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申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

タキザワ 真鍮無垢キャップ式弾丸ボールペン

2022-01-11 00:38:29 | 色変わりする金属たち
シェアしたいので2本パック。右はコンパウンドで磨きました。

Google検索でたどり着いた方。同志よ、ようこそ。
ここ1年くらいから、アマゾンに出てる「日本製」を謳うタキザワの真鍮製のボールペンを検索されていたのではないでしょうか。

タキザワ 日本製 真鍮無垢キャップ式弾丸ボールペン 2本パック 金 V3-EGS-2
タキザワ 日本製 真鍮無垢キャップ式弾丸ボールペン 1本パック 金 V3-EGS-1

モノはシンプルで良さそうなのですが、販売ページを読むと、中国メーカさんの日本語しては流暢なのですが、少し個性的。森のなかまも人の事はいえませんが。。

調べてみるとタキザワさんは、江戸川区にある会社でした。トップページをボーッと眺めていると、前掛けをつけた社員さんたちが、ダンボールの間で何やら話し込んでるかのような写真とかがみられます。「モノつくってる」かんじの会社でした。

1年近く、頭のなかのWish Listに入れていたのですが、土曜日にみてみたら「商品の説明 」という文章に気づきました。

バブルの頃に採算度外視で「つくっちゃった」的な商品だったそうなのですが、そのベクトルは「いいもん作ってやろう」一直線。いいじゃないですか。

ただ、今は作れなさそうなパーツもあるようなので、部品在庫が尽きたら「お終い」みたいな感じが漂っています。今は稼ぎがありますので、手に入れられるうちに手に入れてみようと思った次第です。日曜日に注文したら、月曜日に届きました。


むかし高級フルーツのクッションに使われていたような、いやなかったような。そんなクッション材と一緒に詰め込まれてきます。
シュリンクで真空パックなんてものはされていませんので、アマゾンの倉庫のなかで、ゆっくり変色していくのかもしれません。決して錆ではありません。

真鍮は、ピカールとかコンパウンドで軽く磨けば、あっというまにピカピカになります。森のなかまは「一緒に汚れていきたい」ので、一度だけコンパウンドで磨き、あとは、汚れてもらうことにしています。もちろん、汗でベトベトしたら乾拭きとか石鹸で洗ったりしますよ。


弾丸ボールペンというジャンルがあるのか、どうか分かりませんが、Pencoのバレットボールペンと並べてみます。さほど文字を書かない人間にしてみると、筆記具のバランスとかは、あまり重要ではないようで「使うかなぁ?」という時に、ポケットやカバンにコロンといれるような、そんなものが好きだったりします。


短いので、キャップをお尻に挿して全長を稼ぐような感じになります。両端が丸っこいので、ポケットに入れても体をチクチクしないんです。

Pencoにも真鍮製のがあります。気になったのでメーカさんに尋ねたところ、メッキとのことでした。残念ですが、メーカとしては変色しない方が無難と判断されたのかと思います。


職人さんたちの「やっちまった」なので、気持ちが良いくらい余計なものがないです。それっぽい英語だと"There aren’t too many bells and whistles here"になるのでしょうか。「絞り加工」で作られた、なめらかなボディ。真鍮製なので一般的な筆記具より、圧倒的に重いです。


中身はこんなかんじです。なくなったら似たようなものを探してみます。わからなかったら、町の文房具屋さんで現物を見せて相談すればよいだけのことですよね。


すぐコロコロしてしまうので、力持ちのトラちゃんに登場してもらいます。
ものを知らず「絞り加工」と「プレス加工」をごっちゃにしていて、ペラペラでないのに驚きました。調べてみたら違うんですね。なるほど。だから肉厚。


キャップの内側です。なんで、こんなものを撮ろうと思ったかというと、開け閉めがとてもスムーズだからです。
よくみると、内側に板バネ仕込んだ筒がピッタリ挿入されています。あまりのスムーズさにセーム革でも貼ってるのかと思いましたが、なるほど。。。


