新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

安倍晋三の残滓一掃を新検事総長に期待

2022年09月08日 12時06分47秒 | 安倍晋三国葬

昨日配信された「森喜朗氏胸像建立で募金集め 政財界15人が発起人」という朝日新聞のWEB版記事。
 
なんでこんな女性蔑視男の胸像建立なのかと驚いたが、記事中には「募金活動が行われている。発起人らが知人を紹介する形をとっており、設置場所は未定だ。」としか書かれていなかった。
 
オジサンはこんなリツイートをした。
 


そして同記事にはこんなコメントが寄せられていた。
 
功績があることは理解するが、五輪疑惑の渦中にあるひとが銅像を建立だなんて、ちょっとおかしいと思う。できれば世間に広がらないようにしてほしかった。これで、五輪疑惑の収賄容疑で事情聴取になるかもしれない人の話題ではない。募金集めは本当にこっそりと身内だけでしてほしいものです。でも、実際に銅像を建立する場所なんてあるのかと思う。まさか国立競技場にはないでしょうね。
 
実は先週の9月3日付の週刊現代Web版には、このように詳細な内容が明らかにされていた。
 
すでに胸像プロジェクトへの寄付は5000万円程度集まっている」、「銅像の設置場所はいま噂になっているのは新秩父宮ラグビー場内につくられるラグビーミュージアム」らしい。
 
