森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

ようこそ

まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

貝印 綿棒ケース

2012-02-26 00:12:06 | ハーモニカのお手入れ
今回は色が少ないので、いきなりQuadをあててしまっています(笑)こう見るとちょっと怖いかも。。

「もぐると~おちつく、ハム太郎~♪はむはーっ!」
「ハム、ハム、ムッハー!」

最近ワイフが「ハム太郎(とっとこハム太郎) のtwitter」お気に入りで、よく口ずさんでいます。

「擬音夫婦」という事もあって森のなかまもナチュラルに適合、癖になりつつあります。

さて今回は爪切りを購入するトリガーとなった「あるモノ」です。


ただの白いケースです。。写真的になんの面白みもありませんね。


これでお分かり頂けるかと思いますが綿棒ケースです。ケースのお尻を「おっぺす」と角度がついて綿棒が取り出し易くなるという工夫がされています。

ありそうで、なかなか無い綿棒ケース!
爪切りと同じくこちらから購入しました。お店で探してもないので二つ購入しました。

以前にも書きましたが、森のなかまは、吹いた後ハープの清掃に綿棒を使います。
おかげで「ハーモニカ=くさい」といった事からは解放されています。
唾液が固まった化合物でリードが鳴らなかったり、リードが錆び付いてしまったりもしません。

フラッシュライトのネジ部分のメンテナンスにも使います。
もちろん耳んなかもクリクリ~とすると「ハムぁ~あ」となります♪
もう綿棒なしではいられない体になっています(笑)

もちろん川原でプースカ吹いた後でもクリーナーを付けた綿棒ですぐにコーム内部を拭いてしまいます。
そのまま持ち運ぶと毛羽立ってしまいますので今までは楊枝入れにいれたりしていました。別にそれで不自由はありませんでした。

しかし。。。


なんとこのケース、綿棒をライブで加工する仕組みがあるのです!

穴っぽこに綿棒をいれてグイグイとやると。。


左から先尖り型、ラセン型、加工前です。

先尖り型は加工済みのものよりは鈍いものの、これはこれで使い出があります。
あまり頻度は高くありませんがリードスロットからリードの裏側を拭きたい時等に力を発揮してくれそうです。
ラセン型の用途はあまり思い浮かびませんが、グリスなどを付けた時にラセン溝にハマって作業効率が良さそうです。

これまた衛生面を考慮してか、頭を「おっぺす」とお尻がチョコンと出て来ます。グリグリが終わったらカバーが出来るという奥ゆかしい配慮がなされています(変な事を想像した人は健全だと思います)。


では大きさの参考としてケータイと並べてみましょう。
こうしてみると結構大きいのかもしれません。


意図的な脱線を感じますが気にしない(笑)。。

赤レンガ倉庫1号館にある"Daniel 赤レンガ店"で見つけた「赤い靴」です。
本当は2足で一つなのですがワイフと割り符のように分けて付けています。

更に脱せんしますが「赤い靴はいてた女の子~」の「赤い靴」作詞をされた野口雨情さんは「シャボン玉」も作詞されています。昔よく歌ったもんだよなぁ、と思います。

子供達が遊ぶ「シャボン玉」
シャボン玉で遊ぶ子供達をみている大人の「シャボン玉」
シャボン玉そのものに何かを思う「シャボン玉」

色々と考えさせられます。


ソールまでしっかりあります。

このお店はボトルシップや家具の販売が本業だと思うのですが、何故か無茶苦茶可愛いらしい「ぬいぐるみ」がそこかしこに置かれています。
最近特にぬいぐるみの数が増えたようにも感じます。何かを狙っているにちがいありません!(笑)。

なお、この小ちゃい「赤い靴」のリアルサイズも飾られていますのでお店に行かれた際は探してみて下さい。


Seydelの"Solist Pro"と並べてみました。ケータイよりも10Holesの方が森のなかまらしいですね。

でも、最近本当に吹く時間が少なくなってきてしまいました。
まして調整をする時間も殆どありません。実際このSolist Proもまだカバーこそ外しましたが、プレートのネジを外してもいません。。これはイカンザキ。。です。。