キャップの一箇所にこんな溝があります。掘ってあるのかと思ったら。。。


内側がこんな風に出っぱっていて。。


本体の溝に、気持ちよくパチンとはまります。これ。。けっこうウットリします。表から見える溝が、気の効いたワンポイントに見えてきます。


もちろん、本体にキャップを刺しても、板バネが支えるので、出っ張りが本体をギギギギとするような事はありません。

現代は潤沢なリソースで、CNCでギンギン切削してあるような製品は多いです。ネジ式だったり、Oリングを使ってみたり。。しかし、タキザワさんのこの製品をみると、昔の製品には凄いものがあったんだなぁと感心してしまうのであります。

大好きな真鍮で、このお値段で購入できて、とってもよかったと思います。

さてさて。。せっかく、真鍮好きの同志がいらしているのであれば、森のなかまのお気に入りも見ていってください。もし「へーっ。。こんなものも真鍮製があるんだぁ」と思えるようなものがあれば、幸いです。


ありがちですが、ライターですね。ジッポーではなくイムコです。ガチャガチャした音を立てるのが、とてもキュートでお気に入りです。


こちらは。。真鍮好きの友人が作ってくれたマルチツールです。カッコいいでしょ?


Olight i3T EOS Brassという懐中電灯です。


1年以上たったのかなぁ、と思ったのですが 2021/4からの汚れ始めてもらっています。


もう少し後から、汚れ始めてもらっているLumintop Tool AAA Brass。クリップが真鍮メッキなのか、変色してくれるのは嬉しい限りです。


発売から2年たって、在庫を見つけて購入したOlight S Mini Cu-Br。このシリーズも、随分進化しましたが、このカタチがしっくりきます。


DQGのTiny AA XP-G2 AAは中国のBanggoodであれば、まだ購入できるかもしれません。14500というリチウム充電池が使えるので、真鍮製なのに軽量に運用できるというのは、真鍮愛好者としては、情けないお話ですので御内密に(笑)


最近アカリセンターさんで、再販され始めた、森のなかまを真鍮沼に招いた、PEAK Eiger。出番は少なくても、いまだに手にとって楽しんだりしています。


最後に、現行機のLUMINTOP GT Nano brass。まだアマゾンさんで購入できるみたいです。

最後は、真鍮日誌みたいになってしまいました。

こうした真鍮製品は、一度手に入らなくなると再販されることもあまり無いかと思います。懐具合と相談しながら、一緒に汚れてくれる相棒を見つけてみてください。

それでは!
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OLIGHT i3T EOS Brass

2021-04-18 21:33:32 | フラッシュライト
ちょうど1ヶ月目です。

1ヶ月前にネットをコソコソ物色していると、馴染みのある色合いの懐中電灯が視界に入りました。最近めっきり少なくなった真鍮製の懐中電灯がまだあるんだぁ、と思いながらみてみるとOlightのi3T EOSではないですか。


コンパウンドで軽く磨いてから9日目の頃の写真です。

i3T EOSは数年前に1AAA(単4電池1本)の懐中電灯です。Low, Highのシンプルな2モードで、スイッチを半押ししている間だけ点灯可能なフォワードクリックスイッチを装備しています。
電源としては非力な1AAAながらも、メーカー公称値では180ルーメンの光を吐き出します。


デザインの特徴でもある螺旋に切られた滑り止め。

フォワードクリックスイッチと180ルーメンのスペックから防犯向けの懐中電灯としてお薦めしようかと思ったのですが、Low始まりだったので見送ったことがあります(普段使いはLowが好きなんですヨ)。しかし、いつかは使ってみたいと思いながらも、購入するきっかけがありませんでした。

でも、「真鍮製だよ」という理由ができてしまいました。


表面はポケットの中で触れているので変色が始まってるのに対して、窪んでる箇所は真新しくピカピカしています。真鍮らしい変わり様です。時間と共に明暗が逆転していきます。

