小児アレルギー科医の視線

医療・医学関連本の感想やネット情報を書き留めました(本棚2)。

キュバール吸入方法の説明会

2014年11月26日 13時14分16秒 | 気管支喘息
 当院では乳幼児の喘息治療にキュバール・エアゾールを使用しています。  今回、スタッフの吸入指導を再確認する目的で、製薬会社さんに説明会を依頼しました。  乳幼児なので、キュバール本体のみ使用する「クローズドマウス法」「オープンマウス法」は行っていないため省略し、「スペーサー(エアロチャンバー)を用いた吸入法」を解説していただきました。  各吸入方法の動画はメーカーサイトで閲覧可能です。  あ . . . 本文を読む
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「軽症持続型喘息に対する吸入ステロイド間欠療法の是非」(勝沼俊雄先生)

2014年11月24日 16時13分17秒 | 気管支喘息
 現在、気管支喘息の治療の主流/第一選択は吸入ステロイドです。  基本は「連日投与」、すなわち調子が良いときも悪いときも毎日使用します。  一度始めたら最低3ヶ月は継続し、そこで再評価して継続/減量/中止を検討するのが常識でした。  一時期、乳幼児発症の喘息に吸入ステロイドを早期導入することにより喘息の治癒が期待されたこともありました。  しかしその検討結果は「吸入ステロイドを止めると喘息がぶり . . . 本文を読む
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アレルギー診療の新常識

2014年11月13日 06時21分23秒 | 食物アレルギー
 タイトルは医療系商業誌「日経メディカル」2014年11月号の特集名です。  医学的な知識より社会的位置づけの視点が興味深く、拝読しました。 ・アレルギー疾患の各ガイドラインが公表されているが、それに沿った治療が必ずしも行われていない。 ・スギ花粉症では「舌下免疫療法」という新しい治療法が登場、毎日の服用を2年以上続ければ8割強に効果 ・アナフィラキシーではじんま疹など皮膚症状を伴わない例がある . . . 本文を読む
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食物アレルギーに役立つスマホアプリ「アレルギーチェッカー」と「クミタス」

2014年11月11日 07時24分42秒 | 食物アレルギー
 食物アレルギー患者さんに情報提供です。  スマホのアプリを利用して、食べたい食品にアレルゲンが含まれるかどうかを知り、さらにアレルゲンが含まれない食品を見つけることができる時代になりました。 ■ 食物アレルギーで悩んでいるなら、このアプリ~特定のアレルゲンを含まない食品を検索するサービスも (2014/11/7 日経デジタルヘルス)  牛乳や卵、エビ、そば粉などが含まれる食品を少しでも口にする . . . 本文を読む
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シムビコート®によるSMART療法の有用性(鹿児島大学:井上博雅先生)

2014年11月03日 10時51分29秒 | 気管支喘息
 これも製薬会社からいただいた冊子(Astellas Square 2014年10-11月号)の記事です。  現在、喘息治療の基本は吸入ステロイド薬です。  これを十分量使用しても発作のコントロールができない例に対し、追加治療のオプションがあります。  内服では抗ロイコトリエン薬、吸入ではβ刺激薬がその代表です。  さて、吸入β刺激薬は即効性のある短時間作用型(SABA)と長時間作用型(LABA . . . 本文を読む
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「小児の重症喘息治療・管理のアプローチ」(群馬大学:荒川浩一先生)

2014年11月03日 10時16分17秒 | 気管支喘息
 製薬会社からいただいた冊子(infoAllergy 2014.September No.69)に、先輩の荒川先生が執筆している記事を見つけました。  臨床現場に役立つヒントがありましたので、メモメモ: ■ 小児重症喘息と診断する前にチェックすべき事 ・アドヒアランス不良 ・増悪因子からの回日が不十分 ・合併症の有無 ・診断が正しいか ■ 小児重症喘息の標準治療  小児気管支喘息治療・管理ガイ . . . 本文を読む
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「メプチンスイングへラー」に関するQ&A

2014年11月02日 06時23分58秒 | 気管支喘息
 喘息の発作止めである、気管支拡張剤(交感神経β-刺激薬)「メプチン®」は剤型が10種類くらいあるそうです。  先日、新しい吸入剤「メプチンスイングへラー」が発売されました。  これは気体・液体ではなく粉(ドライパウダー)を吸い込む剤型で、従来の「メプチンクリックへラー」を改良したもの。比較すると大きさが小さくなり、操作回数も減り簡便になりました。  7歳以上で使用可能とされており、小学 . . . 本文を読む
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