モリトモが進める、驚愕の『森喜朗銅像』建立プロジェクト…気になる『設置場所』と『寄付金の出所』
 
■森元首相と高橋元理事の関係性
TBSは、「(高橋氏は)東京地検特捜部の調べに対し、『AOKI側を森喜朗元総理に紹介した』と話していることが新たにわかりました」(2022年8月24日 18:11)と報じている。ただし、高橋氏は「森元総理とスポンサー選定の具体的な話はしていない」と話している。また、森元総理の代理人弁護士は「刑事事件になっており、捜査に支障をきたすといけないので回答は控えます」とコメントしている。
森元首相は、東京オリンピック・パラリンピックが開催される直前まで、同大会組織委員会の会長であったが、「女性は競争意識が強い」ため、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言(2021/2/3)。
その後も、「女の人はよくしゃべると言っただけだ。本当の話をするので叱られる」「本当の話を政治家がしないから、世の中がおかしくなっている」(2022/6/7)などと自論を展開したのは記憶に新しい。
■「慕われている先生の顕彰事業」
この「女性蔑視」とも受け取れる発言は、世界各国から東京五輪をボイコットされる可能性まで取り沙汰される事態にまで発展し、森元首相は同会長を辞任した。IOC(国際オリンピック委員会)を含め、昨今のスポーツ業界は、それほど「ジェンダー平等」が強く意識されるようになっている。
そんな森元首相の銅像を建立しようと立ち上がった15人の発起人がいる。
彼らの目には、森元首相の足跡が「スポーツ界における偉大な功績」とうつるようだ。「森喜朗先生 顕彰胸像建立事業について」(日付は「令和4年5月吉日」とある)と題する文書には、下記の文言が記されている。
<森喜朗先生は(中略)わが国のスポーツ界を牽引されてこられました。(中略・ラグビーW杯、東京五輪が大成功したという長文を受けて)その、基となるスポーツ基本法の成立は平成23年ですが、発案から成立までの立役者であり、先生のご指導の下に成立したのは、誰もが知るところです。
このほど発起人の発案により、先生の胸像を建立し、先生のスポーツ界における偉大な功績を顕彰しようということになり、そのための募金を行なうことになりました。先生が残された多くの功績、その教えは、スポーツ界のみにとどまりません。多くの方から尊敬され慕われている先生の顕彰事業を行うために、以下の要領で募金を受け付けておりますことを、お知らせ申し上げます>
■モリトモが立ち上がった
森喜朗先生顕彰胸像制作発起人」の15人とは、御手洗冨士夫、遠藤利明、島津昭、河野一郎、玉塚元一、中谷元、橋本聖子、馳浩、川淵三郎、武藤敏郎、山脇康、室伏広治、芦立訓、坂本典幸だ(敬称略)。
しかも、「森元首相の案件には、頻繁に登場する橋本聖子氏、馳浩氏、河野一郎氏、嶋津昭氏といった『森「友」(モリトモ)』が中心メンバーになっている」(永田町関係者)という。
同文書に記載のある「スポーツ基本法」には、国のスポーツ施策への責務が明記され、「必要な法制上、財政上、税制上の措置」を講じると定めている。
これまで基本法を通して、スポーツは政治と結びつきを強めてきた。まさに森元首相が代表的な例だ。財政的なバックアップが必要な競技も多く、森元首相は日本ラグビー協会の会長にも就き、他にも自民党の政治家が次々と競技団体のトップに座るようになった。スポーツ界は、いまや永田町に牛耳られている状態だ。
■波紋を呼ぶラグビーミュージアム
「すでに胸像プロジェクトへの寄付は5000万円程度集まっている」(永田町関係者)というこのプロジェクトだが、胸像に必要な資金はいくらなのか。
参考までに銅像を制作している会社のホームページを見てみると、等身大サイズの「69cm(2尺3寸)」で、税込130万円だ。集められた資金次第では、相当な大きさになることが見込まれている。
そして気になるのは「森喜朗先生」銅像の設置場所だ。いま噂になっているのは新秩父宮ラグビー場内につくられるラグビーミュージアムだという。関係者はこう語る。
「コロナの影響でアテにしていた五輪剰余金がダメになり、隠し持っていた68億円のラグビーW杯剰余金で、新秩父宮ラグビー場内にラグビーミュージアムを作ることになりました。
このお金は組織委員会からラグビー協会へ『支出金』名目で資金移動しておいたものです。68億円のうち、20億円をつかって整備されるラグビーミュージアムの中で、秩父宮殿下の銅像などと並び、森元首相の功績を後世に継承するための銅像を建立予定です」(五輪組織委員会関係者)
■なぜ影響力があるのか
すでに「ラグビーミュージアムなど要らない」とネット上では強い批判が噴出している。こんな時代にハコモノだの銅像だのを作って国民から理解を得られると思っているなんて、時代錯誤も甚だしい。公共的な施設に森元首相の銅像が設置されることに「まさか」と思う人もいるだろう。
「そもそも不動産購入を伴わないミュージアム建設に20億円もかかるのは、どう考えてもおかしい。イングランドのワールド・ラグビー・ミュージアムは、競技場内に建設し約2億4000万円で済みました。世界一コストのかからないオリンピックだったはずが、どんどん費用が膨らんだように、このミュージアムも嫌な予感がします」(先の五輪組織委員会関係者)
それにしても世論の反感しか買わない森元首相が、ここまで政財界に隠然たる影響力を持っているのはなぜなのか。清和研に所属する前衆議院議員はこう漏らす。
「安倍晋三元首相をはじめとする歴代の自民党政権が、あまりに丁重に扱うので、本人や周囲が勘違いした可能性があります。20年以上も前ですが、私の選挙の応援に森元首相がくることになったんですが、事務所から『吉兆』のお弁当を用意してくれ、と言われました。数万円もする弁当を随行する秘書やSPにまで手配させられましたね。選挙には落ちましたが、いい思い出です。
ただ、本人がまったくの無能かというとそうではない。特に記憶力は抜群です。『よくこんなことを覚えてるなあ』というようなことを覚えています。清和研のドンでもあるし、あとから何か言われるのも面倒なので、みんな言うことを聞いてやりすぎているうちに、手の届かない存在になったと言う印象です」
偉大なる功績を称えるための森喜朗先生の銅像は、森「友」たちの思惑通りに、ラグビーミュージアムに設置されるのか。議論を呼びそうだ。

 
生存中の疑惑まみれの元政治家の胸像などは吐き気がするのだが、東京五輪・パラリンピックの大会スポンサー契約を巡り、出版大手「KADOKAWA」の元専務らが贈賄の疑いで逮捕された問題では、組織委員会の会長だった森喜朗が、KADOKAWAの競合相手だった講談社について「絶対認めない」などと発言していたことが、文春砲が報じていた。
 