ただ、アマゾンの日本語のページを見ると「真鍮色」「航空機アルミ合金」等と書かれていました。今はなくなりましたがアルミ製よりも軽い重量が書かれていたり、矛盾する箇所が多いので海外のページを漁ってみると杞憂で、思った通りの製品でしたので予約購入しました。

なお、お目当てのLEDライトのフリッカーが気になる方は、照射映像がある動画を見れば、概ねの状況を判断できるかと思います。


個体差なのか動き始めがジョリッとした微妙な感じはしますが、間欠点灯しやすいスイッチ。
指を離せば勝手に消えるという感覚に慣れ、間欠点灯がふさわしいシーンではリバースクリックスイッチがもどかしく感じるようになります。まぁ、逆もあります。


Low: 5Lumens(15H), High: 180Lumens(21M)

1AAAなので外灯がない場所で、毎日5分以上連続点灯で使うような方が選ぶ製品ではありません。もっと容量の大きな電池の製品を選ぶべきです。

しかし、非力な1AAAから、これだけの光量を繰り出してくるのは正直驚きでした。しかも配光もきれいで幅広いニーズに対応できるかと思います。。もちろん放熱も追いつかないので、連続点灯時間も短め。選びに選んで、これ1本で全部済ませるというわけにはいかいません。


15日くらいが経過した写真です。スクスクと育ってます(笑)

30-60ルーメンくらいで巡航するMidモードがあれば、一般受けは良いかとも思いますが2モードの軽快さがなくなってしまいます。いっそHigh Onlyのコンシールドタクティカルライトだったら、女性がバッグに忍ばせるには最適な防犯ライトになったかと思います。


黒く分厚く見えるOリング。ガラス向こうの内部でコリメータ(レンズ)と接触して太く見えるんだと思います。シーリングとしてはガラスの前に持ってくるものかと思うのですが、毎日お風呂に水没させてますが何ら支障はありません。

でも、こういうのは使い手ごとに何が重要なのかは異なります。Pelican 2350 Gen2STREAMLIGHT ProTacのようにモードプログラムが選択できれば、よりニーズにあった運用ができるのかと思いますが、そういった価格帯ではない製品なんだと思います。でも、そういった機能があればなぁと思うくらいレベルの高い製品だと思いました。


さらに1週間経過。順光だとこんな風に、ノペっとした感じに写ります。真鍮ラブの人でも、これだと萌ないでしょうか。。

ちなみに、Lowの5ルーメンは集光が上手いのか、手元足元用にはそれなりに使えてしまいます。

使い手を選ぶかもしれませんが、アルミ製であればタイムセールなどで2千円以下で購入できてしまう懐中電灯としては、i3T EOSはかなり良くできた懐中電灯かと思いました。メーカもカラーバリエーションを増やしたり、こうした真鍮製を用意してくれたりと、息の長い製品になるかもしれません。

さて、あとは真鍮であることを楽しみたいと思います。


変色が進み、ピカピカだった表面がうっすら曇り反射が鈍くなってくると、ようやく馴染んできたかな、という感じがしてきます。


くびれも無く、ストーンと筒状ですが、螺旋に切った滑り止めが色んな表情を見せてくれます。

真鍮製だから当然重いんですが、それにしても重いです。エネループ込みで77gありました。それだけ肉厚な構造なんだと思います。ズシリとした重さ。上等です。こんなことに弱音を吐いていては真の真鍮好きに怒られてしまいます(笑)


