阪神ＪＦ2006予想■今週もＤが？！

マイルＣＳのダイワ＆ダンス，ＪＣのディープ＆ドリームと
２週続けてＧＩはＤＤワンツー，私の◎○で決まりました。
この勢いで，私の◎は，今週も…！

■阪神ジュベナイルフィリーズ(ＧI)
12/03(日) 3回 阪神 2日目　11R
2歳 ○混 牝○指(馬齢54.0kg) 芝1600m 18頭発走：15:40
本賞金：6000、2400、1500、900、600万円
1■ 1　テンザンコノハナ 　角田晃一 松永昌博 73.8 13
1■ 2　ウオッカ　　　　　　四位洋文 角居勝彦 8.9 3
2■ 3▲ルミナスハーバー　　小牧　太 橋口弘次 6.9 2
2■ 4注ホットファッション　中舘英二 戸田博文 125.3 18
3■ 5注ピンクカメオ　　　　蛯名正義 国枝栄 21.8 6
3■ 6　キャッスルトン　　　高田潤 松田博資 111.7 15
4■ 7　マイネルーチェ　　　幸英明 上原博之 51.0 11
4■ 8△ハロースピード　　　岩田康誠 相沢郁 9.3 4
5■ 9　アストンマーチャン　武　豊　 石坂　正 1.8 1
5■10　コスモベル　　　　　モンテリ～ゾ 西園正都 82.1 14
6■11　メジロアダーラ　　　スボリッ 大久保洋 114.7 16
6■12　クラウンプリンセス　プラード 橋口弘次 31.8 9
7■13　バクシンヒロイン　　藤岡佑介 田所秀孝 123.1 17
7■14◎ディーズメンフィス　勝浦正樹 藤原辰雄 71.3 12
7■15　ジーニアス　　　　　横山典弘 安田隆行 46.6 10
8■16○イクスキューズ　　　藤田伸二 藤沢和雄 14.6 5
8■17注ローブデコルテ　　　福永祐一 松元茂樹 26.3 7
8■18注ハギノルチェーレ　　武幸四郎 山本正司 28.7 8　

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それにしても，何戦も勝てずに前走ようやく未勝利戦を勝ち抜けたとか
いう馬が単勝100倍以上つくのは当然としても，
そんなにこの時点のメンバー，オッズほどの差がついているようには
思えないんですが，かなりはっきりと人気に序列がついてますねぇ…
また，中には私にとって意外な数字の馬も見られますし。

とにもかくにも，このレース，まず第一のポイントは
アストンマーチャンの取捨。
私は，武豊Ｊ，ファンタジーＳでなんてレースをしちゃったの
というのが第一の感想。

たしかに，あのレースではあと２Ｆの延長どころか
コース１周余計に回ってもマーチャンが勝っただろうと思わせるくらい
強い勝ち方でしたが，
新馬戦ならともかくＧＩ前の重賞で５馬身0.8秒差の圧勝は
やりすぎ。
そんなに頑張らなくても力の差を見せつけることは
できたでしょうに，クロフネにしてもサイレンススズカにしても
強い馬に乗ると必要がなくてもぶっち切り勝ちしてしまうのが武豊という男。
その強い勝ち方の記憶が，後々になっても馬の価値を高めることになるので
悪いとはいいませんが，私はこの阪神ＪＦでAマーチャンに◎は打てません。

過去１０年を振り返っても，
福永ユーイチ君がピースオブワールドを人気通り勝ちにもっていき
　（04年の１番人気ラインクラフトは３着）
東のユタカこと吉田豊Ｊが96年２人気メジロドーベル，04年８人気
　ショウナンパントルを勝たせているのに比べ，
世界のユタカは，シーキングザパールに去年のアルーリングボイスと
　１番人気馬を見事に馬群に沈め，全～然，馬券にも絡んでいないんですから。

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では，どの馬に重い印を打つのか？
新装なった阪神競馬場，かつての２コーナーポケットがなくなり
３・４コーナーのみの長い直線＆大きなコーナーとなった
外回りマイルコースを見るに，マイル以上の距離経験は重要と見ます。

マイル以上経験あり△，連対あり○，勝ちありを◎とすると
◎(2)(3)(6)(7)(12)(14)(15)(16)(17)
△(18)

さらに，２勝以上なければ勝ちはないと見ていいでしょう。
未勝利戦勝ちのみという馬は当然ここで消えます。
○(3)(4)(5)(8)(9)(11)(14)(16)(18)
　※(9)Aマーチャンはメンバー中唯一の３勝馬

