京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『グランツーリスモ』

2023-09-25 | 洋画



□作品オフィシャルサイト 「グランツーリスモ
□監督 ニール・ブロムカンプ
□脚本 ザック・ベイリン、ジェイソン・ホール
□キャスト デビッド・ハーバー、オーランド・ブルーム、アーチー・マデクウィ、
      ジェリ・ハリウェル・ホーマー

■鑑賞日 9月18日(月)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

世界的な人気ドライビングゲーム「グランツーリスモ」。
そのゲームに熱中する青年ヤン・マーデンボロー。
ゲームから講じて実際のプロレーサーになるという実話ベースの映画。
ちょっとあり得ない話ながら、その主人公ヤン・マーデンボローは、
この作品でスタントドライバーとして参加しているから興味深い。
ヤンはプロレーサー育成の「GTアカデミー」でダニーと、元レーサーのジャックに出会い、
トッププレイヤーたちと切磋琢磨しながらプロデビュー戦を迎えた。

ゲームはやったことはないが、やはりレースものの展開の速さとスピード感は、
観ていて本当にその凄さに吸引されてしまう。
ストーリーとしてはカーレースものだが、いわゆるスポ根ものと言っていい。
共に戦ってきたヤンとジャックとダニーの友情が努力の証が、
一流プレイヤー、ヤン・マーデンボローを作り上げたと。
試練と友情、家族との愛情に裏打ちされたサクセスストーリー。
7月に観た『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』以来、
手に汗握った映画だった。

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『MEG ザ・モンスターズ2』

2023-09-01 | 洋画



□作品オフィシャルサイト 「MEG ザ・モンスターズ2
□監督 ベン・ウィートリー
□脚本 ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー、ディーン・ジョーガリス
□キャスト ジェイソン・ステイサム、ウー・ジン、ソフィア・ツァイ、ペイジ・ケネディ

■鑑賞日 8月27日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

MEG ザ・モンスター」のシリーズ第2弾。

MEGが増えていたけど、まあその登場の恐怖だけをもっと軸にしてほしかったなぁ(笑)
確かにジェイソン・ステイサムのアクションは見応えがあるけれど、巨大ザメを相手に戦うのも
限度があるというもの。しかも今回はレアメタル絡みの掟破り(裏切り)もあったりして・・・。
しかも小型の恐竜(?)まで出て来たりして(笑)
平和なビーチなのに、それまでは大丈夫だったのと笑ってしまった。
まあ最近では海水浴場でイルカが人を嚙むって事件もあったりして、それがリンクしてちょっと
この手にありがちのドキドキ感はもちろんあったけど、あの『ジョーズ」はとても超えられない。
ジェイソン・ステイサムのアクションは面白いけど、やはりテッパンの設定で見せてほしいものだ。
墜落したヘリのプロペラでMEGを串刺し・・・なんて見たくはないなぁ(笑)
この映画は貯まったポイントで無料で観たので良しとしようかな。

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『ローマの休日 4Kレストア版』

2023-08-31 | 洋画

 

□作品オフィシャルサイト 「ローマの休日
□監督 ウィリアム・ワイラー
□脚本 イアン・マクラレン・ハンター、ジョン・ダイトン
□原案 ダルトン・トランボ
□キャスト オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック、エディ・アルバート

■鑑賞日 8月25日(金)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

1954年日本公開の『ローマの休日』。
製作70周年記念として今回日本初の4Kレストア版で公開。
ちなみに4Kレストア版とは、フィルムの傷、汚れ、ゴミ、フィルムのつなぎ目の痕跡、退色などが
あるため1コマずつ修復が必要であり、これらの作業をすべて1コマずつ目視で修正していく
作業のこと。なので古い映画も綺麗に処理されています。
この作品、アカデミー賞では主演女優賞、脚本賞、衣装デザイン賞を受賞しました。
生まれる前の公開作品でしたが、その後もリバイバル上映はされており、ビデオ、DVDでも
何度か観ている作品です。特にヘプバーンは好きな女優なので即公開初日に観て来ました。
誰もが一度は観ている映画なので、ストーリー等は言うまでもありません。
あの頃のヘプバーンがより美しくキュートに大スクリーンに蘇ってきました。
多くは語る必要のない映画ですが、何度観ても、ラストの記者会見の場面でのアン王女と
ブラッドレー(グレゴリー・ペック)のシーンでは泣いてしまいますよ。

