相変わらず自民党の、「政治刷新本部は国民向けのガス抜きをしているようで、本質的な問題には言及できていない。
自民党派閥のパーティー収入不記載事件を受け、党が新設した「政治刷新本部」が迷走気味です
— こちら夕刊フジ編集局 (@yukanfuji_hodo) January 17, 2024
政治資金規正法違反の裏金が問題なのに、「派閥解消」「パーティー禁止」など本質ズラしが見られますhttps://t.co/Tsdz1xZpfG#パーティー券事件#政治刷新本部#本質ズラし pic.twitter.com/lHFXjuc9eO
フランスは『企業団体献金』をなくし、イタリアは『政党交付金』をなくしている。日本は『企業団体献金』の廃止を前提に『政党交付金』(現在315億円)を導入したにもかかわらず、今も『企業団体献金』を受け取り、『パーティー収入』も受け取り、裏金にしている。日本の今がいいとは思わない・・・ https://t.co/65ODswrVMh
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) January 17, 2024
それにしても、自民党は調査はしないのかね?
— 尾張おっぺけぺー (@toubennbenn) January 17, 2024
「派閥がー」よりも、まず自民党の全議員の調査をしましょう。まず。
制度の欠陥でもなんでもなく、制度をみて「こうやって欺こう」とやる人々が起こした問題で
その人々がほぼそのままいる状態で「派閥がー」。
論点逸らしてないで調査くらいしたら?
自民党に供給される今年の「政党助成金」は約160億円に及ぶという。この「政党助成金」は「企業・団体献金」 の禁止を公約として導入されたが、今に至るまで自民党は「企業・団体献金」との二重取りを平然と続けている。これは詐取と何ら変わらない。絶対に許してはならない。https://t.co/dM8R4IBjOQ
— 異邦人 (@Narodovlastiye) January 17, 2024
素朴に、国内問題の「おかしなこと」だけに留めたこの人の記事から一部抜粋して引用する。
「第293回:おかしいだろ、それ?(鈴木耕)」
首相の現地入り ほんとうに冗談にもならぬほど、岸田政権の災害対応は遅すぎる。いろんなところで指摘されているけれど、振り返ってみる。 阪神淡路大震災(1995年)村山富市首相が被災現地入りしたのは2日後 新潟県中越地震(2004年)小泉純一郎首相の現地入りは3日後 東日本大震災(2011年)菅直人首相の現地入りは翌日 熊本地震(2016年)安倍晋三首相の現地視察は9日後 最近の大地震に限ってみても、時の首相の動きは上記のとおりである。安倍首相の場合は、予定していた日にまた大きな揺れがあったので延期した、ということになっている。 比較して、岸田文雄首相の初動はあまりに遅すぎる。地震が起きて13日目にようやく現地入りするとの報道があったが、それすら天候不順のためとの理由で14日に延期された。14日に行けたのなら、なんでもっと早く行かなかったのか。フジテレビ(!)に出ているヒマがあったのだから、時間がなかったとは言わせない。 しかも驚いたことに、当事者である馳浩石川県知事までもが被災現地入りしていなかったという。金沢の県庁で陣頭指揮を執っていたというのだが、2週間の間に被災現地入りすることは考えなかったのだろうか? おかしいだろ、それ。 ついでだが、自衛隊の逐次投入(要するに小出し)にも疑問がある。地震発生の2日目に1000人、3日目に2000人、5日目に5000人……。なんじゃこれ? 日付の数字に語呂合わせしてんのかよ、と思わず呆れる。 熊本地震で3日目に1万4千人を投入したことに比べれば、どう言い訳したって、おかしいものはおかしい。 救援物資とジャーナリズム 現地からの報告でとくに深刻だったのは、トイレと暖房だった。多くの地区で断水。そうなると、今どき水洗ではないトイレなどほとんど存在しないのだから、避難所でのトイレ使用は困難になる。そこから感染症の蔓延も始まるし、トイレを我慢することで他の合併症も生じる。せめて簡易トイレを即座に輸送することを考えるべきだった。