この２点だけでも(3)(14)(16)の３頭に絞れてしまいます。

◆関東馬は特に不利ではない。
　連対率からいえばむしろ優勢。

◆デビュー後早い勝ち上がりが望ましい(極力デビュー戦か２戦目)

◆ローテーション面では，前走未勝利戦勝ちの(1)(6)と
　前走500万下負けの(17)３頭が中１週，
　前走新馬勝ちの(10)が連闘という以外はほとんど中２週か中３週。
　(5)ピンクカメオが中４週，(13)バクシンヒロインが中８週。

(3)ルミナスハーバーは２戦目の未勝利戦はマイルを1.2秒差勝ち
　というのが好感を持てますが(前走は500万下千四戦勝ち），
　９月デビューで今回４戦目というのがちょっときつそうな気も。
　アグネスタキオン産駒はまだロジック，ショウナンタキオンが代表産駒という
　状況で，牝馬の筆頭はワイキューブ。やっぱ休み明けとか短めの距離が
　向いている感がありますね…。マイル戦は充分射程距離と思いますが。

(16)イクスキューズは４戦中，千八戦を２度も使い，そのうち新馬戦は
　1.1秒差の圧勝，もう１戦の札幌２歳Ｓは(3)着。
　そして前走ファンタジーＳはＡマーチャンにぶっちぎられたとはいえ
　速いペースを先行して２着を死守しましたから地力は上位。
　ただ，(3)着した札幌２歳Ｓのメンバーはその後それほど
　出世してないんですよね…

と，いうわけで，今回の本命は
◎(14)Ｄ'sメンフィス！
デビュー３戦して，各レースの人気は７，６，13番手。
しかも，３戦２勝の２戦ともハナ差勝ち，残る１戦は10着惨敗。
ですがまぁ，マヤノトップガン(ＢＴ系)×デインヒルの血統，
使い詰めも問題ないでしょうし，
今年は新コース，各Ｊが様子を見ながら慎重に進む中，
目立たないところを先行して，スタミナを利して粘り混んでくれればと。
勝浦Jも土曜日中山の準メイン含む３勝と勢いに乗ってることですしね。

同じトップガン産駒の(8)ハロースピードにも△をつけておきましょう。
千四までしか経験がありませんが，新馬戦1.3秒差圧勝，
OP戦マリーゴールド賞も完勝，
ファンタジーＳ１番人気(3)着というのは手頃なところでしょう。

　
(5)ピンクカメオ…頭をぐっと下げてぐいぐい伸びていく走り方，好きです。
　ただ，この新コース，早熟・短距離向きで過去の２歳戦を席捲してきた
　フレンチデピュティ産駒にとって転機となってしまうかも？
　この馬自身も千四までしか経験しておらず，ちょっと注意。

気になっていたのが
(7)マイネルーチェと(18)ハギノルチェーレの
ルーチェ・ルチェーレコンビ。
ルーチェは２戦目新潟２歳Ｓ(2)着時に上がり33.5秒を記録したのが好感も
前走ファンタジーＳで(11)着大敗。さすが気まぐれＳウィーク産駒。
ルチェーレは既にデビュー６戦，ファンタジーＳ上がりトップ33.5秒(4)着
はまぁいいとして，ＤＤ産駒ならではの反動が心配だなぁ…
激走というほどでもないから大丈夫か？

あとは(4)ホットファッションが最低人気ってのが気になりましたね。
ファンタジーＳの(13)着は２度の決定的不利があってのものですし。
もともとファンタジーＳでも10番人気でしたから，
穴人気すらしようがないとはいえ未勝利戦上がりの馬より低評価ってのは
つきすぎるので色気が出てしまうなぁ…。

最後にもう１頭のＤ馬，
(17)ローブデコルテ。
１勝馬ながら（１２００）と連対率100％なんですよね
（他に連対率100％ウォッカ，ピンクカメオ，Ａマーチャン，
　１戦１勝のコスモベル）。
あまり上がりの切れが見られないので強くは推せませんが
長めを中心に使われ，福永Ｊ騎乗ですし注目はします。

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流行語大賞2006分析と予想の反省

さて，昨日発表と相成りました「ユーキャン新語・流行語大賞」。
私の一連の予想記事も，切り口としてはまずまずのものだったのですが
どうも受賞者の出席・欠席にこだわりすぎたようで
的中数はかなり低い結果に。
ただ，予想の過程であげた「見通し」はかなり当たってましたよ。