昨年には『オードリー・ヘプバーン』の伝記映画も公開されていました。

   


左はチネチッタに常設の「真実の口」。まさにこの映画にジャストフィットです
右は記念にいただいたポストカードです

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『ふたりのマエストロ』

2023-08-29 | 洋画



□作品オフィシャルサイト 「ふたりのマエストロ
□監督 ブリュノ・シッシュ
□脚本 ブリュノ・シッシュ、ヤエル・ラングマン、クレモン・ペニ
□オリジナル脚本 ヨセフ・シダー
□キャスト イバン・アタル、ピエール・アルディティ、ミュウ=ミュウ、キャロライン・アングラード

■鑑賞日 8月23日(水)
■劇場 109シネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

共に指揮者である父子。そもそも会話すらなかった二人だが、ある日、
父・フランソワ(ピエール・アルディティ)に、スカラ座の音楽監督への就任を
依頼する電話が入る。フランソワは今までの経験を含めう、静かながら有頂天に。
それを知った息子ドニ(イバン・アタル)は本当のことを喜んでいるフランソワに
伝えてくれと頼まれて言われ、家族を巻き込んで苦悩と葛藤の日々が始まる。
家族の過去にも触れながら、それぞれの思いをのせて、コンサート当日、
ビッグサプライズが用意された。
この感動と、クラシック音楽の流れるさま、そしてコンダクターの息吹が、
観ている側に快い響きと感動を味合わせてくれた。

ただ、秘書が連絡を間違えたために起こった事件だったが、
あの秘書がのうのうと結果オーライ的なセリフを最後に吐いたのにはビックリ。
あのシーンは全く必要のないこと。自責の念とコンサートの成功で涙する一コマなのでは。

そして、ミュウ=ミュウ、久しぶりに観れて良かった。

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『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』

2023-08-01 | 洋画

□作品オフィシャルサイト 「ミッション:インポッシブル デッドレコニング
□監督 クリストファー・マッカリー
□脚本 クリストファー・マッカリー、エリック・ジェンドレセン
□キャスト トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル、ビング・レイムス、サイモン・ペッグ
      レベッカ・ファーガソン、バネッサ・カービー、ヘンリー・ツェーニー

■鑑賞日 7月24日(月)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

『ミッション:インポッシブル』シリーズの第7作。シリーズ初の2部作となり、
イーサン・ハントの過去から現在までの旅路の果てに待ち受ける運命を描く。
ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』からは8年ぶり 


イーサンのミッションは「それ(新兵器)」が悪の手に渡る前に見つけ出すこと。
従来通りのトム・クルーズの身体を張ったアクションは老いてもまだまだ観れる。
ルーサー&ベンジーの協力を得ながらも、新しい敵も増えて来る。
残念ながら仲間であり、途中合流したイルサは殺されてしまったが、
新たに騙し騙されながら一緒に戦ってきたグレースが終盤に仲間に加わる。
本編164分の長さは殆ど感じることなく、あっという間の出来映え。
さすが老いても(失礼)トムの頑張りにリスペクト
世界中を駆け巡るシーンもいいのだが、もう少し掻い摘んで時短してもらってもいいかなぁ(笑)
イーサンのバイクシーンが出るたびに、やはり『トップガン』を思い出してしまうが(笑)
予告にもあったバイクに乗ったまま谷へ飛び出し、パラシュートで暴走列車に向かうシーンは
なかなか観応えがあったが、これは何度も何度もトレーニングしたトムの産物だっただろう
そして今回、戸田奈ッチャンが日本語訳を付けていたのが久しぶりで嬉しかった。