なぜそれができなかったのか。政府がそんなものを備蓄していなかったというのであれば、まさに寺田寅彦の警句から何も学んでいなかったことになる。 SNS上では例によって「報道陣は邪魔だから入るな」「ヤツラは救援の妨げになるだけ」「被災者は怒っている」などのツイート等であふれた。だが実際には、被災者からそんな声はまったく聞こえてこないのが現状だ。 「私たちの声を全国に届けてほしい」「現状を政府や責任者に伝えてほしい」「やっと話を聞いてもらえて嬉しかった」などの声が圧倒的だったと、ぼくは現地から直接聞いている。 山本太郎れいわ新選組代表の現地入りだって、やたら批判の声が上がったが、現地からの批判なんかほとんどない。一緒にカレーを食べたことへの罵倒など、まさに噴飯もの。 SNS上に跋扈した意見は、おかしいのである。 検察の動き どうやら東京地検特捜部は、例の裏金問題でターゲットにしていた安倍派幹部の立件を断念したらしい。毎日新聞(1月14日付)が次のように報じている。 安倍派幹部 立件断念へ 特捜部 会計責任者起訴方針 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件で、パーティー券収入のノルマ超過分を「派閥の政治資金収支報告書に記載しなかったとして、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記載)容疑で刑事告発された最大派閥の清和政策研究会(安倍派)の歴代事務総長ら幹部議員について、東京地検特捜部が立件を断念する方向で調整していることが関係者への取材で判明した。会計責任者との共謀の立証が困難との見方を強めている模様だ。(略) ああ、やっぱりなあ、である。しかし、会計責任者なる者が勝手に自己裁量でこんな多額の金を左右できたと考えるのが普通なのか? ぼくには到底納得できない。 責任者は派閥の事務総長だろう。その責任を問わずに下っ端だけで終了とは、検察のこれまでの動きはなんだったのか。 絶対におかしいよ、これ。 自民党政治刷新本部 まさに「お笑い自民党」である。 なんてったって、“政治刷新本部”の最高顧問に、麻生太郎氏と菅義偉氏がでーんと鎮座なさっておられる。しかも、挙党体制と称して38人もの頭数を揃えたが、その中には今回の疑惑の発火点だった安倍派から10人もの議員が参加しているのだから、驚くやら呆れるやら。最初っからやる気を疑う布陣だ。 そこへ爆弾。参加安倍派10人のうち、9人に「裏金疑惑」が発覚というのだから、もはや怒るより笑うしかないではないか。言葉どおりの「お笑い自民党」なのであった。 ともかく名前を記しておく。岡田直樹元地方創生相、野上浩太郎元農水相、佐々木紀、上野通子、太田房江、松川るい、吉川有美、藤原崇、高橋はるみ、の各議員。彼らが裏金を得ていたというのである。 そんな連中に「政治刷新」ができるとは到底思えない。ものすごーく、おかしいだろ、これ! 他にも、刷新本部ではないが、丸川珠代、下村博文両議員にも「中抜き疑惑」が持ち上がっている。もはや身綺麗な議員を自民党内に探す方が無理という状態だ。 |
さて、話はがらっと変わるが、昨年のWBCの放映権を獲得し連日野球放送をタレれ流していたテレビ朝日は、朝の情報番組がほとんどスポーツ番組に成り下がっていた時期があった。
報道ステーションだけではない。最近のテレビ朝日は完全にジャーナリスト精神を棄却してしまったようである! https://t.co/ayHRO0mtUI
— 無職労オジサン (@649rouojisan) December 28, 2023
そんなことがあり、朝の8時台はフジテレビの「めざましテレビ」を見るようになった。
もっともフジテレビのコメンテーターはかなりいわくつきの女性がいたのだが、いつの間にか、元NHKアナウンサーの岩田明子がしばしば顔を出すようになった。
この顔がテレビ画面にでるとオジサンはチャネルを変えていた。
この岩田明子に対して真正面から批判していた記事を、見つけた。
「無類の安倍好き大嘘つき『元NHK 岩田明子』の大罪。虚報の数々を振り返って分かった「これが本物のフェイクニュースだ」
