新型コロナは2023年5月8日以降に発生数が漸増しており、
「すでに第9波に入っている」
という指摘もあります。
ちなみに、日本での現在流行している株(2023年7月)は以下の通り;
▼XBB.1.9系統 37%
▼XBB.1.16系統 36%
▼XBB.2.3系統 15%
▼XBB.1.16系統 36%
▼XBB.2.3系統 15%
そんな中、海外から新たな変異株の報告が飛び込んできました。
その名は「EG.5」というXBB株から派生したもの。
アメリカではすでにメインとなっており、
17%がこの株とのこと。
他にもイギリス、中国、そして日本でも広まっているそうです。
幸いなことにEG.5株は重症化リスクは高くなく、
しかし感染力が強いため広がりやすく、
WHOは「VUM=監視下の変異ウイルス」に指定して、
注意深い監視が必要と提言しています。
また、XBB株由来であれば、
現在のオミクロン株用ワクチンがある程度有効であることが期待されます。
▢ 新コロナ変異株「EG.5」、米国で主流に
(2023.8.10:CNN.co.jp)より抜粋;
米国で新型コロナウイルスの新たな変異株「EG.5」が主流になっている。米疾病対策センター(CDC)の最新の推計によると、全米の新型コロナ感染者の約17%がEG.5で、次いで「XBB.1.16」が16%となっている。
EG.5はオミクロン株の一種であるXBBの派生型。元々のオミクロン株のように大きく変異したものではなく、ウイルスが少しずつ変異したもの。EG.5にはEG.5.1という派生型があり、こちらも急速に広がっている。
人間が持つ抗体に対する派生型の抵抗力を研究している米コロンビア大学のデビッド・ホー博士は、EG.5などの変異株はこれまでのウイルスと異なる症状、あるいは重篤な症状を引き起こしていないようだと指摘する。
EG.5は米国だけでなく、アイルランドやフランス、英国、日本、中国でも急速に広まっている。世界保健機関(WHO)は9日、EG.5のステータスを「監視中」から「注目すべき変異株」に引き上げた。・・・