■大賞 ◆イナバウアー 　プロ・スケーター 荒川　静香 ◆品格 　数学者 藤原　正彦 トップテン ◆エロカッコイイ(エロカワイイ) 　歌手 倖田　來未 ◆格差社会 　東京学芸大教授 山田　昌弘 ◆シンジラレナ～イ 　北海道日本ハムファイターズ監督 トレイ・ヒルマン ◆たらこ・たらこ・たらこ 　小学生ユニット キグルミ ◆脳トレ 　東北大学教授 川島　隆太 ◆ハンカチ王子 　早稲田実業野球部員　斎藤佑樹（招待なし） ◆ミクシィ 　(株)ミクシィ社長 笠原　健治 ◆メタボリックシンドローム(メタボ) 　(社)日本内科学会

私の予想。大賞とトップテン予想はトホホな結果になりましたが，
ジャンル別にピックアップした２１語(類似・関連語をまとめると１７組)でみると
方向性はまずまず当たっていた（逆に言えば，今年は選考委員がまともな
選考をした）といえるのではないでしょうか。

Ｄ.Ｄ．の予想
【大賞】美しい国＆再チャレンジ （副大賞・ＷＢＣ…松坂大輔選手） 【トップテン】 イナバウアー（荒川静香選手(欠席)） 　新庄劇場(森本稀哲選手) ハンカチ王子(ニシオ(株)の社長) 　下流社会(三浦展氏) 脳トレ（川島隆太教授） エロカッコいい（倖田來未） 　東京タワー（リリー・フランキー） 　未履修（該当なし）	SHINJO 格差社会 　下層社会 　貧困率 メタボリックシンドローム　 　がっかりだよ！ 品格 　番号ポータビリティー ミクシィ 　ユーチューブ

で，前回の速報記事では
「たらこ」に関してはノミネート段階で支持していたブロガーの方が
意外と見受けられたので，そういった空気も(どうにかリサーチして)考慮されたのか？
と書きながらも
>「たらこ」が入っているトップテン，数年後見て
> 納得のいく人がどれくらいいるか多いに疑問なところですが。
> 去年の完全メイド宣言と同様，キグルミを呼びたかっただけじゃないか？
という感想はまったく率直，否定できません。

で，もう１つ，今回の大賞発表でブロガーの皆さんのリアクションで
多い多いのが，
「『品格』が大賞受賞」へのブーイング。ｗ
「品格って流行った？」「知らねー」といった手合いは
アテネ五輪のときの「チョー気持ちいい」のときでさえいましたし
今回「イナバウアー」についてさえ疑問を呈する人がいましたから
そういう人が毎年必ずいるということで
無視して結構かと思いますが
やっぱ大賞はねぇだろ…と思いますね。

■ここで思うのが，この２つの言葉の選考，
けっこう数字を重視したのではということです。
『国家の品格』は２２４万部突破と，低迷が続く出版市場の中では
強烈な存在のダブルミリオン。いくら『鏡の法則』が頑張っても
ベストセラーの地位は安泰でしょう。
これに対して，キグルミの『たらこ・たらこ・たらこ』は
オリコン週間ランキング初登場２位で「おさかな天国」(2002年)の最高位３位，
「きのこの唄」(2003年)の同10位をいきなり突破，
1999年の「だんご三兄弟」には及ばないものの
小学生ユニット初のトップ１０入りという史上初の快挙を達成。
「初登場top１０入り」「グループtop１０入り」の最年少記録樹立と
記録の裏付けがあっての「流行語」認定といえるでしょう。
「た～らこ～♪」の小学生ユニット・キグルミが最年少記録樹立！ （オリコン9月12日）

ただ，ＣＤぴあの「ＣＤ満足度ランキング」で60点を下回り週間最下位になったように
私からすれば「ＣＭで聴かされるだけで十二分。わざわざＣＤ買って
自分で聴くほどの曲か」というのが正直なところですし(ああいう単調なリピート曲には
学生時代に友人の部屋に泊まった際，河内家菊水丸『カーキン音頭』を一晩中
エンドレスでかけ続けられたトラウマがあるもんで)，
流行語としても，子どもが口ずさむとしたら
「たらこたらこ，たっぷりたらこ」であって，
タイトルの『たらこ・たらこ・たらこ』が流行したということは，全くない。

まあ，あのハルカとレナの２人が表彰式に立っているという光景は
脳裏によぎったこともなくはなく，
喜んで出席してくれる「かわいいどころ」のメンツとして
選ばれたという側面は否めないでしょう。


■数字ということでいえば，
「格差社会・下層社会・下流社会・貧困率」のうちどれが選ばれるかという点，
私は，受賞対象者がはっきりしている『下流社会』を指名しましたが
筋からいえば，格差社会がまっとうでしたね。

※「流行語大賞への道・ゆでたまご式2006　１回戦」で調べた 　google検索ヒット数 　下層社会…640,000 件 　下流社会…1,970,000 件 格差社会…3,070,000 件 　貧困率…63,900 件