■自民党の政治資金パーティーに潜入 10年ほど前、友人に「自民党のパー券が大量にあるんだけど、見学しない?」と誘われて、政治資金パーティーの会場に入ったことがある。 自民党が民主党から政権を奪還した翌年、2013年のことだ。2012年にニコニコ生放送『よしりんに、きいてみよっ!』という番組がはじまり、友人が「話のネタになるかもしれないし」と声をかけてくれたのだ。 父親が経営している会社で、地元議員から頼まれて毎回2万円のパーティー券を20枚ほど購入するそうだが、カネを払うだけで、いつも誰も参加しないという。もったいないし、自民党は政権を奪還して大盛り上がりらしいので、どんな様子か見てみたいと言っていた。 ホテルニューオータニの「鳳凰の間」という大宴会場と、それに隣接する宴会場など2~3のスペースがパーティー会場になっていたと記憶している。 壇上に「平成研究会」という横断幕があった。その時はわけがわかっていなかったが、当時の額賀派(現・茂木派)のパーティーだったようだ。 「髭の隊長」こと佐藤正久が、「中国大陸から見ればいかに日本列島が邪魔で、食糧難を見据えて敵視されているのか」という内容の公演をやっていたのを覚えている。 ■貪り食うブタ。世界一卑しい会食 会場に入る前に、友人から「立食形式だけど、とにかく食べ物が少なくて、争奪戦になるから、会場に入ったらまず食べ物を確保したほうがいい」と言われていた。本当にその通りで、料理を提供するコーナーには黒山の人だかりができており、肘や尻で押し合って陣取りしながら、我先にと料理を奪い合っていた。 会場内のそこかしこに点在する円卓には、『千と千尋の神隠し』に登場する食い意地の張ったブタの集団みたいな人々がたむろしていて、男も女もガハガハと大笑いしながら料理を貪り食い、瓶ビールを注ぎ合っている。 ホテルの従業員がたくさん走り回っているが、片付けが間に合わず、飲み干されたビール瓶や、食器、汚れた割り箸の束などが、白いテーブルクロスの上に次々と積み上げられてゆく。 干からびたビールの泡やオレンジジュースの汁で汚れたコップが、参加者たちによってみだりに積み重ねられていき、しまいにタワー状になって弓なりに反って、倒壊し、ガラスの割れる音が響いたりもした。だが、それもすぐかき消されるほどの乱雑で猥雑なエネルギーが会場に充満していた。 貪り食うブタたちの姿の間には、平身低頭して誰かをヨイショしたり、握手を交わしてニヤニヤしたりしているスーツ姿のギラギラついたおじさんたちがうろついていた。新宿歌舞伎町なんかより、千代田区永田町のニューオータニのほうがよっぽど「欲望渦巻く」という言葉がぴったりじゃないかと思い、唖然とした。 いろんな飲み会の現場を見て来てはいるが、後にも先にも、あんなにみっともない飲み食いの場は他にない。酒や料理でなく、権力を手中におさめたこと、その栄華の場に居合わせていることに酔いしれている人間たちの姿があった。 あのパーティーではいくら儲かって、いくら裏金を作っていたのだろう。 ■“立証困難”で安倍派不起訴の茶番劇 自民党・安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーをめぐる裏金作りの問題で、現職議員の池田佳隆・元文部科学副大臣が逮捕され、自民党はぐらぐらだ。 池田は、安倍派からキックバックされたパーティー券収入のうち、5000万円を政治資金収支報告書に記載しておらず、秘書に証拠隠滅も指示していたらしい。ほかにも、安倍派の大野泰正参院議員と谷川弥一衆院議員が、不記載や虚偽記載などの容疑で立件される見通しだという。 時効にかからない2018年からの5年間で、総額6億円を裏金化していたらしいが、東京地検特捜部は、肝心の安倍派幹部については「立証が困難」とのことで、断念するらしい。 2018年以降に安倍派で派閥を取り仕切ったのは、下村博文、松野博一、西村康稔、高木毅の4人だ。いずれも特捜部には、「(裏金の還流は)会長案件だった」と説明しているらしい。当時の会長と言えば、細田博之前衆院議長と安倍晋三元首相だ。2人ともすでに死去している。 幹部の人間がカネの成り行きについて何の関知もしていなかったわけがないから、4人とも「死人に口なし」の要領で、自身の立件を逃れるために供述したのだろうとも思うが、「会長案件」というのも、そりゃそうだろうなと思う。 