昨日セ・リーグの全日程が終了し,各タイトルが確定しました。
ドラゴンズは主砲ブランコが本塁打王と打点王の2冠を獲得
(テレビで「初の受賞」と言ってたけど,当然だろ),
投手部門では最多勝を吉見投手が,最優秀防御率をチェン投手が,
セーブ王(セーブポイントって廃止されたの?まあ救援勝利って
前の投手の勝ちを潰した投手が得るケースも多いですもんね)
を岩瀬投手が獲得しましたが
なんか,「投手王国」という代名詞に微妙に蔭りを感じた
シーズンでした。
岩瀬投手,新人の年から活躍もセットアッパーの時代が長かった
とはいえたった3度目の獲得(3年ぶり)とは意外。
中国代表・チェン投手の著しい飛躍が球史に刻まれましたね。
1点台の防御率をシーズン最後まで維持したのは快挙中の快挙,
この40年間では奇跡の1点未満を記録した村山実氏に次ぐ
2番目の記録となりました。
これだけタイトルホルダーが投打に揃いながら
それほどめでたさを感じないのは,やはり
ジャイアンツに大きく水を空けられて優勝を逃したからでしょうか。
そのジャイアンツはガッツ小笠原選手が打点王争いに
最終戦まで絡みましたが,結局燕からかっさらってきた
ラミ砲の首位打者のみ。投手陣にいたっては
高橋尚成投手の5連勝でギリギリ「日本人投手の2桁勝利ゼロ」
を免れるのがやっとという体たらくですが
達成感としてはリーグ優勝のほうが上かなぁ…。
やはりこのもやもや感は,日本一奪回で晴らすしかないですね。
第2ステージは上位チームアドバンテージ(下位ハンデ)がある上
引き分けも負けと同じルールですから初っ端2連勝してようやく
トントンになるくらいの厳しい条件。
しかも今年は第1ステージの相手が2年連続負け越しの
スワローズ相手。正直負けるイメージは全くわきませんが,
手の内を隠したまま楽勝で第1ステージ突破しようとして
足をすくわれることのないようにしなければ…
と,道のりは険しいですが,「あと3週間(力関係が)同じ
でいるわけないだろ」と毒を吐いたあの日から時間が流れ
ずいぶんとペナントレース敗戦のショックは薄れてきました。
日本のプロ野球ファンの多数派に顰蹙を買うような
原さんとG党の夢ぶっ壊しシリーズを落合竜が見せてくれるよう
祈りたいと思います。
巨人・ラミレスが初の首位打者 セ・リーグ全日程終了(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース
ブランコが2冠=チェンは1.54で最優秀防御率-セ・リーグ個人タイトル(時事通信) - Yahoo!ニュース
▽打者部門
・ [首位打者・最多安打]ラミレス(巨人)….322
・ [本塁打王]ブランコ(中日)…39
・ [打点王]ブランコ(中日)…110
・ [最高出塁率]青木宣親(ヤクルト)….400
・ [盗塁王]福地寿樹(ヤクルト)…40
▽投手部門
・ [最多勝]吉見一起(中日) | 館山昌平(ヤクルト)…16
・ [最優秀防御率]チェン(中日)…1.54
・ [最多セーブ]岩瀬仁紀(中日)…41
・ [最優秀中継ぎ投手]山口鉄也(巨人)
・ [最多奪三振]ルイス(広島)…183
立浪に特別賞=プロ野球セ・リーグ(時事通信) - Yahoo!ニュース
▽特別賞
・立浪和義内野手(中日)歴代7位の2480安打を記録し、今季限りで現役を引退
▽最優秀監督賞
・原辰徳監督(巨人)リーグ3連覇と日本代表監督を務めたワールド・ベースボール・クラシックでの優勝)
▽スピードアップ賞
・三浦大輔投手(横浜)投球テンポの良さなどで試合時間短縮に寄与)
▽審判員奨励賞
・名幸一明審判員(審判員12年目。クライマックスシリーズにも初出場する予定で、さらなる飛躍が期待される)。
パ・リーグのタイトル獲得者ひと言 - 野球 - SANSPO.COM
ハム中田外野転向プラン、左翼をテストか(日刊スポーツ) - goo ニュース
イースタンでリーグ新の30本塁打、同タイ記録の95打点
って,すごいですね…。
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