ちょうど1ヶ月が経った頃。今週土曜日の螺旋です。ずいぶん深く掘ってあります。この真鍮のカタマリの見どころの一つかと思います。


ガラスの板の上に乗っけて写真を撮っているんですが、ガラスの下から光を当てみたら、なんだかゴージャスな雰囲気になりました。


この製品の仕上げ具合がわかるかと思います。写真縦方向に細い切削跡が見えるかと思います。爪でギシギシやってもギシギシを感じないレベルです。

極力変色しないようシュリンクパックされているのですが、既にいい感じの鈍さに見えました。取り出すと盛大に切削油思しき匂いを放っていました。変色防止のための油が覆っていたのかもしれません。洗剤と歯ブラシでゴシゴシすると匂いがとれ、真新しい真鍮の表面が顔を出しました。

個人の相性もありますが、経験的には切削跡が微妙にあるくらいの方が色づいた時の表情が好きだったりします。まぁ、この辺は好みでしょうか。


装飾的な螺旋の滑り止めに対して、スイッチはシンプルながらも深いスジ彫りで精悍さが増しているような気がします。

森のなかまは、儀式的に軽くコンパウンドで磨きます。
好みの問題ですが。。刻印部分に研磨カスが入り込むと墨入れしたようでかっこいいのですが、なるべく素肌を出して変色してもらいたいので、アルコールなどで拭き上げていきます。


木曜日に届いて磨いたばかりのLumintop Tool AAA Brass。切削跡はほとんどみあたりません。この製品はシュリンクを開けるとコンパウンドで磨いたあとの匂いが盛大に。。メーカーによって考え方は色々です。
口に入れるものでもないので、余計な工程を増やして価格を押し上げるくらいなら、使い手が気が済むまで処理すれば良いだけのものかと思います。

ちなみに、Tool AAA Brassはホルキンさんがこっそり仕入れてくれたのをみつけました。Lumintopのアマゾン公式販売も販売しないのに(それくらい数が出ない)、律儀に入荷してくれてるのには感謝です。漢気みたいのを感じます。


Low, Mid, High

Midスタートでなくモードメモリ付きのHML順調光になっていました。LEDが選べたので219の4500K-5000Kを選びました。RovyVon A29 Brassでも体験しましたが、個人的には大好きな色合いです。


手持ちのOlightの真鍮製懐中電灯です。左からOLIGHT i3S-CU EOS Matte finishOlight S Mini Cu-Br
興味のない人からすれば、薄汚れたゴミのようにも見えるかもしれません。森のなかまがポックリ逝ったらワイフは取り扱いに困ることでしょう(笑)

日本では懐中電灯というと防災、防犯用品というイメージが強いことから値段や重さなどが重要視される方が多いかと思います。でもですね、真鍮製の懐中電灯なんかに手を出す連中は、もう、趣味なんです。

重かろうが、匂いがしようが、多少値段が高かろうが、真鍮製を選ぶんです。多分。で、変色を厭わない連中はポケットにお気に入りを突っ込んでいます。

その結果、ズボンを穿いているいる限り、何かしらの灯具を身に付けていることになります。なんで、こんもの持ち歩いてるの?と問われれば。。

好きだから

というのは、かなり強い動機で実効性が高いもんだと思いますが。。如何でしょうか。でも肝心の時に電池きれてたり(笑)


お気づきかと多いますが、i3T EOSのもう一つの特徴であるクリップを外しています。ポケットに入れたときに全体に色づいて欲しいため、製品特徴を一つ捨てています。気が済んだらつけるかと思いますが、金ピカなのでヤスリをかけてしまうかもしれません。

クリップを外すときは布巾などを差し込んだうえで、クリップの付け根あたりの布を引っ張り上げると指が痛くなりません。ペンチやプライヤを使う時も併用されると部材を痛めることは少ないかと思います。


もう、大手メーカから誰でも買える真鍮製の懐中電灯が発売されることはないだろうなぁ、と諦めていましたが、手の出しやすい価格帯で出してくれたのはとてもうれしいです。

楽しめる方は、広い心で楽しんでみてください。

それでは!
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真鍮週間 S-Mini, i3S-Cu-Br, Tiny AA, ES1 Cu