昨年公開した『トップガン マーヴェリック』は感動し、そのあとMX4Dで観直したが、
これはPART2は観たいけど、もう一度観たいかと聞かれたら一度だけでいいかなぁ(笑)

<PART2情報>
アメリカでは2024年6月28日に公開予定とか。
ただ、全米映画俳優組合のストライキにより、わからなくなっています。
撮影はPART1とPART2同時進行で撮影は行われていたそうで、クリストファー・マッカリー監督は
「PART2は殆ど完了しているが、ただ、重要なシーンがまだ撮影も含め制作途中である。」と。

現在は撮影・制作自体が中止されている状況で、ストライキが終了しない限り、
再開されることは無いとのことです。なので日本公開も少し遅れるでしょうね・・・。

 で、チネチッタにひと言。 なんで過剰に冷房を効かせるのか?
 川崎駅周辺には、他に東宝シネマズと109シネマズが、どちらも適度に温度調節されている。
 映画料金を上げたのなら、幕間にも冷やしておいてほしいもの。
 暑い最中、外から入って来た観客は上映されるまでが暑いのだ。
 なのに、予告が上映される頃からやっと冷やし出す。一考願いたいものだ。
 料金を上げたならサービス自体も改善してほしいものだ。
 このままいつかネット配信が当たり前の時代がもうそこまで来ているのに・・・。

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『クロース』

2023-07-28 | 洋画

□作品オフィシャルサイト 「クロース
□監督 ルーカス・ドン
□脚本 ルーカス・ドン、アンジェロ・タイセンス
□キャスト エデン・ダンブリン、グスタフ・ドゥ・ワエル、エミリー・ドゥケンヌ、レア・ドリュッケール

■鑑賞日 7月21日(金)
■劇 場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、グランプリを受賞。
第80回ゴールデングローブ賞で外国語映画賞。
第95回アカデミー賞でも国際長編映画賞にノミネートされた作品。

無二の親友だと疑わずに思っていた二人、13
歳のレオとレミ。
しかし、学校でいつも一緒に居る二人をあまりに
親密すぎることから、
クラスメイトにからかわれたことをきっかけに、レオはレミとの関係を、
変に疑われたくないことから
そっけない態度をとってしまう。
気まずい雰囲気になる中、二人は些細なことで大ゲンカをしてしまう。

泣ける映画だと聞いていたものの、なぜか泣けなかった。
ネタバレになってしまうけど、レミが自殺に至る過程をもう少し
つまびらかに演出すべきではなかったかと思う。
死を選択するまでの過程がやっぱり大事だと思うし、
もう少し周りを巻き込んでもいいのではないかとも思った。
仲のいい家族で、それゆえレミの苦悩に何の葛藤もなかったのか・・・。
決して後味のいい映画ではなかったかなぁ。

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『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

2023-07-18 | 洋画



□作品オフィシャルサイト 「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
□監督 ジェームズ・マンゴールド
□脚本 ジェズ・バターワース、ジョン=ヘンリー・バターワース、
    デビッド・コープ、ジェームズ・マンゴールド
□キャスト ハリソン・フォード、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、アントニオ・バンデラス、
      ジョン・リス=デイビス、マッツ・ミケルセン

■鑑賞日 7月7日(金)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

『インディ・ジョーンズ』シリーズの第5作目。
なんと『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』から15年。
主役のインディ・ジョーンズを演じるハリソン・フォードは来月82歳を迎える。

