ハロウィン

今日は、プラハ城にある遺跡？？の写真です。
プラハ城に隣接する鹿の谷（お城の敷地内にあるにしては、ちょっと深めの谷）
とこちら側のお城の裏庭を隔てる壁なのですが、何だか古代ローマの遺跡みたい…
プラハ城築城の歴史からしてそれはありえないのですが。

それにしても、プラハ城は広くて、プラハの旧市街もそうですが、方向感覚を失い
やすいところです。庭と言ってもお城をぐるりと囲っているし、お城の正面入り口
から見て右の庭？左の奥の庭？どれがなんていう庭だか、方角がどっちだか、非常に
ややこしいです。（ちぇこ屋は方向オンチではありません！）

昨日がハロウィンかと思っていましたが、まだ今日も１０月でしたね。というわけで

今日がハロウィン！

イタズラをしたら、お菓子じゃなくてお魚をもらってしまいました…

うーん？

明日から１１月。今日なんて予約しておいた年賀状が届いたし…

あぁ、また一年が過ぎていく、はぁ…

さ、年賀状のデザイン、どうしようかなぁ。
（親用、母私用、自分私用、ちぇこ屋用の４種類）

ちぇこ屋貿易商

戦争

今日はプラハ城内、聖ヴィート大聖堂にはめてある、アルフォンス・ムハのステンド
グラスのアップです。
いつ見てもきれいです…描いてあるものの詳細がよく分からなくてもただ眺めて
いるだけで心が洗われるようです。
他のステンドグラスがカットしたガラス片のはめ込みなのに対して、ムハのはガラス
に直接描いてあるそうで…なるほど、どこまでもなめらかな曲線ですね。

今、チェコ人作家の第２次世界大戦中のことを書いた本を読んでいます。もうすぐ
戦争が終わってナチスドイツが撤退しそうなところまできました。
たとえそれまで仲良くしていたお隣さんでも、家族の間でも”密告”の嵐です。
今日自分が誰かを密告しても、明日には自分が密告されるかも知れない…事実無根
でも密告されたら罪は確定。捕まったら、事実どころか、捏造の事実まで認めさせ
られ、それが事実上の次の密告となる…

誰ひとり信用できない…

よくまぁ、こんな時代を乗り越えて今のチェコが存在すること、驚かずにはいられ
ません。（ナチスドイツの徹底ぶりにも驚きますが…）

あとがきに書いてありました。
チェコ人は玉砕覚悟で戦争に参加したりしない、と。
参加した結果に国民の全滅、国の滅亡が見えているならば、耐えがたきを耐え、
時が移るのを待つ、と。

こんなことも書いてありました。チェコ人の特徴。
一人一人の意見をまとめるのは時間がかかるけれど、一旦一致団結してしまえば
すごい威力を発揮する民族だと…

普段、見かけるチェコの人ったら、何だかのんきそうで、仕事もあんまりはかどら
ないようだし”もうちょっと集中して、効率よくやろうよ…”と文句を言いたくもなる
のですが、内には激情を秘めているのかも…

チェコがチェコになってまだ１７年。私たち日本でのほほんと暮らしてきた世代には
想像もできないあれこれをチェコの人たちは乗り越えてきたのですね…

ちぇこ屋貿易商

新築マンション

今日は、プラハ上空に浮かぶ、正体不明のバルーンです。

これ、一体何ですか？？？

ご存知の方がおられましたらご一報ください。
いつ行ってもあるんです。（って、去年の春、冬、今年の秋いずれも目撃しました）
新築マンションの宣伝じゃなさそうだし、観光客向けの空中散歩気球とかでもなさ
そうだし…

何なんだろう…？

おまけに写真に入るのは歓迎なんだか迷惑なんだか…本当に何なんでしょうねぇ。

ちぇこ屋のすぐ近くに新築マンションが建設されつつあります。モデルルームは
公開済みですが、出来上がりは来年初夏だとか…（気の長い話だ…）しかも第一期
完売とか何とか書いてありました。
たとえプラハ城が見渡せなくても、プラハ中心部までトラム１０分じゃなくても、

新築マンション…いいなぁ。

何たって、ちぇこ屋まで歩いて３分。自転車１分。ううぅん、これ以上はない立地条件。
そこで問題。さて、どうやって買うか。

うーん…

天から”当たり”の宝くじが降ってこないかしら…

どこまでも他力本願なちぇこ屋でした。

ちぇこ屋貿易商

雪

今年のツリーはこんな感じです。チェコ製のオーナメントで飾ってみました。

イケアで売っている”生”モミの木も欲しいところですが、何せ去年買ったばかりの
ツリーですから、もうちょっと活躍させたいと思います。でも、ツリーにセット
されていたキラキラオーナメントたちは、もう用済み。捨てるのも忍びないので、
陳列棚のオーナメントになりました。

