今日はチェコアニメ三昧

というわけで、いきなり始まりましたが、今日はそういうこと
です。

一日中、チェコアニメを見ていたんです。

今日はヤン・シュヴァンクマイエルの作品が中心でしたが、
他にもイジー・バルタ、イジー・トルンカ、アウレル・クリムト…

…ディープでした。もう、”すごい”の一言です。

改めて、作者たちが生まれ、生きてきた時代のチェコの社会情勢を
垣間見た気がします。

すすで黒く汚れた窓ガラス。
そこから見えるプラハの空も灰色で…
出てくるキャラクターたちも明るいとは言えない表情で
目には生気が感じられなくて…

そんな世界の中で、外の世界とは遮断され、自分たちの
ことも外の世界に理解されることはない。

その中でも、あきらめず、いつか手にできる魂の自由を信じて
ずっと戦ってきた人たちの作品です。

さて、自由を手に入れることに成功したチェコ。
その後の作品作りに必要な費用がなかなか集まらないとか…

もう、チェコ人自体に求められていないのかも…


なんだかいろいろ考えさせられる作品たちでした。

まだまだ見ていないものがありますので、また次週続きを見たいと
思います。

ちぇこ屋貿易商

追伸：てっちゃん、今日はありがとう。短いけれど更新しました。
　　　クリムトの”落下”面白かったですよ。