最近のお掃除グッズです。基本は変わっていませんが世代がかわったものが幾つかあります。

竹ブラシは靴屋さんのものです。Marine Band等コンベンショナルなハープのカバーネジ付近にも汚れがこびりつくので、これでガシガシやります。
綿棒ケースの上のブラシはコーム内をゴシゴシやるのに使っています。「天使の耳かき」とよばれていたものでコーム内のブラッシングには理想的でした。
直ぐに2本買い求めたのですが幾ら探しても見つかりませんでした。何やら「本来の使い方以外をすると不具合がある」そうで自主回収となってしまったそうです。残念。。


一応白色ライトもあててみました。緑より禍々しくは無いですが、やっぱり「出せ~、ここから出せ~」といっているようでちょっと怖いですね。

小ネタが続きますが、ネタが無いのではありません。
このネタを書きたくて書いているのでご了承ください(笑)。
#いつも小ネタという声も。。

To be continued..

それでは!
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お掃除マニアック-7 吹き終わったら(木製釘止め)

2010-05-04 22:28:00 | ハーモニカのお手入れ
前々回に前フリまでした木製釘止めのお手入れです。
いよいよ「お掃除マニアック」もクライマックス(笑)です(大した事はないと思いますが)。

コームの中をクリーナーを染込ませた綿棒で拭き、マスカラブラシでブラッシングします(オーマイガッ!)。
引き返すなら今のうちです。。

これをやり出してからプレートを水洗いする事は殆どなくなりました。
得体の知れぬ化合物が演奏中リードを止めたりすることもありませんし、錆や匂いの発生を押さえてくれます。

最初は面倒でしたが最近は手際よくやれるようになったのでさほど苦になりません。まぁ人前でやると大抵「何やってんの?」と言われます(笑)。

注意:
無意味に思える方はお読みにならない方が良いです。
また作業にリードを曲げてしまいそうな方、曲げてしまったので責任を取れといいそうな方もお読みにならない方がよいです。
それなりにリスクがありますので実行は各自の責任でお願いします。


小分けしておいたクリーナー液を

綿棒に少し染込ませます。ジャブジャブにしないように。

さぁ、勇気をもって綿棒を入れます(笑)。
この時ハープは逆さに持って、リベットの頭が下側になるようにします。
綿棒はリベットのガビガビに触れると毛羽立つので、リベットの頭を超えて潜り込ませます。

リベットの頭を超えたら、綿棒の先端が軽くリードに触れるように当ててゆっくりと押し込みます。これで吹きリードをクリーナーで拭いた事になります。

奥まで届いたら、今度は綿棒をリードから離して上のプレート(吸いプレート)側に押し付けてゆっくりと引き戻します。
この時少しでも抵抗を感じたら一度綿棒を押し込んで綿棒の軸を少し回して下さい。リード先端に綿棒が絡んでいる事が考えられます。そのまま強引に引くとリードを破損(曲がる)可能性があります。
再度押し込むのはリードに引っかかった毛羽を外すためですので、それでも駄目そうな時は大人しくハープを分解して取り除いて下さい(今まで一度もありませんが)。
内側を拭くのなら一般の綿棒より綿が大きい方が良く拭けるのでは?と思い、通常より大きい毛玉のものを使った事があります。かなり急いでいた事もありますが一度だけリードを曲げてしまった事があります(伸ばしてそのまま使用していますが復旧が面倒です)。

リベット頭付近まで綿棒を持ってきたら、抜かずに今度はコーム側面に触れさせて押し込みます。帰りは同じくリードとは反対のプレートに押し当てて戻します。

一通り満足したら、次の穴に移ります。
リベットのガビガビや、木製の場合コーム表面に引っかかって綿棒が毛羽立ったりしたら新しい物に取り替えましょう。ケチって楽器にダメージを与えるより綿棒は安いのですから!