麦わら製、陶製、木製…（ガラス製もありますが、危険すぎて買ってきてません）
素朴ですが、飾ってみると温かみがあってなかなかいい雰囲気です。
これで、１２月に入ったら、雪に似せたワタをふわぁーっと…

去年は、さんざん言われたなぁ…

これフトン？何の固まり？集中豪雪？とか何とか…

やっぱり、消毒綿花を四角いまま
枝に乗せたのはまずかったか…

今年はうっすら、ふんわり、食べたくなるようなワタを乗せる努力をいたします。

ところで、チェコの雪質はイマイチだそうで、スキーにはあまり向かないそうです。
まぁ、ちぇこ屋にとって雪は家の中から眺めるものなので、質には特にこだわり
ませんがね…

ちぇこ屋貿易商

インフルエンザ…

今日は、チェスキー・クルムロフのマンホールのフタの写真です。

え？そんなもん、撮るなって！？

チェスキー・クルムロフでは２種類見ました。なかなかキレイではありませんか！
他にも、プラハの街路樹の足元に敷いてある鉄のブレーチングみたいなのとか、
目立たない場所にひっそりとたたずんでるけど街の景観に溶け込んでいる、手の
込んだあれこれです。

ところで、先月チェコへ行くときも新型インフルエンザには警戒していましたが
（頭の中でだけ…）何のことはない、ちぇこ屋の周辺の方が危険度が高いではあり
ませんか！
今月初めには周辺の中学校が学校閉鎖、お向かいの保育園でも発生、現在は
小学校でも学年閉鎖だそうで…

ひいいぃぃっ！みんなしてちぇこ屋を
狙ってるー！！！

いや、なにもちぇこ屋を狙ってるわけではありませんね。でも、ただでさえ、寒い
のが苦手で、すでにハラマキと手袋、マフラーを装備している身ですから注意するに
こしたことはありません。

あ、そういえば、寒い日の通勤用に

マフ、作りました！

日本ではなかなか手に入らないので…しかも、チェコで買おうとしても、すんごく
ゴージャスな毛皮製か、ギャル用のアニマルプリントアクリルファー製しか見たこと
がないので、あきらめて自分で作ってみました。

今年は、冬がちょっぴり楽しみなちぇこ屋です。ただし…

インフルエンザ抜きで！！！

ちぇこ屋貿易商

子育て

ふふん、これが昨日書いた”一番”かわいいかも知れない”まゆ毛つきのブタ”です。

しかも、この、ちょっと困り顔…

もっと困らせたくなってしまいます。ぷぷぷ。
何だか、せっかくいいことを思いついたのに、やってみたらうまくいかないっていう
子供の顔みたい…

ちぇこ屋には本当にたくさんのおチビちゃんたちがやってきます。自分から力いっ
ぱい走り込んでくる子、お母さんに半分かくれてやってくる子、来たときはこわごわ
なのに、帰りには”帰んない”と駄々をこねる子…
しかも、みんな定期的にやってくるので、それぞれがそれぞれに

成長してる…

驚異です。今までの人生、すぐそばにおチビちゃんが存在しなかったちぇこ屋にとって
は驚きの連続です。

それにしても、大きくなろうと一生懸命のおチビちゃんもすごいですが、彼らに
振り回されつつ、ずっとそばにいる親御さんも”すごい”のひと言です。

きっと、今まで小さなことにもイライラしていたであろう人が

子供の歩調に合わせて歩いてる…
小さな顔に向かって笑いかけてる…
自分のことを後回しにしてる…

すごい！！！！！

というわけで、おチビさんのついでに、お父さんお母さん方も凝視、観察している
ちぇこ屋でした。
親になるって、すごいなぁ…

ちぇこ屋貿易商

ハリネズミ

今日は、今回の旅で見つけた”一番”かわいいモノ！ハリネズミ君の写真です。

…いや、待てよ。一番かぁ…まゆ毛つきのブタもかわいいなぁ…

ま、あれもこれもかわいいからいいんですけどね。で、これは何のことはない、
ただの２４色鉛筆セットなんですけど、でも、かわいい…
こんなのが庭先をちょろちょろしてたら、チェコ人でなくても保護したくなります
よねぇ～。

もう、プラハですら雪が降ったくらいですから、ハリネズミたちも冬眠準備に入って
いることでしょう。プラハにいらっしゃる皆さん！ぜひ、歩道や庭のすみっこや
ガレージなんかで冬眠しかかっているハリネズミを発見されたら、写真を送って
くださーい！！！

で、このかわいいハリネズミ君、今日ステキなカップルの元へもらわれていきました。

かわいがってもらうんだよぉ～（涙）

ちっこい色鉛筆がセットなので、（そりゃ、普通サイズの色鉛筆じゃバランス悪い
ですけど…）せっせと使ったら、ハリの長さがバラバラのハリネズミになってしまい
ます。でも、きっとチェコのことだから、これはただのオブジェなんかじゃなくて、
買った人は、ざくざく使ってるんですよ。こんなのがデスクに乗ってて、普通に
使われてるなんて…