2020-04-02 00:08:41 | 色変わりする金属たち
このシリーズでは一番好きでしょうか。


Olight S Mini Cu-Br。2年前の在庫整理の頃に手に入れました。当時の記事に真新しい頃の姿が写っていましたが、いやはや変わるもんですね。


全長55mmなので手の大きい人には使いにくいくらいの大きさかもしれませんがこなれたUIと性能で特に不満もありません。よくお風呂の伴に持ち込んでいます。


DQGのTiny AA XP-G2 AA。これも大好きな真鍮製懐中電灯です。国内での取り扱いはなくこれが欲しかったために中郷のBanggoodからPayPalで購入した記憶があります。


入り組んだテール部。リューターなどのモーターツールを使わず手でニコニコしながらヤスリで整形。コンパウンドで仕上げたりしたのも楽しかったです。

別に必須ではありませんが真鍮は柔らかいので素人でもヤスリ(#360, #800, #1000以上)やコンパウンドで気長にシャカシャカやれば自分の好みに仕上げられるのでより深いお付き合いができるかと思います。


OLIGHT i3S-CU EOS Matte finish。森のなかま史上一番野ざらしにされていた懐中電灯かと思います。屋外で雨ざらしになって黒光りしている南京錠を見かけますが(普通見ないかとおもいますが)あんなかんじです。


ずーっと雨ざらしも忍びないので今は屋内に入れています。一頃はお手頃な価格で販売されていたのでお持ちの方もまだいるかと思います。こんなヒドイ事をしている人間に「大切に使ってあげてくださいね」なんて言われてもピンとこないですが。。使い倒してあげて下さい。

ちなみに、中身を壊してしまったので同時期に販売されていたi3EOSのものに入れ替えています♪


XENO ES1 Cu V2 Brass WW。XENOのCIと思われる図柄が刻印されています。今はアマゾンでの取り扱いになるようです。面白いことにチタンと真鍮バージョンが同じ価格で売られていました。


温泉に入ったら皮膜が落ちてややピッかりしてしまったりしましたが、そのまま使い続けたり放置したりを繰り返していたらうっすらムラのあるような感じに仕上がってきました。


「どれか一本あればいいんじゃないの?」至極もっともです。時々そう思うこともあります(笑)

あんまり合理的に生きられない人間なようです。

それでは!
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密やかに楽しみたい真鍮小物たち

2019-03-31 21:21:03 | 色変わりする金属たち
真鍮の円盤

冬が忘れ物をしてもどってきたみたいな週末でした。いかがお過ごしでしょうか。

週中から無性に「たこ焼き」が食べたい森のなかま夫婦。その昔日吉駅前にはテキ屋さんのたこ焼き屋さんがありました。ネーザンイーストみたいなお兄さんが「あいよ」と渡してくれる普通のたこ焼き。。あんなのが食べたい。。。と待ち構えていた週末でしたがワイフの調子が今ひとつ。今週はアパートに引きこもってみました。

というわけで結構時間もできたので普段は手をつけないところを掃除してみたり、半田コテを握ってみたりしてみました。紹介していない懐中電灯とかも結構あるので写真に撮ってみて。。。となるととたん腰が重くなりました。

人間武将不精になると不精であり続けようと精勤してしまいますが、ちょっと流れを変えてみようかと台所のテーブルにプチドームを拡げるのでありました。プチプチ♪


今年の1月後半に中国から届いた真鍮製のボールペン。送料込みで1,284円なんです。。


ノック式のてっぺんは銅製。ツートーンの配色がなかなかうれしいです。


届いたものはエッジがかなりピシッと立っていたので紙やすりでショコショココ。。。していたらヘアラインの入っていた面までこすってしまったので自分でショコショコ。。コンパウンドでキュコキュコ磨いて1ヶ月くらい野ざらしにして使い始めました。もちろんそのまんま使ってもよいのですが自分で好きなように仕上げられるキットのように楽しんでもよいのであります。


付属のリフィルも滑らかな書き心地でした。真鍮製のボールペンをお探しのか方いかがですか?


