2007年は年間78本(洋画37本、邦画41本)の映画を劇場で鑑賞しました~
一昨年は101本(洋画66本、邦画35本)で、昨年は89本(洋画49本、邦画40本)と2年連続で100本を割ってしまいましたが、、映画以外のアウトドア活動が増えたせいもありますね(笑)
逆にCSで、劇場で見落としたものや、懐かしい映画に触れることが出来ました。 映画を劇場だけでなく、家庭で観る機会も増えました。
そして、洋画と邦画の比率が逆転し、洋画は少なくなってしまいました。 続編、リメイク、実話ベース物と特に魅力があり、惹きつけられるものが多くなかったというのが2007年の洋画の総体的な印象でしょうか。
ベスト15
① 『ブラッド・ダイアモンド』
② 『硫黄島からの手紙』
③ 『ドリームガールズ』
④ 『ヘアスプレー』
⑤ 『ホリデイ』
⑥ 『再会の街で』
⑦ 『世界最速のインディアン』
⑧ 『ボーン・アルティメイタム』
⑨ 『ラッキーナンバー7』
⑩ 『ラブソングができるまで』
⑪ 『アイ・アム・レジェンド』
⑫ 『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』
⑬ 『題名のない子守唄』
⑭ 『百万長者の恋』
⑮ 『ハンニバル・ライジング』
個人賞
○ 主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ(ブラッド・ダイアモンド)
○ 主演女優賞 ジョン・トラボルタ(ヘアスプレー)
○ 助演男優賞 ジャック・ブラック(ホリデイ)
○ 助演女優賞 ジェニファー・ハドソン(ドリームガールズ)
○ 監 督 賞 ポール・マクギガン(ラッキーナンバー7)
○ 新 人 賞 ニッキー・ブロンスキー(ヘアスプレー)
○ 敢 闘 賞 アダム・サンドラー(再会の街で)
○ 特 別 賞 クリント・イーストウッド(硫黄島からの手紙)
○ cyaz賞 クリストファー・ウォーケン(ヘアスプレー)
こういうランキングを考えるときに、どうしても直近で観た映画の印象が強くて、前半に観た映画はやや印象が薄れる感もあるのだが、不思議に今年の洋画は前半に観た映画も色褪せずに残っていた。
①はディカプリオの成長を十分物語る秀作で、個人賞でも主演男優賞に選んだ(この記事は絶賛したもののその記事を飛ばされてしまった)。 ②はアメリカ人の目から見た当時の硫黄島をこんなに日本人の心に響く作品に描けたことに感動した。 監督賞をイーストウッドにあげたかったけど以前あげたので、今回は特別賞を。 ③④はミュージカル仕立てだが、それぞれに良くできた映画だった。共にミュージカル映画にしては観易かった。 ⑤⑩はラブコメ、⑥⑦⑧⑨⑪⑫は役者の力量が目立った作品だった。 ⑬はトルナトーレ監督の要求によく答えたクセニャ・ラボボルトが光った。 それまでのトルナトーレのテイストと違ったところがまた良かった。 ⑭は結構僕のベストでは上位に入る韓国映画が、昨年はこの1本だけ(総体的に韓国映画の本数が少なかったせいもあるが)。 ⑮は『羊たちの沈黙』のレクター博士の誕生秘話的映画で主演のギャスパー・ウリエルが上手く演じていた。 でもあんなに若い頃綺麗なレクターだっただろうか(笑)
個人賞は主演男優賞は文句なくディカプリオ 今まで何度か大きな賞にノミネートされながらもはずしていたディカプリオだが、この作品は一皮も二皮も剥け、役者としての器を大きくした作品と言えるだろう。 アカデミー会員に嫌われていても「気にするな。 見てるやつはちゃんと見てるから。」って言ってあげたい。 もちろん他にもマット・デイモンやトラボルタ、ウィル・スミス、アダム・サンドラーにもあげたかったけどなぁ(笑)
主演女優賞に際立った人が思い浮かばず、シャレでトラボルタに(笑)
『シカゴ』のオファーを蹴ったのに、この映画を選んだのは何故(笑)
彼を口説き落としたスタッフにも努力賞をあげたい
助演男優賞は『ホリデイ』のジャック・ブラックに。 彼がこの作品に出演したことでぐっと良い作品に仕上がった。 彼のような存在がもっともっと認められてほしいという願いを込めて(笑) 助演女優賞は圧倒的パワフルなヴォーカルを披露し、ビヨンセより目立ったジェニファー・ハドソンに。 彼女の生歌を聴いてみたい
監督賞にはあの二人の名優(モーガン・フリーマン、ベン・キングスレー)に「そこまでさせるのか
」と思える使い方をしたクレイジーさを称えて。 新人賞はもちろんニッキー。 あの天真爛漫でふっくらした彼女を見ていると、こちらまで自然に笑みが出て心温かく楽しくかった。 敢闘賞は9.11のその後の苦悩を描く主人公を、今まで出し惜しみしていたのかと思えるほどの真骨頂をこの映画で見せてくれたアダム・サンドラーに(共演のドン・チーゲルも良かった)。 特別賞は監督賞をあげても良かったイーストウッド。 役者としても監督としても優れた才能を彼は持っている。 名選手は名監督になり難いというが、彼はそれを成し遂げた名優だ。 cyaz賞はクリストファー・ウォーケン。 実際はシャイな彼なのに、あのラストは全くもってお宝映像で拍手ものです(笑)
ご参考までに
「2006年ベストシネマ15(洋画編)」
ご参考までに
「2005年ベストシネマ15(洋画編)」
ご参考までに
「2004年ベストシネマ(洋画編)」
ディカプリオ,味のある役者になってきましたね。
この演技を見ると,これからの作品にも期待させられます。
彼は,スコセッシ以外の監督の方が輝きを放つような・・・。
先日は遊びに来ていただき有難うございました。
2007年の洋画編ランキング興味深く読みました。
ブラッドダイヤモンドは確かに私の中でも大きな作品となりました。
個人的にこういうランキングって自分でやったことなかったのですが、cyazさんのを見て、なんだか私もやってみたくなりました。
ではでは、またちょくちょくお邪魔させてください。
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!
