CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

攀じ登る(3)

2024-08-27 15:01:13 | スポーツ
 とはいえ、これはあくまでもスポーツクライミングを知っている人間の感想です。確かに今回のオリンピックで初めてスポーツクライミングという競技を目にした人にとっては小柄な森選手がかわいそうという感情が生まれたことも確かです。

 単にジャンプしても手が届かなかったことは事実なので、不公平と見た人が感じても仕方が無いのかもしれません。ただ、バスケットボールのリングの高さやバレーボールのネットの高さを不公平という人はいないでしょう。それはバスケットやバレーは世界に認知されたスポーツだからです。
 スポーツクライミングは歴史も新しい競技で、オリンピック種目となったのも前回の東京大会からなので、パリで初めて目にした人も多かったのではないでしょうか?国際スポーツクライミング連盟(IFSC)はここまで意識してはいなかったと思っています。元々、単にジャンプしてホールドを掴むという前提でセッティングされていないのですから。

 ただ、こうした意見がSNS上で噴出したことを受けてIFSCは今後の普及活動をどうしていくのでしょう。やはり誰にでも分かる説明が必要だったと思っています。登山と異なり、街中でも気軽に楽しめるスポーツクライミングの人気は年々高まり、競技人口は60万人を越えているのです。世界ランクを見ても女子リードでは森選手が1位ですし、男子はボルダリングとリードで安楽選手が1位なので、もう少しスポーツクライミングのルールを知ってもらう努力は不可欠だと思っています。
 サイクルロードレースもそうなのですが、なかなかTVで観る機会の無いスポーツはマニアックな感じになってしまいます。地上波での放送こそありおませんが、今はJスポーツでオンデマンド配信もあります。スポーツクライミングも同様です。有料にはなってしまいますが、観たい人は競技を観ることはできる時代に生きているのです。
 競技ではありませんが、今夜放送の「さんま御殿」に森選手が出演するそうです。こうしてメダルを逃した選手でも地上波TVに出演することで、スポーツクライミングという競技に注目が集まることは嬉しいことだと思っています。どうやら第1課題の印象に関する質問があるようで、森選手がどんな表情で何と答えるのか、今から楽しみです。

 ボルダリングが苦手で複合ではメダルに手が届かなかった森選手ですが、攀じ登る力が発揮できるリードでは圧倒的な世界1位と本当に凄いアスリートなので、これからも彼女の登坂力からは目が離せません。来月にはワールドカップのスロベニアとチェコ大会があります。
 
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洗車用具の進化(1)

2024-08-27 08:23:47 | 自転車用品
 最初のクロスバイクに乗り始めた頃から洗車はきちんとして来ました。その頃の写真を見てみると、洗剤はマジックリン、チェーンオイルはKURE5-56でした。クロスバイクは専門店ではなく近くの西友で買ったので、洗車も我流だったのです。バイクに関する知識もなく専用のチェーンオイルがあることも知らなかったのだと思います。

 しばらくすると、駆動系パーツの油汚れが気になったのか、パーツクリーナーを購入していました。チェーンオイルも雨が気になったのかグリーススプレーを買っています。おまけにタイヤ&レザーワックスまで使っていたのです。これは後にバイクショップでタイヤがひび割れるので止めるように言われた商品でした。

 このクロスバイクは1年程でフレーム以外のパーツを全て交換してしまったので、錆びとは無縁でしたが、ロードバイクに乗り換えてからは、愛着がロードバイクに移ってしまい、人に譲った頃には結構錆びもあったように思います。
 やはり洗車の有無と回数は愛着だと思います。新しいバイクを買うとどうしても古いバイクが錆びて行く。最初のロードバイクのTCR2の時までは確実にそんな感じがありました。TCR2から憧れのCAAD10に乗り換えた時も、TCR2は自転車通勤で雨ざらしになり、あっという間に錆びが目立つようになって行ったのです。

 CAAD10に乗り始めた頃にはショップの洗車講習会も受け、チェーンオイルをワックスタイプにしたり、チェーンマシーンを購入したりと洗車の知識も増えて行った時期でもあったのですが、主に手をかけるのはCAAD10でした。
 この頃はフィルタークリーナーで丸洗いをしていたので、自転車通勤用のTCR2も定期的に洗車はしていたのですが、拭き上げがいい加減だったのか、水分が残りネジ類のパーツからどんどん錆が広がって行ったのです。
 



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