真鍮ではないのですが銅製のNitecore TINI Cu。去年の10月くらいからズボンのコインポケットに入れていました。だんだん暖かくなってきてムンムンしてきたのかポケットのなかで擦れて再び角っこから地金が見え出すようになってきましたので休憩させています。


なんだかお魚さんが潜っているみたいになりました。小粒ならがらもよくできた懐中電灯だと思います。変色してしまう銅以外にもアルミ製やステンレス製もあるので好きなものを選んでください。


こちらは。。紹介していませんが。。。NITECORE TIPの銅ものです。銅や真鍮ものはそれほど数が出ないので取り扱いが無いことも多いのですがホルキンさんで販売されていたので購入しました。


首紐。。今風に言えばランヤードにぶら下げてTシャツとシャツの間で日中を過ごしていました。例によってムンムンしてきたのでエッジの変色部分がこすれて地金が見えてアタリが出てきました。


アタリが再び色づくころには他はもう少し色濃くなっているかと思います。


なかなか好きな雰囲気になってきましたが。。自身の体で変色させたものを女性にプレゼントするような行為は慎まれた方が身のためかと思います。


こっそり一人で満足してください(笑)


冒頭の円盤です。XENO Luna K1 Cuという。。これまた懐中電灯です。ステンレス製のものもあります。
Cuは元素記号で銅を表しますが、懐中電灯の世界ではなぜか真鍮をCuで表記するケースが結構多かったりします。
この懐中電灯ネットで調べてもほとんど情報が出てきません。随分躊躇したのですがお値段が下がっていた去年の5月に購入しました。


こんなところにLEDがあって左側のプチとしたのがスイッチです。USB充電式です。
基本は押している間だけ点灯するモーメンタリーですが、長押しで3段調光の常時点灯モード。ダブルクリックでチカチカモードを繰り出せる操作仕様になっています。。が、いかんせん暗闇でスイッチを探し当てたもののLEDの方向まではわからず、点灯すると自分に向かって光が放たれたりと初心者や真鍮愛の無い人にはお勧めできません。


とはいえ、シンプルなルックスでなかなか雰囲気のある子なので姿だけでも見て頂こうと写真に撮ってみました。考えてみればルックス優先でこれだけの機能と性能を持たせているものもなかなか無いかもしれません。


ちょっと寄り道。。先日購入したRovyVon Aurora A8Uというものです。真鍮でも銅でもなくポリカーボネートという透明な樹脂でできています。ツルンと透明度の高いところからサイドLEDが三つのぞいています。白、赤、のほかレジンを硬化させたり蓄光材に効率よく蓄光させるUV LEDが付いています。


ポリカボーネートのボディはサイドライトを点灯させると薄っすらと光ったりします。メインのLEDは高演色で360Lumensを叩き出します。この明るさは連続で2分ですがホントにあかるいです。ほかMoon, Low, Mid, HighがありますがHigh以外は結構わかりやすいPWM。苦手な方はガックシかもしれませんが、小ちゃい電池容量からランタイムを確保するためと考えると多機能な欲張りツールとして使うのがよろしいかと思います。


D.Q.G Tiny AA XP-G2 Brassが1年くらい経つのでムンムンポケットを卒業させクリップを装着させてみました。最後の登場は去年の年末だったと思います。彫りが深くて真鍮との相性はなかなかのものだと思います。
単3電池1本でコンパクト。無理のない明るさといいい溺愛の1本であります。


OLIGHT S Mini Cu-Br。49歳最後の日にやってきました。。。と書くと随分まえだなぁと思いますが一昨年の12月です。


ポケットのなかでドロドロと色づいていったので側面の文字が読めないくらいだったのですが、部屋にチョコンと置いていたら表面がなれててきて明るい色合いになってきました。