森喜朗・組織委会長が『講談社は絶対認めない』 KADOKAWAのライバル社を排除《音声》
 
■「講談社を認めるなら辞める」発言に一同驚き
"なぜ、講談社は辞退することになったのか。 当時、組織委員会会長だった森氏が取材に応じたのは、2020年初春のこと。森氏は「講談社だけは絶対、私は相容れないんですよ」とし、講談社への不満をひとしきり述べたうえで、以下のように語っていた(音声は「週刊…"
「私がこの間、組織委員会になってから、ある会社が契約のアレをしたいと言うので、何をやるのかと思ったら、相手が講談社だった。私は『絶対認めない』と言った。何かって、『俺はこんなものを認めるなら辞めようと思う』と言ったら、みんなビックリして」その結果、どうなったか。森氏はこう続けた。
「講談社をやめて、別の出版社を連れてきたけどね」
 最終的に講談社は辞退し、2019年4月、KADOKAWAが出版社枠の大会スポンサーに選定された。
■各出版社の回答は
元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は、次のように指摘する。
「森氏に金銭が渡っていなくても、高橋容疑者がKADOKAWAから賄賂を受け取っていることを分かった上で、講談社にスポンサー契約を辞退するよう迫っていた場合、収賄の共犯になる可能性があります。恣意的な思惑で辞退を強く迫った場合は、業務妨害罪に抵触しかねません。いずれにしても、みなし公務員である組織委会長には、極めて高い公平性、公益性が求められます」
 講談社広報室は以下のように回答した。
「オフィシャルサポーター契約を社内で検討したことはありますが、ビジネス上の理由から見送りました」
 KADOKAWA広報部は以下のように回答した。
「捜査中につきコメントを控えます」
■森氏の意向がスポンサー契約にどのような影響を与えたのか
森氏に「講談社は認めない」発言などについて事実確認を求めたところ、弁護士名で以下のように回答した。
「高橋氏らが逮捕されて刑事事件となっており、捜査に支障を来すといけないので、回答は控えます」
森氏を巡っては開会式問題でも、演出責任者らが反対していたにもかかわらず、歌舞伎役者の市川海老蔵の出演を“口利き"し、実際に実際に本番では海老蔵が登場した。出版社枠のスポンサー契約では、森氏の意向がどのような影響を与えたのか。本当にKADOKAWA側から高橋容疑者への賄賂だけが問題なのか。みなし公務員でもある組織委会長の権力は極めて大きい。特捜部による更なる実態解明が待たれる。

 
改めて「商業五輪」とは魑魅魍魎が跳梁跋扈する利権の巣窟と言えるであろう。
 
時代劇によく出てくる江戸時代後期の豪商と取り締まる関連奉行の癒着が今の時代にも形を変えて残っているということ。
 
さて、今年の6月に検察のトップに就任した甲斐行夫検事総長。
 
政界関係者の中では、「甲斐行夫検事総長は、安倍晋三元首相が検察人事に手を付けたことを本当に怒っている。安倍氏の死去を契機に、安倍氏も関与したこの東京五輪の闇の部分で政治家をやろうとしている」と言われている。
 