選挙や総裁選、議決で優位に立ちまわるために、ボスを筆頭にした集団が形作られているのに、そのボスが、カネの流れを把握して、下の人間を握っておかなければ、なんのための派閥なんだかわからない。 ■元NHKの御用記者、岩田明子を断罪せよ ところが、「安倍晋三LOVE」だった人々の、安倍を美談に持ち上げようとする執念はすさまじい。なかでも、なりふり構わないのが、「安倍晋三に最も食い込んだ記者」と呼ばれた元NHKの岩田明子だ。 2002年に当時官房副長官だった安倍の番記者となり、以来20年以上にわたって安倍に寄り添うようにして取材していた岩田は、やがて自宅に上がることも許されるようになり、安倍の母親から全幅の信頼を得ていたという。 NHKでは、2013年から政治担当の解説委員と記者職とを兼務しており、ニュース番組内で何度となく安倍政権の広報官のような報道を繰り返す姿が放送された。 ■岩田明子の作り話を垂れ流す大手新聞の異常性 その岩田が、安倍派裏金問題について、こう論じている。 いわく、細田博之前衆院議長がトップだった時代(2014~21年)から、派閥内では問題になっていたということだが── 安倍元首相が21年11月に初めて派閥会長となった後、翌年2月にその状況を知り、「このような方法は問題だ。ただちに直せ」と会計責任者を叱責、2カ月後に改めて事務総長らにクギを刺したという。22年5月のパーティーではその方針が反映されたものの、2カ月後、安倍氏は凶弾に倒れ、改善されないまま現在に至ったようだ。 (夕刊フジ「岩田明子 さくらリポート」2023.12.12) 派閥の会長に就任して初めてキックバックの存在を知った安倍が、会計責任者を叱責してやめさせようとしていたという「物語」である。 さらに、ネット番組Abema Primeに出演した岩田は、こう話している。 (安倍が派閥会長になった2021年11月ごろは)目の前のことに追われていて、そして、はたと翌年の2月に「そう言えばカネはどうなってるんだ」ということで会計責任者を呼んで報告を受けて、初めてこのキックバックというものを知ったようなんですね。 その時に、叱責して「ただちにやめろ」という風に言ったんですけれども、ちゃんとやめたかどうか心配になって、また4月に改めて、西村(康稔・前経産相)さんなど事務総長を呼んで、「あの件はやめたんだろうな」とクギを刺し、翌月のパーティーの時にはキックバックはなくなっていたということなんですが、2か月後に銃撃されましたので、そこでこの話もうやむやになってしまった、と。 (ABEMA Prime 2023.12.14) 安倍ってどこまで清廉潔白だったのか。すごい。1行も信じられない。まったくの作り話としか思えない。 だが、岩田のこの話は、新聞各紙に浸透している。 例えば、毎日新聞は、安倍派幹部4人の供述を紹介したあと、立件を断念するらしいと報じる記事のなかで、こう書いている。 安倍氏は生前の同年春に還流中止を提案し、いったんは中止が決まった。しかし、継続を求める議員から反発があり、安倍氏の死去後に当時の事務総長だった西村氏や、下村氏、世耕弘成前党参院幹事長ら派閥幹部と会計責任者が対応を複数回協議。同8月に還流継続が決まったとされる。 (毎日新聞 2024.1.13) 朝日新聞も、安倍派では長年にわたり裏金が還流されてきたと書いたあと、こう伝えている。 一方、同派では、安倍晋三元首相が首相辞任後の21年11月に派閥に復帰し、新会長に就任。安倍氏は22年の派閥パーティーを5月に控えた同年4月、還流の取りやめを提案した。派閥の実務を取り仕切る事務総長だった西村康稔・前経済産業相らが協議して還流なしの方針が決まり、各議員に周知されたという。 (朝日新聞 2023.12.23) 安倍批判の急先鋒だったはずの2紙が、岩田明子の言い分をそのまま転用しているのだが、これは真実なのか? ■岩田明子は嘘吐きか節穴か?「虚報」の歴史 そもそも岩田は、安倍政権時代、政権ヨイショのための虚報をNHKから垂れ流してきた。一部を紹介しよう。 