そしてやはりスティーブン・スピルバーグ&ジョージ・ルーカスは製作総指揮を務めた。

前作から結構時間が経っているけど、中味はやはり昔観たインディシリーズを遜色はなく、
冒険という観点からはやや物足りなさは残るものの、老体鞭打って、ハリソン・フォードは
頑張ってくれていて、過去自身が大きな事故にあったにも関わらず元気だったのが嬉しかった。
伝説の秘宝「運命のダイヤル」を追いかけて、因縁の宿敵である科学者フォラーを相手に、
争奪戦を繰り広げるのも、今までのシリーズを踏襲して手に汗握る展開だった。
その宿敵フォラー役をマッツ・ミケルセンが演じたことも、効果覿面だったと思った。
まあ色々懐かしさを感じながらも、最後にカメオ出演でカレン・アレンが登場したのにはビックリ。
彼女はインディ・シリーズの初代ヒロイン・マリオンだった。
なんだかこのシーンだけでもインディが無事に旅から戻ったことをより盛り上げていた、
とてもいいラストカットだった

 ・・・ところでバンデラス、どこに出ていたの(笑)

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『探偵マーロウ』

2023-06-26 | 洋画

 

□作品オフィシャルサイト 「探偵マーロウ
□監督 ニール・ジョーダン
□脚本 ウィリアム・モナハン、ニール・ジョーダン
□原作 ジョン・バンビル 
□キャスト リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー、ジェシカ・ラング、
      アドウェール・アキノエ=アグバエ

■鑑賞日 6月16日(金)
■劇 場 kino cinema みなとみらい
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

リーアム・ニーソンが、私立探偵フィリップ・マーロウを演じたミステリー映画。
リーアム・ニーソンの記念すべき100本目の出演作で、
このフィリップ・マーロウはずっと演じたかったそうだ。
監督は『クライング・ゲーム』のニール・ジョーダン。
それにしても川崎はシネコン3館もあるのにどこにもかからないとは何たること。
今までの作品は3館のどこかで上映していたのに・・・。

で、結論から言うと、従来のニヒルで静かで強い熱血漢ってイメージではなく、
探偵マーロウの謎解きがメインの作品だった(もともとそうだが)。
今回は意外にダンディなリーアム・ニーソンが見れた(失礼)。
映画産業の裏側が舞台でその謎解きに挑むのだが、
キーになっているのはダイアン・クルーガー演じるクレアと、ジェシカ・ラング演じるドロシー。
この3人の関わり合いやシャレた会話のキャッチボールが面白い。

派手なアクションは殆どなく、やはり会話の妙がこの作品の見所。
ここが・・・と言いたいところだが、ネタバレになるので興味のある方は
上映館が少ないけど劇場でぜひ。
自分のイメージ通りのマーロウを演じることが出来たという、
記念すべき100本目のリーアム・ニーソンの演技を楽しんでほしい。

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『ワイルド・スピード ファイヤーブースト』

2023-06-08 | 洋画

□作品オフィシャルサイト 「ワイルド・スピード ファイヤーブースト
□監督 ルイ・ルテリエ
□脚本 ジャスティン・リン、ダン・マゾー
□キャスト ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、
      シャーリーズ・セロン、ジェイソン・ステイサム、レオ・アベロ・ペリー

■鑑賞日 5月31日(水)、6月3日(土)
■劇 場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

いよいよ「ワイルド・スピード」シリーズの第10作にして最終作。
面白かったので、2度観て来ましたよ(笑)

全体的にはカーアクションとドムを取り巻くファミリーの活躍が描かれていて、
過去を振り返りながらも、新たな復讐相手と闘っていくストーリー。
ド派手なシーン満載で飽きることはない作品に仕上がっていました。
途中、❓な部分はあるものの、カーアクション映画としては抜群。
座席から腰が浮いてしまいますよ(笑)

詳しく書くとネタバレになるので申し訳ないですが、
築き上げたファミリーもだんだん少なくなっていく過程で、
どこまでも前進するドムの姿が美しい。
強敵ダンテ役のジェイソン・モモアの余裕の笑みと面白さがいい。
共に最後まで戦い、自爆覚悟でドムを援護する弟・ジェイコブがカッコイイ。
そして、ドムの息子役のリトルBを演じたレオ・アベロ・ペリーがなかなか上手かった
ついでに大好きなシャーリーズ・セロンももちろんいい

これで終わるのかと思ったけど、エンド・ロール途中の「彼」の登場、
もしかして続編❓ あるいは新シリーズ(笑)