安倍国葬前に逮捕される大物政治家は誰か?Xデーは9月中旬『時効で逃がさぬ』東京地検特捜部ガチギレの矛先
 
■森元首相、菅義偉前首相「ではない」
東京五輪のスポンサー契約を巡る、「電通」元専務で、東京五輪組織委元理事の高橋治之容疑者と、紳士服大手「AOKIホールディングス」(8214。東証プライム。横浜市都筑区)との贈収賄事件──ここに来て、高橋容疑者は、AOKIがスポンサー契約を結ぶ前後に、東京五輪組織委会長だった森喜朗元首相をAOKI側と面会させたと特捜部の調べに供述しているとの情報が出て来ており、他の複数の政治家も含め、特捜部はどの政治家を狙っているのかと、一挙に世の関心はそちらに向かいつつある。
本紙が得た情報では、確かに特捜部は森元首相、それに菅義偉前首相に関する情報もかなり集め、すでに関係者から供述も取っているようだ。
もっとも、この2人の元首相の名が出て来るのは、専ら、AOKIとは関係ない、五輪開催を東京に持って来た件の方で、そのなかには民間企業「セガサミーホールディングス」(6460。東証プライム。東京都品川区)の里見治会長の名も出ている。
この絡みに関しては、本紙では約2年前に『週刊新潮』記事を紹介しているので、そちらをご覧いただきたい。これには高橋容疑者も深く関り、IOC委員だったラミン・ディアク親子には東京招致委員会(竹田恒和理事長。当時)から2・3億円、その過程で、竹田氏の“親分"の高橋容疑者の口座に約9億円入金されていた疑惑が出ていた。
しかしながら、特捜部は時効の関係(東京招致が決まったのは2013年9月。わが国の贈収賄の時効は贈賄側が3年、収賄側は5年)、それに森元首相は高齢で持病もあり、勾留中に万一のことがあってはいけないということで、やる気はないという。
「捜査権限の問題もある。ただし、特捜部はフランスの検察(現在も捜査中)からはかなりの情報を得ている。結局、五輪絡みで国内でやれるものはないか徹底して調べ、そのなかで出て来たのがAOKIの件。
ただし、検察は今、司法取引をすごくやっていて、高橋らの逮捕前に、電通の現役幹部とか、セガサミー側と片っ端呼んで供述を取ってがっちり押さえている。高橋は口が堅いというが、まず逃れようがない」(政界関係者)
■「平井卓也 初代デジタル大臣を逮捕」が最有力
そして、実はAOKIの件はある意味、入口に過ぎないとも。
甲斐行夫検事総長は、安倍晋三元首相が検察人事に手を付けたことを本当に怒っている。安倍氏の死去を契機に、安倍氏も関与したこの東京五輪の闇の部分で政治家をやろうとしている」(同)
その結果、すでに目を付け、周りを固めているのが、何と「平井卓也」元デジタル相(当選8回。岸田派)というのだ。
平井氏が岸田派と聞いて、不可解と思う読者もいると思うが、特捜部が平井氏に目を付けたのはこういうことだと見るのは、ある永田町関係者。
平井氏も電通出身。そして上司が高橋容疑者だった。ちなみに、安倍元首相の妻・安倍昭恵氏も電通に務めていたことがあり、平井氏と面識があるとも。そうした縁から、五輪利権に預かる安倍・森コンビが、他派閥の方が好都合ということで利権絡みの使い走りに平井氏を使っていたようなんです
ちなみに、本紙過去記事を検索すると、平井氏、安倍元首相が心酔していた教祖の息子の結婚式に出席。また、安倍政権時代、安倍氏は北朝鮮への強硬ぶりを見せながら、その裏で朝鮮総連中央本部の問題ではちゃっかり譲歩していたわけだが、その関連で平井氏も関与していた。
■平井卓也氏に2つの容疑、逮捕Xデーは「9月中旬まで」
さて、本題の平井氏の容疑だが、これについては複数出ているという。
「『オリパラアプリ』開発を巡る、自分の『豆蔵』なるタニマチ企業との癒着疑惑。それから、五輪会場になった国立競技場周辺の神宮外苑再開発を巡るもの。こちらは民間企業相手なので贈収賄ということはない。
ただ、その利権を巡り、巨額の地上げ資金を出させておきながら上手く行かなかったことから詐欺容疑などもあり得るというのです。その被害者のなかには、あの旧“村上ファンド"関連の名も出ています」(大手マスコミ)
こうした件は、まだ実名こそ報じられていないが、大手マスコミの一部はかなり取材しているとも。
「周りはもうかなり押さえており、安倍氏の国葬の件(9月27日)を考慮すると、やるなら9月中旬までにと噂されています」(同)

 
「検察と裁判所を抑えれば怖いものはなし」とばかりに我が国の法秩序を破壊していた安倍晋三。
 
「酷葬」と呼ばれ始めている安倍晋三の国葬までに歴代最長の安倍政権の悪しき残滓が少しでもでもなくなることを新検事総長に期待したい、とオジサンは思う。          
    
 

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