荻原さん著作「南洋群島の郵便史」が出版された。存在は知っていても写真を見たこともなかった東宮ご婚儀3銭のガロア宛カバーを始め、珍しいカバー等がカラーで掲載された豪華な本であり、郵便以外の解説も詳しい。見て楽しむという方針で編集されたためか、アルバムリーフは全く出てこないが、個人的には、できればこの本の背後にあるはずの膨大なカバー群も可能な限りアルバムリーフ形式で紹介してもらいたかった気もする。この本の唯一の難点は、アート紙に印刷されているため、ずっしりと重たく、寝転んで読めないことだろうか?この分野に興味のある方には必読の本である。
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