オイラは10の穴を綿棒の片側だけで拭き上げます。SUZUKIは熱溶着なのでリベット頭がないので楽チンですが、HeringやHohnerのClassicタイプはリベット頭が結構ガビガビなので一本使う事もあります。

はい。サッパリしました!
綿棒によごれが沢山ついていたら自分がやったことに対して満足して下さい(笑)。ただし欲を出して強くこすらないで下さい。

さて気をつけてみたものの綿棒の毛羽が中に残留しているはずです。
そこでマスカラブラシで同様にブラッシングします。
綿棒のように毛羽立ちもせず、リードへ深刻なダメージを与える事はありませんが、綿棒同様機を抜かずにブラッシングして下さい。

マスカラブラシを入れてゴシゴシやります。回してみてもOKです。

リベットの頭は毛羽が絡んでる事が多いので念入りに。

この行程の後に「吹き終わったら(ノーマル)」をやればお終いです。
たまにしか吹かないハープは吹き終わったあとこうやってしまっておくと次回もトラブル無く吹けますので数をお持ちの方、数は無いけど大切に使いたい方は参考にして下さい(使い続ければプレートはいずれは劣化しますが)。

最後にもう一度注意です(やってみようと思う人へ)。
汚れを落とそうと力を入れてはいけません。触れるだけでよいのです。
触れて取れない汚れは分解してなければ掃除出来ません。
あくまでも、余計な付着物をぬぐい、錆や匂いの元を除去するだけです。
綿棒は毛羽立ったら直ぐに変える。
綿棒を引く時に抵抗を感じたら、力任せに引かず、一度押して、綿棒を回転させて引っかかりをとる。取れない場合は分解する。です。

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お掃除マニアック-6 吹き終わったら(ノーマル)

2010-05-04 22:18:48 | ハーモニカのお手入れ
マウスピースを下にして手のひらにトントンと余計な水分を落として乾燥してからケースにしまいます。

と良く説明があるのですが、熱入れて吹いていると手の油やら、なんかよくわからないものとかがカバーに付いていますよね。
昔は練習後にお茶を飲むのにお湯を湧かし、そのお湯をタオルに少し湿らせて拭いていました。
でもタオルだとループが引っかかったりしてましたしあんまり具合が宜しくありませんでした。

今はクロスとクリーナーで本当に綺麗サッパリとなります。
クロスで拭く前に大きな汚れは歯ブラシで払っておくとクロスの洗濯頻度が減ります。

マウスピースやカバーのガビガビ汚れをガシガシ

ここも何気にこびりつくんです

クロスにクリーナーを2~3回スプレーします。よっぽど頑固な汚れでなければ本体に直接スプレーはしません。思わぬところにミストが廻ると拭取るために分解しないといけないので。。メンドクサイでしょ?

順番はどうでも良いですが、マウスピースから

細かいところをゴシゴシして

大きいクロスだと両手でガシガシいけます。

最後に後ろや前からブロワーを吹いてお終い。


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お掃除マニアック-5 楽しきかなお掃除グッズ

2010-05-04 21:51:40 | ハーモニカのお手入れ


お手入れ道具を紹介します。
どれも他愛のないものばかりですので「ピンクじゃないと嫌」とかこだわりをもって集めてみると楽しいかと思います。

■水色のクロス:SANWA SUPPLYのMULTI HIGH-TECH WIPERでかいやつ
気の利いた楽器店にはYAMAHAの「ハーモニカ用クロス」なるものがありますが小さい。。両手でもってガシガシ愛機を愛でたい方は大きな物をお奨めします。
クリーナーをスプレイしてWETで使ったり、乾拭きにも使用可能です。
パソコン用ですが毛足が短いながらも、そこそこ厚く感触も柔らかいです(東レのトレイシーとかは表面が肌に絡み付いてくる感じがどうも馴染めないのです)。
まぁ、お好きな物をどうぞ。ただしシリコン等の界面活性剤が染込んでいる物は避けた方が良いでしょう、口につけるものを拭くので。
よごれたら洗濯できるものが殆どかと思いますので少々高めのものを奮発しておきましょう。
使い始めは毛足が長く感じるかもしれませんが、何度か洗濯すれば落ち着きます。
写真にはありませんが最近は乾拭きにカメラと共用でキョンセームなるものを使っています。

