旅大天安門35円及び旅解放区生産交通図50円貼りハルビン宛書留カバー。鑑定書がついているとのことなので、大丈夫とは思うが、金州市場郵局?という見慣れない局名。さすがに状態が悪く即売$2,500では売れず。
威海衛の劉公島から長崎宛の大清郵政葉書、半分切手が1枚脱落しているが、そんなことはあまり影響しなかったか、$373に。劉公島に日本人がいたのも驚いたが、なぜチーフ-の中国局から日本局へ郵便物交換がなされなかったのだろうか?船便の関係か?いろいろと面白い使用例。
昭和13年用年賀切手を貼って、サイパン機械印消し、宛先は不明だが、津市関西学生飛行団寄宿舎へ転送されたらしい。最近南洋の機械印を時々見かけるが、それでも結果が124,000円になったのは、南洋航空の赤印が押されているためだろう。ダグラス飛行艇による試験飛行に搭載されて、昭和13年7月20日サイパン→横須賀へ逓送されたものと思われる。
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