TBありがとうございました。
最近の映画の「再会の街で」と「ナショナル・トレジャー」は気になっていた映画なので、ベストシネマにランクインされているのを見たら、余計に観たくなってきましたね!
「ホリディ」は私もお気に入りの作品です♪
もっとこういうティストのラブコメが今年はたくさん上映されると嬉しいのですが・・。。
今年もどうぞ宜しくお願いします。
そしてものすごく遅ればせましたがあけおめです!
1位は「ブラッドダイアモンド」!
私もこれは昨年前半に観たものの中ではずっと心に残っている作品です。
ベスト20までだったら絶対入りますよ~
「再会の街で」は気になっている作品なのですが
こちらでは3月頃の上映になるみたいです・・・
絶対見逃さないようにしたいと思います♪
年々劇場での鑑賞数が減っておられるようですが、私も今年はもっともっと厳選主義で行こうと思っています。
といいながら、先日はスルーするはずだった「茶々」を友人の誘いで見てしまいましたが・・・・(汗)
トラボルタはもう二度とフツーのミュージカルには出ないつもりだったようですが、「ヘアスプレー」は女装という点でオッケーが出たようですね。
あの映画は主役の女の子がかすむくらいにベテラン勢がすごかったです~。
cyazさんとは逆に自分は去年は洋画中心で行ってましたね。でも上半期モノの作品が多くランクインしてたのは自分もちょっと同じかもしれませんね。それに『世界最速~』や『ロッキー・ザ・ファイナル』といったお年を召した方が頑張ってる映画に結構好感が持てて、個人的には好きな作品でしたね。
それと『再会の街で』は自分も今気になってる映画の一つですね。地元の方では順次公開待ちだと思うんですけど、cyazさんの他にも凄い評判が良いので自分も楽しみにしています♪
今年はなるべく良作を見逃したくないので、cyazさんも含め、お世話になってるブロガー様の情報を逐一取り入れながらあまり取りこぼしが無いようにしたい1年にしたいですねぇ♪
アメリカ映画が席巻してますねえ。
『ブラッド・ダイヤモンド』は、これで講座を開いたので、印象深い映画です。
ほんと、ディカプリオの成長具合が見てとれましたわ。もともとうまい人ですが、これは本当によかった。
『世界最速・・』は男の方の評価高いですね。
夢を追う男っつのは、やっぱいいものなのでしょうね。
邦画の方も、待ってま~す。
ようやく記事アップされましたね。(^^;;;
いつアップされるのかなーと待っておりました。
わたしも昨年は忙しかったのと体調不良もろもろで映画鑑賞本数が極端に激減したんですが、少ない分観たい映画だけに絞ったらなぜか邦画の方が多かったんです。(でもベスト10の中の本数は洋画の方が多いけど
もともと大作モノやシリーズモノはあまり観ない方だったんですけど、2007年はそういうのが多かったってことなんですねー、納得ですー。
ところで⑭位の『百万長者の恋』が少しびっくり
ヒョンビン好きなのにわたしはこの映画観てないんですが、男の方が観てもイイ感じなら今度観てみようっと。
ではでは邦画編も楽しみにしてますね~
遅くなりましたが今年もよろしくお願い
致します。
ベスト15の中では、硫黄島~世界最速~
ハンニバル~百万長者~を観ていませんσ(^◇^;)
世界最速~はとても観たかったので必ず観ます^^
とても幅広く鑑賞してらして、バランスがいい
15本のように思いました。
私はどうもエンタメ作品が好きでそちらに
偏ってしまうので(笑)
『ブラッド・ダイヤモンド』1位なんですね。評判は聞いているのですが、どうしても戦争モノが見られないわたしはやっぱり損していると思います。
絶賛されているディカプリオの演技が気になります。
あとはアダム・サンドラー。『再会の街で』は都合がついたら観に行く予定ですが、彼の演技も良かったみたいですね。実は苦手な役者さんなんですよ。作品自体は出演作けっこう見ているにも関わらず。これもチェックです。
他にも自分と同じだったり逆の評価だったりで楽しめました♪