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『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(吹替)』

2023-06-05 | 洋画

□作品オフィシャルサイト 「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
□監督 アーロン・ホーバス、マイケル・ジェレニック
□脚本 マシュー・フォーゲル
□キャスト(声) 宮野真守、志田有彩、畠中祐、三宅健太、関智一

■鑑賞日 5月28日(日)
■劇 場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

世界中で大ヒットを続けているこの映画。
もちろんマリオは当時スーファミで夢中になっていたことは間違いない(笑)
ゲームの世界観は壊さずに、しかも主演のマリオとルイージ、ピーチ姫、
そしてクッパ、キノピオ、ドンキーコング、ヨッシー等々、
ゲームでお馴染みなじみのキャラクターが登場していて懐かしさ満点
観ながら要所要所でエアー・ハイパージャンプしていたなぁ(笑)

良かったのは挿入曲でボニー・タイラーの「ヒーロ-」やa-haの 「テイク・オン・ミー」~
またAC/DC、ELOなども懐かしく蘇った。
スーファミに熱中していた人たちも今はいい大人になっているから、
その時代の懐かしさを挿入曲も後押ししているに違いない。

5月29日現在の全世界興行収入が1,799億円
全世界興行成績のアニメ作品にて歴代3位になったとのこと。
ちなみに日本では公開31日で100億円を突破した。

どこまで記録が伸びるかわからないけど、
ワクワク・ドキドキ、懐かしさいっぱいの映画だった

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『MEMORY メモリー』

2023-05-25 | 洋画

□作品オフィシャルサイト 「MEMORY メモリー
□監督 マーティン・キャンベル
□脚本 ダリオ・スカーダペイン
□キャスト リーアム・ニーソン、ガイ・ピアース、モニカ・ベルッチ、タジ・アトウォル

■鑑賞日 5月18日(木)
■劇 場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

前作の『ブラックライト』から僅か二カ月のウインドウ。
リーアム・ニーソン、もう70歳だが、結構筋トレは欠かさないらしい。
とは言っても、ジェイソン・ステイサムのようなキレはない(笑)

殺し屋も自身が
アルツハイマー病で薬を飲みながら仕事を行う。
なので左腕をメモ代わりに書き込んで忘れないようにする。
そんな殺し屋でいいのかと思うが同時に引退を考えていたところに、
受けた仕事のターゲットが少女だったことから契約を破棄。
彼の信念は「子供だけは守る」ということ。
ところがそう簡単には呑まない組織。
アクションはそこそこだが、長年のキャリアが老体を動かしていく。
珍しくネタバレで申し訳ないが、最後には自ら死を選んで銃撃に合う。
FBIに録音音声を残し、巨大な人身売買組織の壊滅を託す。
信じたFBIをガイ・ピアーズが演じるのだが、いまいちフィットしない。
何だろうボサボサだし、キレがないしで(笑)
モニカ・ベルッチも歳を取ったなぁ・・・。
最後はちょっと考えてしまうオチがあるのだが、
ともかく今までのリーアムの作品で自身の出番が少なかったような気がして残念。
来月公開の次作『探偵マーロウ』に期待するかな(笑)
監督がニール・ジョーダン、共演にダイアン・クルーガー、ジェシカ・ラング。
リーアム出演100本目の記念作だそうだから。

コメント (2)
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『ザ・ホエール』

2023-05-04 | 洋画

 

□作品オフィシャルサイト 「ザ・ホエール
□監督 ダーレン・アロノフスキー
□脚本・原作 サム・D・ハンター
□キャスト ブレンダン・フレイザー、セイディー・シンク、ホン・チャウ、サマンサ・モートン

■鑑賞日 4月25日(火)
■劇 場 TOHOシネマズ日本橋
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

