert』オーブ再演

2021-07-19 13:08:17 | コンサート感想
前回の感想はコチラ

マイケル@ジーザス
”what the buzz”の第一声。
これが、大変にキレイな英語。
あー、こういう尊い、高貴な路線なのか。

”Gethsemane”の、
正月のコンサート、再現。
ちょいちょい、アレンジを
加えた歌い方で、譜面通りで無い。

でも、サビに掛けての、
シャウト加減は、マイリー感。
韓国ミュージカル路線、
というか、感情過多な演技プラン。

で、間奏の無音で、
フライング拍手が無い、
良く、訓練された客席感。


ラミン@ユダ
こんなハスキーな声だっけかな、
と思いつつ、歌よりは台詞かも、と。

一曲目の”Heaven~”から、
台詞でメロディ無視、もとい、
ラミン・アレンジと安定のラミン節。

独特アレンジは、最後まで続き、
そして、いつの間にか死んでいた。

”Superstar”
で、いつの間にか、復活。

ここで、初めて、ユダを見たけど、
黒Tシャツとか、なんて、簡易な衣装。


セリンダ@マリア
”Everything~”の説得力。
ファンテやクリスティーヌ
女優なので、声に説得力が
有るマリアだろうな、と思ったら、
そこは期待を裏切らない。

からの、
”I don't know~”
声の力強さが、更に。

『何をしたら良い?』ではなく、
『何かしてあげる』系マリア。


藤岡@ヘロデ
ずっと、舞台に居る。

”ヘロデ王の歌”
出だしから、客席を煽る。
拍手、強要。

歌詞のタメ方が、洋楽っぽさ。
時に、メロディ無視したアレンジも。

柿澤氏に通じる、英語の歌を
歌い慣れたカンジが有る。

間奏では、謎のアドリブで、
客席アピールしたり。

ま、この1曲しか、
見せ場が無いから、余計に。


宮原@カヤパ
低音が魅力的なこの役で、
実際、この音が出せる声楽配役。

ただ、英語の発音が。
前任者の滑らかな発音イメージが、
強いので、そこだけは比較してしまう。


テリー@ペトロ
”Arrest”でやっとソロ。
高音で被せてくるタイプ。

からの、”Denial”
アラジン、だな、
という爽やかな歌声で、
サラッと、否認する。

”Could we start again please?”
でも、その高音は健在で、
マリアの上のパートをいく。

マリアが下なのか。


柿澤@シモン
狂信者な雰囲気は大変に伝わった。
ミュージカル発声ではなく、
ロックっぽさが、より効果的に。

普段のコンサートから、
そういう選曲で、
なおかつ、英語で
歌ってるイメージをそのままに。

メルヒオールを、
ふと、思い出す。


アーロン@アンナス
異様な高音イメージが、
あるイメージのアンナス。

決して、高音では無いのに、
歌唱力に説得力が有るのは、
やはり、バルジャン俳優だからなのかも。


大塚氏。
アンサンブルだけど、
今回、一番、ソロが有った気が。
前回のムーチョ・ポジかな、と
思われるけど、声が良い。

そして、その髪型。


キャストを一部、変更しての再演。
それが、成功なのか、失敗なのか。

どうしても、前回のを
比べてしまうけど、
コレはコレで有りかな。

ピラトさえ、変わらなければ。




ロベール@ピラト
基本は3階で座っているピラト、ガン見。

1幕は体を左に傾け、
結構、舞台の方を見てる。

膝の上の手の状態は、

グー。
手を重ねる。
指を組む。
両腕を組む。

この4パターンで、
曲によって姿勢が変わる。

2幕は状態を右にし、
あまりステージの方を観ない。
照明もあまり当たらなくなる。
手の位置もほとんど、グー。

前回、やっていた腰掛けての
足をプラプラが無くなった。

”Heaven on their minds”で、
最初だけ、一緒に手拍子を。
が、直ぐにやめてしまう。
で、ちょっと、ウロツく。

”Poor Jerusalem”
が始まる頃から、
ちょっと前のブロックに。

”Pilate dream”で、
そのまま、2階まで、階段を降りる。

訥々と、語るように、
夢の話をするピラト。

完全に台詞歌になっており、
コンサートなのに、か、
コンサートだから、か、
表情の演技を入れてくる。

最後の『blame』の、責務感。
責められてる、な、と。

その時の手摺りを使って、
降りていく様が、若干、ヨタってる。
なお、むしろ、登る方が大変。


1幕最後の、
”Damned for all time”
間奏のリードのソロで、
2階までやってきたユダが
来たときにシッシッと、追い払うピラト。

そんなリードのソロを
わざわざ煽りに来たのに、
追い払ってしまうなんて。


2幕は歌が多いので、
基本、省エネ演技。


”Pilate and Christ”
省エネモードなうえ、
ライトの目潰しで見えず、
つい、ペトロを見ていた。

で、ここの出番を忘れていて、
階段を降りる所を見逃した。

気づいたら、ジーザスの前に。
(ピラトの元へ、
って、散々歌ってたけど)

ここの、台詞だけど、
ちゃんと、メロディに
乗せて、歌うカンジが好きで、
『勝手にしろ』と言って、
去っていく、カンジが更に。

”Trial”
もう、ひたすら、苦しそうに、
苦悩しながら、歌うピラト。


”39”
5単位で変えてくる。

それは、演技だったり、
数字の言い方だったり、
手の上げ下げだったり、
首の角度だったり。

最後の『innocent puppet!』を
もう、振り絞るようにシャウト。

で、スーパースターの前で
やっと、ステージから退場。

長かった、舞台占有率の高さ。

カテコ
結構、マリアとフレンドリー。
最後、ジーザスとドツきあうピラト。
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