驚きましたが,やけに納得の引退宣言。
即引退ではなくて今季中は現役を続けるわけですからね。
この日の滓牛戦で,2-1でリードの2回に2号ソロを放つや
「28年間存分に野球を楽しんだぜ
今年でユニフォームを脱ぎます打法」と命名,
その後も6-4の7回に3号ダメ押し満塁本塁打。
ヒーローインタビューのお立ち台で
「今日、ヒーローインタビューという最高の舞台で報告したいことがあります。
阪神タイガースで11年,メジャーで3年,
日本ハムで3年…
今シーズン限りでユニフォームを脱ぐことを決めました」
打法に28年(6歳時~)とつけるのなら西日本短大付属高校の名前も
出して欲しかったとか,ユニフォームを脱ぐと言っても毎日
着替えてるでしょとか,自分の姿を焼き付けて欲しいという
言い方は微妙に自分で言うな的表現だなとか
どうでもいい屁理屈ツッコミが頭の中を
駆けめぐりつつ,彼らしいなとすごく納得してしまいました。
この試合の4打数2安打を加味しても今季2割ちょうどという
打撃は衰えていると言えば衰えたのかもしれないですけど
もともと打撃はアベレージを求められてはいないと思いますし
自慢の脚も出塁してなんぼのものとはいえ
周知のとおり
守備やムードメーカーとしての影響力は絶大なものがあるわけで,
経営サイドとしても大杜啓二オーナーが
即「全力で慰留に最大限の努力をいたします」とコメントを
出したのも当然のリアクションでしょう。
来年も選手を続ける力が無いことを思い知った末の表明ではなく
シーズン途中で引退を表明するのはメジャー流,
自分を目当てで来てくれる観客が少なくない
チームの人気を引っ張ってきた自覚があってこそ,
その期限を区切ることで残りのシーズン,1人でも多くの
お客さんに球場に足を運んで欲しいという思いがよくわかります。
また,ヒーローインタビューのお立ち台での引退表明も
試合を見に来てくれた人に真っ先に話すわけですから
球場に行けば何かが見られるという期待を持たせてくれる
彼の数々のパフォーマンス精神と一貫してますね。
「野球のセンスがないから辞める(Jリーグへ行く)」と
言い出したタイガース時代とはまるで別人だなと思います
(意外性の選手という点では後にも先にも彼1人,
稀代の存在という感じですが)。
「まだやれる」と「引退やむなし」と
ファンの意見はさまざまですが,短期シリーズやオールスターならともかく
1年のシーズンを客寄せのためにベンチで過ごす選手ではありませんから
スタメンを維持するのが現時点で「いっぱいいっぱい」なら
結論は既に出ているといえますし,
客を呼ぶという“使命”を果たせたと思ったのなら
“卒業”も許されるべきでしょう。
また,シーズン終盤になって優勝争いが見えてきたら
引退の話はチームの勢いに水を差しかねませんし
ペナントレースから脱落かというタイミングで表明しても
一時的なカンフル剤か?ってことになりますから
3月25日の地元開幕戦で4万3千人の満員となり
「札幌ドームを満員にするためにやってきた。
自分の役目は終わったと思った」
と開幕早々に3年間のファイターズ生活を完結させる
決断をするのも,彼の立場からしてもキャラクターからいっても
非常に彼らしい判断だったと思います。
指揮官としては,彼を1試合でも多くファンの前に見せるという
使命と後進の起用・育成の両立を考えないといけないので
去年の佐々木引退試合騒動の牛島監督くらい悩ましいかもしれませんが…。
(大相撲の小錦=現KONISHIKI=関は引退表明をしたとたん,
相撲協会から即刻引退を宣告され
その場所の残りの日の取り組みを組んでもらえませんでしたが)
ただ惜しむらくは…ホームゲームとはいえ,東京ドームの試合かよ。
そんなに観客も入ってなかったし(発表12,560人)。
せっかくなら札幌ドームでやるべきだったでしょうね。
阪神時代,巨人戦の代打でプロデビューした東京ドームでと
考えていたというのなら仕方ないのかな…そのへんは
ファンサービス,アピールを第一に考えてきた新庄選手にしては
ちょっと個人的すぎるこだわりのような気がしました。
Wikipedia 新庄剛志 さすが…もう更新され引退表明のことが追記されてます。
■一方われらがドラゴンズ,
中田-岩瀬の完封リレー&福留アレ砲の炸裂でタイガースを屠り
3-0の完封勝ちでアッヒャッヒャッヒャのカード3連勝。
前の3連戦ではどでかい逆転勝ちを連発してトラの皆さんには
お気の毒と思ってしまいましたが,こちらとしましても
一昨年までのお客さんは大事にしないと。
ぜひともナゴヤドーム恐怖症をフラッシュバックしていただいて
貯金を稼がせていただきたいと思う所存でございます。
この時期に観客数が3万を切っているのは寂しいですが
テレビ画面で見る限りではまずまず入っている感じなので
この調子で頑張ってほしい。
あと,落合監督には運を逃がすような失言に気をつけてほしい。
ジャイアンツが8連勝なんかしちゃったりしてますけど
その発端が巨人・亀田の無死一、三塁での三振を
「うち(中日)はああいう野球をやってはいけない。
ゴロにさえすれば併殺打でも1点が入る場面。三振では何も生まれない」
と皮肉った発言で発憤した翌試合からだと言われてるくらいですからね…。
プロ野球優勝予想&ポスト小泉も予言するわよ!
