
もう明日5日から店頭に並ぶそうですね。
これに対して速攻で潰しにかかる動きが。


また,なにやってんだか。95年から昨年までの13年間で
死亡報告は16件。モチや飴玉のほうがのどに
つまらせる事故はよっぽど多いのに,欧米韓国が禁止してる
からっていかにも正義のように一部企業を叩くかと。
といったことは,
こんにゃくゼリーアホ規制やめなさい(10/13)
でも既に書いたとおりなんでございまして,今回も
> 声明では、「客観的なデータに基づいて安全性が担保されない限り、
> 安易に製造・販売を行うべきではない」
そんなこと言ってたら,どんな食べ物にだって危険性は
あるわけで,この論理でいったら一度目をつけられたら
販売終了に追い込まれるまで「危険性が否定できない」と,
なんくせつけることが可能じゃないかと。
ちゃんと他の食品についても公正に検証しているのか
危険度についての認識はおかしくないのか
この「ユニカねっと」に電突したくさえなりましたが
とりあえず相手を知らなければと,HPを見てみました。
ユニカねっと http://shin-jitsugen.sakura.ne.jp/ 連絡先 事務局長 弁護士 拝師 徳彦 260-0013 千葉市中央区中央4-8-8 日進ビル4階 千葉マリン法律事務所 電話 043-225-6665 |
ミニカップ入り(一口サイズ)こんにゃくゼリー販売再開に対する声明
2008年12月1日 消費者主役の新行政組織実現全国会議(ユニカねっと)
添付の
ミニカップタイプのこんにゃく入りゼリーによる事故防止のために(国民生活センター)
この資料と合わせて声明を読んでみると,
・マンナンライフ1社を狙いうちにしたものではない。
・注意書きでは事故を防げない(口に飛びこみやすい)
ミニカップ入りこんにゃくゼリーだけを対象にしている。
・メーカーが自己判断で販売再開するのではなく
行政が公正中立な立場で安全性を確認する商品テストを行うべき。
といった主張にはいちおう筋が通っているように思えます。
ただ,
・死亡事故の実例5件のうち2件は心臓疾患の患者や老人に
スプーンで食べさせている際に気道に詰まらせて亡くなったもので
そもそも食べさせるべきでない(ダイエットの必要もなかろうに)
ものを食べさせたために起こった事故という感が否めない。
・マスコミも一向に改めない(カッコ付きの表記さえしない)が,
マンナンライフが「フルーツこんにゃく」という名称を使い
ゼリーのように溶ける食品という誤解を避けようとしているのに
こんにゃくゼリーという呼び方を一向にやめない。
など,抗議・バッシングありきで
動いてるんじゃないかと感じる面もなくはないですが。
消費者問題の防止・解決に縦割り行政が障壁になっている
という批判対象の象徴にデザートこんにゃく問題がなってるだけに
細かいところには目をつぶってとにかく危険性を言い募る,
安全を担保するしくみができあがるまでは
こちらの意義・使命は達せられないのだと。
消費者庁設立の御用団体というかね…

> ギョーザへの薬物混入、こんにゃくゼリーなど…恐ろしい食品被害
消費者が防ぎようもない毒物混入と同列に挙げて
「怖ろしい食品被害」と断罪し,
トップページで
「被害が続いているのにどうして対策をとらないの?」
と行政批判するのに,人がバタバタ死んでいるような絵をつける
こういった神経には
相いれないものがありますけどね。


のどに詰まらせて死ぬ人が出る確率は

死ぬか人を殺す人が出る確率より低いと思いますけど
僕自身がいつか(よっぽど体力が落ちていて
しかもそれを自覚できずにいて
なおかつ菎蒻畑を食べようとして)何かの拍子に
デザートこんにゃくがのどに飛びこんで窒息する可能性もなくはないですから
マンナンライフには販売再開の前には
慎重に慎重を重ね,
スポッとのどに詰まるようなことのないよう
万全を期していただきたいと思います。
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