《岩田明子虚報の一例》 ●2018年5月 朝鮮半島問題に関する6か国協議に関して、安倍が、ロシア・中国・北朝鮮・韓国・アメリカの「橋渡し役」を担っているなどと伝えた。実際には、安倍は従米の態度でしかなく、蚊帳の外であった。 ●2019年6月 イランの最高指導者ハメネイ師との会談について、「安倍総理はトランプ大統領の真意をイランに伝え、イランは安倍総理の助言を重視」と伝えた。実際には、ハメネイ師は、「トランプとメッセージを交換する価値はない。今も今後も返答することは何もない」と述べており、米国の召使いのような安倍に不満を見せていた。しかも、米国は、安倍のイラン訪問中にイランへの新たな制裁措置を発表している。 ●2019年7月 韓国を舞台にした電撃的な米朝会談が行われた際、さも安倍が、米朝会談の実現に向けて、裏側で尽力していたかのようなペテン解説を広めた。NHKのほかのニュースでは「日本政府は、米国側から事前に知らされておらず、全く把握していなかった」と配信されていた。 ●2019年9月 日露首脳会談について、「そこに居合わせた日本政府の関係者も『まるで日本への島の引き渡しを示唆しているように見えた』と話していました」などと発言し、さも「安倍の尽力で北方領土が戻ってくるかもしれない」というペテン解説を広めた。 ■岩田明子=国民を騙す売国の徒 決定的に、岩田明子の信頼を崩壊させたのは、安倍銃撃の1年後、『ウェークアップ』(日本テレビ系)に出演した際のことだ。 さんざん「安倍政権に最も食い込んだ記者」として安倍家との蜜月ぶりを隠すこともせず、安倍の飲んでいる薬の名前まで発表していた岩田が、統一協会との関係について「記者時代、私はまったく把握していなかった」「関係性を知ったのは銃撃事件の前夜の最後の電話」などと発言したのだ。 本当に知らなかったのなら、記者として節穴すぎて失格である。 数々の虚報と同じく「事実を知っていたが、黙っていた。国民をだまし、都合の悪い部分を隠す手伝いをしていた」というのが真実だろう。 こんな人間の語る「安倍は裏金を初めて知って、叱責し、やめさせようとしていた」なんて物語は、ウソに決まっている。 この件について、1月15日配信の「NEWSポストセブン」から面白い記事が出ていた。 週刊ポストの記者が、安倍の政治活動を支えてきた元事務所関係者を取材したところ、「安倍事務所では、昔からキックバックの裏金を『もどし』とか、『還付金』と呼んでいました。安倍先生が派閥の会長になるまで知らなかったなんてあり得ません」という証言を得ているのだ。 ■安倍の総括なくして日本の再生なし 元安倍事務所関係者によると、ノルマ以上のパーティー券を売れば、カネをそのまま手元に置いていいというのは、安倍の父・晋太郎の時代から続いていたことで、議員も秘書もそれが当たり前の政治資金の集め方だと思っていたという。 また、安倍はカネには几帳面で、事務所の資金も安倍本人が管理しており、「だから事務所のパーティーの収支は全部把握していたし、派閥のキックバックの仕組みについても代議士(安倍)が知らないわけがなかった」という。 そもそも安倍の疑惑を振り返ると、「桜を見る会」における政治資金収支報告書への不記載問題が思い出される。 首相在任中は「すべての費用は参加者の自己負担」と押し切っていたが、結局、退任後の2020年末に、安倍の公設第一秘書が政治資金規正法違反で略式起訴された。安倍は不起訴となったが、特捜部に事情聴取されている。 父親の代からずっと続いていた「当たり前の裏金の作り方」があったのならば、「桜を見る会」問題が決着した後、派閥のボスに復帰した安倍は、「また裏金問題がバレて、俺が困らないようにしておいてくれよ!」という意味で会計担当者を叱責したのでは? 叱責が事実だとすれば、同じ「叱責」でも意味がまるで違う。 新聞各紙、岩田明子の安倍美化に影響されて、中途半端な報道をしているから、さも安倍が無謬の政治家であったかのような印象を広めてしまっているが、報道機関としてもっと真剣に検証してほしい。甘すぎると言うしかない―― |
たしか安倍晋三が首相の時は岩田明子は安倍晋三の自宅近くに引っ越してきたという話しも聞いている。
こんな輩があたかもジャーナリストもどきとして使っているフジテレビも問題が多いことは確かである、とオジサン茶思う。