日本野球機構ホームページ
スポーツナビ/WBC
中日ドラゴンズDragons Official Homepage
70周年記念 歴代選手・背番号検索など面白いページ開設。
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プロ野球選手写真名鑑 (2006年) 日刊スポーツ出版社
ドラゴンズファンブック (2006) 中日新聞社
即引退ではなくて今季中は現役を続けるわけですからね。
この日の滓牛戦で,2-1でリードの2回に2号ソロを放つや
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その後も6-4の7回に3号ダメ押し満塁本塁打。
ヒーローインタビューのお立ち台で
「今日、ヒーローインタビューという最高の舞台で報告したいことがあります。
阪神タイガースで11年,メジャーで3年,
日本ハムで3年…
今シーズン限りでユニフォームを脱ぐことを決めました」
打法に28年(6歳時~)とつけるのなら西日本短大付属高校の名前も
出して欲しかったとか,ユニフォームを脱ぐと言っても毎日
着替えてるでしょとか,自分の姿を焼き付けて欲しいという
言い方は微妙に自分で言うな的表現だなとか
どうでもいい屁理屈ツッコミが頭の中を
駆けめぐりつつ,彼らしいなとすごく納得してしまいました。
この試合の4打数2安打を加味しても今季2割ちょうどという
打撃は衰えていると言えば衰えたのかもしれないですけど
もともと打撃はアベレージを求められてはいないと思いますし
自慢の脚も出塁してなんぼのものとはいえ
周知のとおり
守備やムードメーカーとしての影響力は絶大なものがあるわけで,
経営サイドとしても大杜啓二オーナーが
即「全力で慰留に最大限の努力をいたします」とコメントを
出したのも当然のリアクションでしょう。
来年も選手を続ける力が無いことを思い知った末の表明ではなく
シーズン途中で引退を表明するのはメジャー流,
自分を目当てで来てくれる観客が少なくない
チームの人気を引っ張ってきた自覚があってこそ,
その期限を区切ることで残りのシーズン,1人でも多くの
お客さんに球場に足を運んで欲しいという思いがよくわかります。
また,ヒーローインタビューのお立ち台での引退表明も
試合を見に来てくれた人に真っ先に話すわけですから
球場に行けば何かが見られるという期待を持たせてくれる
彼の数々のパフォーマンス精神と一貫してますね。
「野球のセンスがないから辞める(Jリーグへ行く)」と
言い出したタイガース時代とはまるで別人だなと思います
(意外性の選手という点では後にも先にも彼1人,
稀代の存在という感じですが)。
「まだやれる」と「引退やむなし」と
ファンの意見はさまざまですが,短期シリーズやオールスターならともかく
1年のシーズンを客寄せのためにベンチで過ごす選手ではありませんから
スタメンを維持するのが現時点で「いっぱいいっぱい」なら
結論は既に出ているといえますし,
客を呼ぶという“使命”を果たせたと思ったのなら
“卒業”も許されるべきでしょう。
また,シーズン終盤になって優勝争いが見えてきたら
引退の話はチームの勢いに水を差しかねませんし
ペナントレースから脱落かというタイミングで表明しても
一時的なカンフル剤か?ってことになりますから
3月25日の地元開幕戦で4万3千人の満員となり
「札幌ドームを満員にするためにやってきた。
自分の役目は終わったと思った」
と開幕早々に3年間のファイターズ生活を完結させる
決断をするのも,彼の立場からしてもキャラクターからいっても
非常に彼らしい判断だったと思います。
指揮官としては,彼を1試合でも多くファンの前に見せるという
使命と後進の起用・育成の両立を考えないといけないので
去年の佐々木引退試合騒動の牛島監督くらい悩ましいかもしれませんが…。
(大相撲の小錦=現KONISHIKI=関は引退表明をしたとたん,
相撲協会から即刻引退を宣告され
その場所の残りの日の取り組みを組んでもらえませんでしたが)
ただ惜しむらくは…ホームゲームとはいえ,東京ドームの試合かよ。
そんなに観客も入ってなかったし(発表12,560人)。
せっかくなら札幌ドームでやるべきだったでしょうね。
阪神時代,巨人戦の代打でプロデビューした東京ドームでと
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前の3連戦ではどでかい逆転勝ちを連発してトラの皆さんには
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この調子で頑張ってほしい。
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「うち(中日)はああいう野球をやってはいけない。
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と皮肉った発言で発憤した翌試合からだと言われてるくらいですからね…。
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突然すぎてビックリですね。
球団も監督も驚いているみたいで・・。
なんでこの時期なのだろう?なんで札幌じゃないんだろう?疑問ですね~。
それもまた新庄らしいのかな?
おそらく体力的な限界は前から感じていて,
本人の言葉通り地元開幕戦で引退を決断し,
ホームランを打ってお立ち台に立てたら
その試合ですぐ言おうと決めていたのかなと思います。
あの試合が負け試合になってたら当然ヒーローインタビューもなく,試合後のバタバタしたインタビュー(立ち取材か緊急記者会見)になっていたところ。結果オーライも新庄選手らしいと思いました。