ミラクルデカール、貼付作業に入ります。
印刷が充分に乾いたら、説明書どおり、ラッカーのクリアーを吹き付けました。
まずはクリアーデカールで作った黒文字の方から。
当初、デカールが溶けるのを気づかい、恐る恐る薄く吹き付けましたが、切り取って水に浸けると、印刷面がみるみるにじんでしまい、ぐしゃぐしゃに…。
再度、もっとしっかりと吹き付けてみると、今度は大丈夫。
通常のデカールと同様の感じに貼ることができました。
次に、ホワイトデカールで作った、黒地に白文字のデカールは…
ラッカーのクリアーを同様に吹き付けた後、切り取って水に浸けると、切り取った渕の付近が水でにじんでしまいました。
そこで、切り取った後、渕から水が染み込まないように意識してラッカークリアーを吹きつけてみました。
そうすると、問題なし。
以上の結果、多少手間はかかるが、そこそこ使えるかな、と思います。
注意点として、
・印刷用紙の設定を、光沢紙またはフォトペーパーにする(プリンターによって違うと思います)。
・印刷するときは、表面を汚さないように気をつける。
・印刷後、充分に乾かす。
・印刷面を、ラッカークリアーでしっかりとコーティングする(ちなみに、缶スプレーのクリアーでたっぷり吹き付けても大丈夫でした)。
・切り取った渕にもクリアー塗料でコーティングする(クリアーデカールの場合は、余白を残して切り取ればOK)
といったところでしょうか。
デカール自体は、しっかりしていて、よく伸び、やぶれにくく、曲面でも充分対応できそうです。
ですので、ソフターやセッターは使っても大丈夫ですが、必要なさそうです。
ただ、貼る前にクリアー塗料でコーティングするので、その分厚くなってしまうところが難点でしょうか。
近いうちに、もっと大きなカラーデカールを作って試してみたいと思います。