「下流社会」は，フリーター層に多く見られる，定収入で独身で，
生活レベルを上げなくても自分の趣味にお金を使ってそれでいいという
上昇志向のない人が増えているという指摘で，
それはそれで社会情勢を表現した言葉ですがちょっとオリジナリティが強すぎたか。
「格差社会」，特に「希望格差の拡大」が進んでいるという
指摘は重く深いものがあり，４候補語の中では，一番普通の言葉といえばそれまでですが
今年の世相を代表する言葉といえば妥当なところでしょうね。

あとは個々の目の付け所，ポイント的にはそこそこ当たりました。

◆やっぱり新庄氏の表彰なし
　※そうなると，北海道日本ハムファイターズのシーズンを通しての激戦・躍進
　　ＰＯ，日本シリーズ，アジアシリーズ制覇関連語は入れておきたい，
　　そうなると，資料ＶＴＲ的に「シンジラレナ～イ！」のほうがしっくりきますわね。
　　「新庄劇場」「SHINJO」では，予想の後編でも書きましたけど
　　「そんな言葉，流行ってないでしょ」ですから。
　　２年連続外国人監督絡みのパ・リーグ関連語というのも平凡な気がしますが。
　　（というか，チームの優勝を象徴する言葉なら，監督を代表として
　　表に出すのが筋といえば筋。ＳＨＩＮＪＯ選手はタイトルを取ったわけでもないですし
　　アジアシリーズは引退欠場ですからね）

◆芸人枠からの選出ゼロ
　※どれもこれも小粒すぎました。
　　桜塚やっくんの紅白出場，結局ガセでしたか。
　　いやむしろ選ばれないのが妥当でしょう。

◆「きれいどころ枠」これは間違いなくありますね。
　※しかし，倖田來未さん，小学館DIMEの「話題の人物賞」には出席してるのに
　　同じ理由で選出された流行語大賞の授賞式は出ていないっぽい。
　　それによるオッサン揃いの顔ぶれの中の紅一点としてキグルミを選んだってとこか。

それにしても，今回は意外な展開も。

◆「政治関連枠」からの選出ゼロ
　※これにはビックリ。野中広務を大賞にしておきながら
　　安倍晋三をトップテンにも入れない理由がよくわからない。
　　まあ，「美しい国」「再チャレンジ」は本人や取り巻きが唱えているものの
　　予想でも書いたように中身のともなわないフレーズに過ぎず，
　　他のセリフ系流行語にあるような「生の言葉」感もなかった。
　　所信表明とかお堅い場所で台本の中の１フレーズとして使われるような
　　程度では選考委員には評価されない，ということでしょうか。
　　本がミリオン売れていれば別なのでしょうが，そりゃ無理だ…。
　　小泉純ちゃんみたいに喋り方ひとつ，アピールのしかた次第で
　　「米一俵」みたいに(合わせ技で)大賞取ることもできるのですが…。
　　世間の認知度は高かったから，選ばれても何の問題もなかったと思うのですが
　　どんな事情があったのでしょうね？


まあ，私が個人的に選んだとしたら

■大賞■イナバウアー ２位　ハンカチ王子 ３位　ライブドア・ショック 以下順不同， 　mixi（今年加入）， 　メタボリック症候群(自分の「ノミネート100」で「トップテン超有力」 　　と書きながら本番の予想で外してやんの…) 　諸君は素晴らしい 　　（とか「向こう30年日本には勝てないと思わせる」などの一連の 　　　WBC関連） 　格差 　脳年齢 　ツンデレ(別にツンデレ作品に萌え～してたわけじゃないですが 　　言葉として今年初めて知って，インパクトあったもので) 　国家の品格 　（or美しい国。どっちでもいいが品格は読んだけど晋三は読んでない） ※次点…死ぬ死ぬ詐欺(ネットだけの流行語だろ！)

ってところですから，
単純に考えたほうが当たるのかもしれませんね。

■ユーキャン新語・流行語大賞ホームページ

■過去・最新の「流行語大賞」エントリー
流行語大賞2006本気予想(前編)
流行語大賞2006完全予想(後編)

流行語大賞2006ノミネート６０

↓おふざけ企画の「新語・流行語大賞ゆでたまご式」は
　途中大波乱があったわりに意外と納得できる？結果となりました。
流行語大賞への道・ゆでたまご式2006　１回戦
流行語大賞への道・ゆでたまご式2006　２回戦
流行語大賞への道・ゆでたまご式2006◆決勝！

（去年）「流行語大賞2005予想(上)ジャンル枠別予想」
　2002～2004年のジャンル別受賞語の内訳データあり。

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