あまりにも有名なマンガの実写化ということで、おいおい止めてくれ、と思った人も多いと思います。
僕も、絶対無理と思っていました。
しかし、力石役を伊勢谷友介が演じると知ると、とたんに、早く観たい!と思うようになり、やっと今日観賞。
出来栄えは…
まず感激したのは、泪橋やドヤ街、丹下拳闘クラブのセット。
これがもう完璧に、見事に再現されています。
特にドヤ街のボロボロ、ごちゃごちゃ感は、原作のイメージを120%具現化しています。
注目の俳優陣。
矢吹、力石両者の体の作りこみは、公開前から話題になっていましたが、これも予想を上回るすばらしさ。
矢吹は、少年院のシーンと、プロボクサーになってからのシーンで、全く体つきが違います。
力石は、矢吹との対戦における計量のシーンで、観る方が引くくらいにガリガリの姿を見せます。
あのすさまじい減量を再現しているわけですが、CGかと思わせるほどにすごい。
逆にCGで肉を足そうかと考えたそうです。
両者の、役に対する思い入れのすごさが伝わります。
強烈なキャラで、絶対浮いてしまうと思われていた丹下段平は、香川照之の好演もあって、全然違和感なし!
スンゲー再現度です。
そして、矢吹を慕って集まってくる、ドヤ街の元気な子供たちが、ほほえましくていい感じなんですよねぇ。
試合の場面は、ボクシング映画でありがちな、大振りでドカドカ打ち合うといったものではなく、しっかりとしたフォームとフットワークで臨場感を持たせていました(クロスカウンターは、ちょいマンガチックでしたが)。
ウルフ金串など対戦相手のボクサーたちは、すべて現役または元プロボクサーが使われていたのも、リアル感を増す要因だったと思います。
ストーリーは、要所を押さえつつ、省くところは省きながら、非常にうまい具合に2時間が使われています。
見せるところはしっかり見せてくれました。
原作をとても大事にしてるのが伝わって、恥ずかしながら泣いてしまいました。
もし「あしたのジョーって、どんなの?」と聞かれたら、「これを観ればわかる」と薦められる作品です。
マンガ・アニメ原作の実写化で数少ない成功作。
必見!
僕も、絶対無理と思っていました。
しかし、力石役を伊勢谷友介が演じると知ると、とたんに、早く観たい!と思うようになり、やっと今日観賞。
出来栄えは…
まず感激したのは、泪橋やドヤ街、丹下拳闘クラブのセット。
これがもう完璧に、見事に再現されています。
特にドヤ街のボロボロ、ごちゃごちゃ感は、原作のイメージを120%具現化しています。
注目の俳優陣。
矢吹、力石両者の体の作りこみは、公開前から話題になっていましたが、これも予想を上回るすばらしさ。
矢吹は、少年院のシーンと、プロボクサーになってからのシーンで、全く体つきが違います。
力石は、矢吹との対戦における計量のシーンで、観る方が引くくらいにガリガリの姿を見せます。
あのすさまじい減量を再現しているわけですが、CGかと思わせるほどにすごい。
逆にCGで肉を足そうかと考えたそうです。
両者の、役に対する思い入れのすごさが伝わります。
強烈なキャラで、絶対浮いてしまうと思われていた丹下段平は、香川照之の好演もあって、全然違和感なし!
スンゲー再現度です。
そして、矢吹を慕って集まってくる、ドヤ街の元気な子供たちが、ほほえましくていい感じなんですよねぇ。
試合の場面は、ボクシング映画でありがちな、大振りでドカドカ打ち合うといったものではなく、しっかりとしたフォームとフットワークで臨場感を持たせていました(クロスカウンターは、ちょいマンガチックでしたが)。
ウルフ金串など対戦相手のボクサーたちは、すべて現役または元プロボクサーが使われていたのも、リアル感を増す要因だったと思います。
ストーリーは、要所を押さえつつ、省くところは省きながら、非常にうまい具合に2時間が使われています。
見せるところはしっかり見せてくれました。
原作をとても大事にしてるのが伝わって、恥ずかしながら泣いてしまいました。
もし「あしたのジョーって、どんなの?」と聞かれたら、「これを観ればわかる」と薦められる作品です。
マンガ・アニメ原作の実写化で数少ない成功作。
必見!
この映画、内容もさるとこですが、我々モデラー的には、ちゃんとセットのウェザリング担当者がいたところも驚きでした。
ラストの対力石戦の後楽園ホールも、当時TV中継でおなじみのアングルで再現されていたのには感動でした。
リングアナのコール時のマイク音の割れなど、小道具の使い方も含め、スタッフの作品に対する愛が伝わってくる作品でした。
(そういえば、「蟲師」のギンコ役の中野裕斗さんや「電王」のリュウタ役のおぐらさんもいたそうですが…確認出来ませんでした。)
やっぱり作り手側の気迫って、伝わるものですよね。
「マクロスF」もよかったです。