第95回アカデミー賞でブレンダン・フレイザーが主演男優賞を受賞。
メイクアップ&ヘアスタイリング賞とあわせて2部門を受賞した作品。

272kgの巨体の男チャーリーを演じたブレンダン・フレイザー。

チャーリーは妻や娘と別れ、一人暮らしで自宅のソファからほとんど動くことが出来ない。
仕事はオンライン講義の講師をしているが、カメラは常にオフ。
人に会うこともなく、現実逃避と過食を繰り返した結果、巨体は歩行器なしでは移動できないほど。
離婚の原因はチャーリーがアランを亡くしたこと。アランの妹で看護師のリズ(ホン・チャウ)に
介助してもらいながら、心不全の症状が悪化しても病院へ行くことを拒否。
死期が近いことを悟った彼は、疎遠になっていた娘エリーと会えなかった時間を
取り戻そうとするが彼女は問題児だった。

「ハムナプトラ」シリーズでブレイクしたブレンダン・フレイザー。
久しぶりに見たと思ったら、いきなりのアカデミー主演男優賞受賞。
この映画、そもそもは舞台劇。主人公は動けないから部屋の中だけの展開。
監督の意向で画面比を「縦1:横1.33」で撮影している。
昔のTVサイズって感じかな(笑)
川崎の3館あるシネコンでは上映されなかったので日本橋まで行きましたよ。

やはり中心は主人公チャーリーを演じたブレンダン・フレイザーの顔の表情や仕草。

巨体は特殊メイクなのでほぼソファーに埋もれているので動きなし。
なので目の動きや顔の表情がほぼ全て。本当に体重を増やしたわけではないが、
それでも想像できる巨体の動きはそれなりに表現できていた。
簡単なようで難しい役回りだったが、かなり工夫の跡が見れる演技だった。
ストーリーについてはそんなに素晴らしいものだとは思わなかったものの、
フレイザーの演技と巨体造りの特殊メイクを評価してのアカデミー受賞だったのだろう。
感動的なのは娘との再開より、常に面倒をみていた看護師のリズ(ホン・チャウ)との
やり取りだろう。家族よりも家族らしく、チャーリーと兄との関係を理解し、
先に逝った兄に代わり献身的に尽くしていた姿と生きていて欲しいと願う姿に感動した。
このフレイザーのアカデミー賞主演男優賞には納得いくものだった。
そして『エブエブ』でジェイミー・リー・カーチスが助演女優賞を受賞したが、
僕的にはこのホン・チャウに助演女優賞を差し上げたい。

余談ですが、妻役のサマンサ・モ-トン、ショーン・ペンと共演した
ウディ・アレン監督の『ギター弾きの恋』が好き。

コメント (2)
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『パリタクシー』

2023-05-01 | 洋画

□作品オフィシャルサイト 「パリタクシー
□監督 クリスチャン・カリオン
□脚本 シリル・ジェリー、クリスチャン・カリオン
□キャスト リーヌ・ルノー、ダニー・ブーン、アリス・イザーズ、ジェレミー・ラユルト

■鑑賞日 4月21日(金)
■劇 場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

余命僅かの92歳の老女マドレーヌ(リーヌ・ルノー)。

無愛想なタクシードライバー、シャルル(ダニー・ブーン)。
シャルルは借金があり、休みもなく免停寸前。
そんな二人がタクシードライバーと客として出会ったことから

始まるハートウォーミングなストーリー。

マドレーヌのまさに「女の一生」を生まれ育った場所を辿りながら、
ほんの一日のちっちゃなロードムービー。
死を前にして人生を振り返るマドレーヌに付き合うシャルル。
一見ただの老女だと思っていたマドレーヌには思わぬ壮絶な過去があった。
少しずつ彼女の我儘を聞きながら振り回されるシャルル。
だが、時が経つにつれて、彼女の人生に寄り添って行くシャルル。
互いが少しずつ歩み寄り、心開き、二人の距離は縮まっていく。
決して派手ではなく、随所に小笑いを入れながらも、
最後には大きな感動がやってくる。
心通わせるには遅すぎた。そして再び出会うこともなかった。
そのラストシーンについに涙腺崩壊。
いやぁ心温まるいい映画を観た。