チェコっていいなぁぁぁ…

あ、でも、日本の皆さんは、色鉛筆がチビていくのを快くは思われないでしょうから、
次チェコへ行ったらスペアの色鉛筆セットも忘れずに持って帰ってきましょう。

…バラ売りだったら笑えるなぁ。

ハリネズミ君、もう一匹おります。お早めにどうぞ。

ちぇこ屋貿易商

秋バラ

今日は、プラハ城近くのペトシーンの丘に咲く秋バラの写真です。登山電車で登る
のが簡単ですが、歩いても登れるくらいのプラハっ子憩いの丘です。
上には天文台もあり、バラ園もあり、何たってプラハが一望できるタワーもあり！
だ・け・ど、
タワーに付いているエレベーターは従業員さんしか乗れないので、体力に自信が
ない方は、おとなしく登山電車にお乗りください。
たとえ体力が底をついても、タワーには登ってほしいですからね。
だって、それはそれは言葉にならない素晴らしい眺めなんですもん！

ちなみに、春のダニ発生シーズンなどは、芝生にじかに座るとやられるらしいです。
下手すると脳炎ですってよ！！！本当かしら…みんな寝っ転がってるのに…

ところで、チェコ人はバラが好き…と聞きましたが、９月は秋バラのシーズンだった
こともあり、行く先々で手入れの行き届いたバラにお目にかかりました。
カレル・チャペックも楽しみにしていた”二度咲きの植物”。春とはまた趣きの違う
花を咲かせます。
いつまでも見ていても飽きることがありません。

はっっ！！タワーの営業時間が
終わっちゃった…

なんてことがないようにご注意くださいね。

はっっ！！そういえば、ちぇこ屋のバラ、
２回目咲いてない…

ちぇこ屋貿易商

ちぇこ屋

今日は、セラミック製のオブジェ！？の写真です。チェスキー・クルムロフで
見つけました。

一体、どこを見つめてるんだ？？？

なタレ目ちゃんがかわいい小鳥です。さらにキョーレツなタラコくちびるの魚オブジェ
なんかもあります。これを見つけた店は、セラミックと布のオブジェ屋さんでしたが、
ものすごく気に入った”カエル”の置き物（吊り物？）もありました。でも、残念
なことにドイツ製。うーん、今にして思えば、連れて帰って来て、オブジェとして
店に置いてもよかったかも…どうせ、店にはロシア製のマトリョーシカもあるし、
エジプト製の香水ビンもあるし、イタリア製のトレーも…

ちぇこ屋ったら、改名しないとダメかしら？

まだまだプラハだけでも探検し尽せないので、なかなか他の街や隣近所の国へ旅する
ところまでいきませんが、将来、ちぇこ屋が立派な店になって、店員さんなんかも
いて、留守を任せて買い付けに行きっぱなしになれるようになったら…

やっぱり、チェコから出て行かないかも…

ダメですね、こんなに保守的にチェコに凝り固まってたら…
でも、それほど汲み尽くせぬ魅力があり余っている国なのですよ、チェコ！

次は春の訪れを待って、行くつもりです。当分、ちぇこ屋がちぇこ屋である限りは
チェコに固執してみたいと思います。どうぞご了承くださいませ。

ちぇこ屋貿易商

チェコデザイン

今日はプラハ城内にある、聖イジー教会前のベンチの写真です。
スチール製でしょうか、何てまぁ、無駄のないデザインでしょう。なぜか誰も座って
いませんでした。いつ見ても空っぽ。ちぇこ屋も座りませんでしたが…って、最初
見たとき

ん？自転車置き場？

と思ったくらいですから。でも、こういうのに限って、意外と座り心地はよかったり
して…

ところで、こんな感じが日本人の認識している”チェコデザイン”と違うことは
明白ですね。
だったら”チェコデザイン”って、どんなのなんでしょう？
どういうものがチェコらしいか…

共産時代なもの？キュビズムなもの？

キノコとハリネズミ？

いろいろ本も出ていますが、共通しているのは”ゆるい”ことのようで…何だか
つかみどころがなくて困ってしまいます。

ゆるい…ねぇ。

だけど、とりあえずチェコ人がキノコとハリネズミが大好きなことには間違いない
ようです。
それと、もぐら（クルテク）もね。他にも幸福のブタとか。カエルとか魔女とか…

はっ！デザインじゃなくて、キャラクターの話になってしまいました。

それにしても”クルテク”って、あのもぐらくんの名前じゃなくて、チェコ語の
”もぐら”そのまんまだったなんて…何だか”ウサギとカメ”みたい。

ちぇこ屋貿易商