■オレンジ色のレモンみたいの:カメラ用のブロワー
何にでも使えます。ホコリを吹き飛ばしたり、演奏後の水分を飛ばしたりできます。直接ハーモニカにつけて空気を吹き付けなければ力はそれほどないのでリードを痛める事はありません。意外に知られていないので紹介しておきます。
暫く吹かなかったハープを吹く前にやっておくと、異物が入っていた場合(あまり考えたくないですが)でも人体、楽器への被害を最小限にできます。

前からシュッシュッ

後ろからもシュッシュッ

■綿棒
クリーナーを浸けて細かいところを拭くのに使います。
昔は高かったですが今は100均でも買えます。普通ので良いです。
軸は固い物が使い易いと思います。
お掃除マニアック的にはコーム内を拭くのに使用しますが、その時は通常よりも綿が大きい高級品は使わないように(拭取り能力が高いのですが一度リードを引っ掛けて折った事があります)。

■歯ブラシ
マウスピースやカバーのネジ付近等クロスで拭き難いところをガシガシやります。クロスで吹く前に大きな汚れを落とすのにも力を発揮します。
100均ので全然良いのですが、写真のは横浜SOGOに洋服や靴ブラシで有名なHIRANOさんが来ていたので豚毛の固い歯ブラシを奢っています。「あんたには固すぎるよ」と言われたので楽器に使うと言ったら「ふーん」と言っていました。

■マスカラブラシ
ちょっと異色ですね。。
お掃除マニアック的にはコーム内をブラッシングするのに使います。
穴は10個あるので(だから10Holesだよね。。)作業効率的を上げるためにも軸がブラブラしないものが良いでしょう。

■水色キャップの入れ物
各社から出ているハーモニカクリーナーを小分けしておき、綿棒に浸ける時に使用します。プッシュすると小皿に必要量が出てくるディスペンサーもあるようですが携帯も考えてネジキャップのものにしています。
クリーナー液としては。。
YAMAHAマウスピースクリーナ(ノンアルコールタイプ)
Tombo Harmonica Cleaner(ノンアルコールタイプ)
SUZUKI ハーモニカ除菌クリーナー(アルコールタイプ)
どれもよく落ちます。
アルコールタイプは匂いが苦手な方は止めた方が良いかもしれませんが脱脂に優れています。
10年くらい前のMarineBandとかは長時間練習しているとカバーのメッキが虹色に変色してきますが、直ぐにアルコールタイプで根気よく拭けば変色を押さえられますので最近よく利用しています。
原材料に「エタノール、精製水」と書いていますので薬局へ行けば安く大量につくれます。オイラ的にはメンドクサイのとハーモニカメーカに貢ぎたいので適当に安いと買ってしまいます。

サイズ見本としてHeringのFreeBluesと最近のMasterBluesを置いてみました。
FreeBluesは1300円程度ですが、なかなかどうしてよく鳴ります。
紹介はもうちょい先になりますが、エンボス、アーチングの練習用としては最適です(あまりに安いハープだとポテンシャルが低いので効果がわからないので)。
気が抜けた大雑把なアラベスクとポップなサインペン風の文字も可愛いらしいのです。
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お掃除マニアック-4 リートプレードのブラッシング(スロット面)

2010-05-04 18:26:15 | ハーモニカのお手入れ
注意:
無意味に思える方はお読みにならない方が良いです。
また作業にリードを曲げてしまいそうな方、曲げてしまったので責任を取れといいそうな方もお読みにならない方がよいです。

スロット面(リードの裏側)を洗いたい場合は素直にまな板の上にプレートを置いてしまうと、まな板とプレートの間に隙間が出来てしまいます(リベットの頭やリード自体の厚さのため)。
このままガシガシするとスロットとリードの間にブラシの毛が挟まってしまいまリードを破損する可能性がありますので次のように、まな板の角?辺に沿ってリードの根元を配置してあげると隙間が無くなり比較的安全にブラッシングできます。

まな板の角を上手く利用しリードとまな板の間に隙間を作らないようにしましょう

あとはリードに沿ってブラッシングを行います。
#ブラシ毛を挟まないようでしたら、お好きな方向にどうぞ

ガシガシ

ゴシゴシ

水を使わない、使った時の注意事項は「ブラッシング(リード面)」を見て下さい。

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