難しいことはよくわかりませんが、ポケットのなかの加速された変化から釣り合いをとるような感じでゆっくり落ち着いてきているんのではないかなぁと思います。金属なのに不思議なもんです。そこが面白いんですが。。


16:33 突然空の写真ですが。。上空の寒気で不安定な空模様。突然の通り雨で空が色づきました。かなり薄い虹なのですが。。コンピュータでハイライト側の明度を目一杯さげるのを2回やってこんな感じの薄っすら二重の虹でした。


18:11 左に曲がるヒコーキ雲。森のなかまは色が変わるもんが好きなんでしょうか。


トリは。。ReyLight Brass Pineappleに出てもらいます。


金色に輝くような繊細な地肌の頃に「なつのぽけっと〜♪」に放り込んでいたので汗や熱気で無残な状態に。さらに色々なもんと擦れて色づいた皮膜がベロベロになって何度コンパウンドで磨いてリセットしようかと思いました。でも。。それっぽくなっていくんですね。


風が強い日は気が滅入りますが、風が強い日に真鍮を野ざらしにすると結構いい感じになります。風の強い日をちょっとだけ楽しめるようになりました。

それでは!

P.S.
8年目の3月の最終日は日曜日でした。今月も夫婦揃って日本赤十字社を通じて義援金をお送りすることができました。マグノリア。サクラ。ハナミズキと季節は動いています。
御一考頂ければ幸いです。
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年末の真鍮たち

2018-12-31 10:37:21 | 色変わりする金属たち
波動砲みたいになっちゃいました

週末を終えて月曜日になりましたがお休みの大晦日です。いかがお過ごしでしょうか。一年早いです。
今年中にあともう一回はやりたいなぁと思っていた「色変わりする金属たち」シリーズ。お昼寝もしたので台所で写真を撮ってみました。よろしかったらお付き合いください。


OLIGHT S Mini Cu-Br。発売自体は2年以上も前ですが2017年の12月から苦楽を共にし始めました。


今は1週間おきにポケットに潜りこむようになりました。性能が跳ね上がった新型も出ているんですがこのモデルが好きで使い続けています。Low, Midが使いやすいよく出来た子です。


D.Q.G Tiny AA XP-G2 Brassは国内では取り扱いがなく中国のサイトから購入しました。


大手メーカが作るような精緻な造りではありませんが、懐中電灯への愛はなかなかのものだと思います。ポケットに入れて使う用途の懐中電灯としては森のなかまとの相性はラブラブなのであります。


ReyLight Brass Pineapple。6月にやってきたので半年くらいの付き合いです。こちらも大手メーカではなく「自分たちが使いたい」懐中電灯を作り続けているメーカさんのようです。


ピッカピッカのときはなんだか間延びしたような印象もなきにしもあらずだったのですが、色づいてきてからは精悍な印象になってきました。


懐中電灯の滑り止めという菱目の細かいチェッカリングのイメージをもたれる方が多い。。。っというのはマニアな方の話ですが。。パイナップル=手榴弾のような大きめな滑り止めのおかげで色づいた時の陰影がシャキンと出るんだと思います。


もう少し深く刻印すればクッキリでるブランド名もうっすら見えるか見えないか程度にしているのは「真鍮の表情を楽しんで」といった気遣いなんだと勝手に思い込んでいます。


先日性能が同じでビーズブラストチタンのモデルを「えっ?」という価格で国内から入手できたのですが、単純に素材を置き換えたものではなくチタンらしいデザインでした。素材ごとにデザインを変えてくるところが心憎いです。


十分小さい懐中電灯なのですが前の二つがあまりにも小ちゃい。。それでもポケットに放り込んでいます。もっと色づいた先の未来をみてみたいんだと思います。


へんてこりんな写真とちょっと変わった趣味の紹介のブログですが今年もお付き合い頂きありがとうございました。よろしかったら来年もお付き合い頂ければ幸いです。

強烈に寒いようですので暖かくして良い年をお迎えください♪

それでは!

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