マドレーヌを演じたリーヌ・ルノー。
彼女の実年齢は94歳。フランスを代表するシャンソン歌手だ。

さすがに臆することない淡々とした演技は見事だった。
それこそが彼女のキャリアの深さを感じさせる演技だった。
劇中の彼女のセリフ、「笑うたびに若返る。怒るたびにふける。」は
まさに人生訓かな(笑)

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『AIR エア』

2023-04-14 | 洋画

□作品オフィシャルサイト 「AIR エア
□監督 ベン・アフレック
□脚本 アレックス・コンベリー
□キャスト マット・デイモン、ベン・アフレック、ジェイソン・ベイトマン、
      ビオラ・デイビス、マーロン・ウェイアンズ、クリス・タッカー

■鑑賞日 4月8日(土)

■劇 場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

今年ここまでの洋画の中で一番かもしれない。


誰もが知っているナイキのバッシュー「エア・ジョーダン」。
その誕生秘話を映画化した作品がこれ。
僕も中学・高校と6年間、バスケットをやっていたので興味津々。
まあ、当時はまだナイキはそんなにメジャーではなくて、
僕の時代はまだコンバースに憧れがあった。
その頃のコンバースは中高生には高価なシューズだったが、
高校生の頃にバイトして貯めてゲットしたものだった。
(今は比較的安価だけど・・・。)

脚本こそ別の人だったが、このマット・デイモン&ベン・アフレックの
コンビは実に秀逸な作品を生み出して来ている。
今回は本当に会話が多く=字幕数も多かったが(笑)、
どんどん引き込まれて、会話の妙と言うか、実に楽しかった。
その会話の多さの中で、マシンガントーク未だ衰えないクリス・タッカーは適役。
そして偉大なジョーダンの母を演じたビオラ・デイビス、
この映画の胆とも言えるベスト・フィット・アクトレスだった。

逸材VS企業って特にスポーツの世界では多くあるのだろうけど、
この映画はその上をいく人間VS人間の生き様を表現していた。
そしてテンポの良さと適宜挿入されていく音楽も最高!
イントロの映像は当時の世相を映し出していて分かりやすい。

マイケル・ジョーダンやバスケットボールに興味がない人でも、
これは十分楽しめる作品になっているのでオススメです。
観終わった爽快感はとても嬉しかった。

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『マッシブ・タレント』

2023-04-11 | 洋画

□作品オフィシャルサイト 「マッシブ・タレント
□監督 トム・ゴーミカン
□脚本 トム・ゴーミカン、ケビン・エッテン
□キャスト ニコラス・ケイジ、ペドロ・パスカル、シャロン・ホーガン、アイク・バリンホルツ

■鑑賞日 4月3日(月)
■劇 場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

以前から好きだったニコラス・ケイジ。

でも、最近は殆ど彼の映画を観に行くことはなかったなぁ・・・。

この映画はニコラス・ケイジが実際にケイジ自身を演じるっていう
プチ自虐的内容なので、ちょっと興味が出て観てみること。
過去の栄光に縋りつきながらも、過去の自身の成功の後を追いながら、
借金地獄から抜け出すために、葛藤しながらスパイまがいのことをやったり。
まあアクションコメディってウリなんだけど、もう自虐ネタふんだん(笑)

映画自体は大したことなかったけど、ずっと彼の映画を観て来ただけに、
俳優ニコラス・ケイジの履歴を紐解く懐かしさだけはウケた。
『ワイルド・アット・ハート』、『ザ・ロック』、『コン・エアー』、
『フェイス/オフ』等々、カッコ良かったケイジの映画はたくさんあったけど
ただ、ボクの好きな『月の輝く夜に』には触れてくれなかったなぁ・・・。

来年、ケイジは還暦を迎えるんだなぁ・・・。
不自然にハゲ隠さないで(笑)、もっとナチュラルなケイジが観たいよ。
シェール、彼に何か言ってあげてよ!

コメント
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