森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

ハーモニカの調整について

2010-05-01 00:00:02 | ハーモニカのカスタマイズ
ハーモニカ(主に10Holes)の調整についての森のなかまの投稿をまとめています。今後関連する投稿をした時には更新する予定です。

ハープの調整に最初に手を染めたのはOver Blow(OB)/Over Draw(OD)をし易くするためでした。

最近幾つかの教則本にも情報が記載されるようになっていますが、本格的にやろうとすると日本語で書かれた情報があまりありません。

ここに書いてある投稿は殆どが海外のページを読んで自分でやってみた事です。未だに何を言っているのかよく分からない文章とかもあるので間違った解釈をしているものもあるかもしれません。

調べて行くうちに、ハープのセッティングは個々人によって違いますし、吹き方も時間と共に変わる事も実感としてわかりました。
その時々自分に合ったセッティングを施すことで、より楽に演奏できるようです。

ここに書いてある投稿は一時的にハープを鳴らなくしてしまうような事が書いてあります。ひょっとしたら手を入れる前より鳴り難くなる可能性もあります。

それでも調整をしてみたいという方は、鳴らなくなってしまっても諦めがつくハープを用意して下さい。
決して買いたてのCrossOverやFabulousではやらぬように!
そして、作業については全てご自身の責任においてお願いします。

ハープのリードは単純ですがとてもデリケートです。
しかし、思った程壊れ易いものではありません(無茶をすれば当然壊れますが)。

それでは、ベインの神の守護と供にあらんことを。。

痛みを乗り越えて
カスタマイズ-1 プレートのエッジ磨き
サンドイッチタイプのハープのプレートをツルツルにする事で唇に優しいハープにします。
難しい事もなく、演奏性も上がりますし、自分の楽器への愛情が高まる事も間違いないです。

「当たり」とか「ハズレ」のハーモニカって何さ?
現在お店で売られているハーモニカで森のなかまが思う所の「当たり」と「ハズレ」を独断的に考えてみました。プロの方達や長年MarineBandを吹きこんでいる方が仰られているような高度な話ではないと思います。
「吹き方」「自分にあったセッティング」この二つが噛み合った時が「当たり」なのかなと思っています。一期一会だなぁ。読み飛ばしても全然問題無しです(笑)。

あげみ(Gap)にまつわる話
Reed Profile
Gap, Reed Profile調整
ハーモニカの心臓部であるリードを調整します。いくつか基本的なルールがありますが、これが正解というものはありません。
どう吹きたいのか?は個人によって異なりますし、吹き方は変わって行くものだと思っています(吹き方を変えないで通す事が悪いとは言っていませんのでアシカラズ)。

Emboss エンボス そして近藤楽器
Emboss 2nd と Squealing 対策について
ハーモニカの基本性能を飛躍的に伸ばす改造がEmbossです(だと思います。。)。CrossOverやManjiなどEmbossが不要なハーモニカも増えて来ていますが、一般的なハープに適応した時の効果は相当劇的と思われます。
難易度もやや高くなりますので、駄目にしても諦めがつくハープでお試し下さい。

また、#3の3Stepドローベント、#10の1stepブローベンド、はたまたOB/ODをする時に「キーン」というSquealing音に対する対処方法や、それに必要な材料の入手方法等を載せています。

エンボスについては究極のUSTツールが発明されました。
これを使えば今までの苦労はとオサラバです。そして次元の違う仕上がりが得られます。USTへのリンクは下にありますのでそちらを必ず参照して下さい。

カスタマイズ後の調整の巻なのだでR
一度調整して終わりに出来ればよいのですが、そうも行きません。
ゆっくりと、繰り返し吹き方の都合に合わせながら調整していきましょう。
調律についても少々書いています。

Golden Melody への償い
失敗談ですが、樹脂製コームで中に桁が通っているものを取り去る作業について書いています。
また樹脂製ならではの外側を磨いたり削ったりなどあまり本線に関係ない自己満足系な内容(笑)です(不用意に壊してしまったGolden Melodyへの私なりの償いなのです)。
ただ、人の失敗を見ると色々な事を回避できたりしますし、諦めなければそれなりの落としどころはありますということでポジティブに捉えて下さい(笑)。

切り取ったケタのバリ取りにはLENOXのカッターの切れ味が役に立つかと思います。
お気に入りの道具達 LENOX Utilitiy Knife Gold

大きく口を開けてみよう Special 20
Special 20 のカバー開口部をCross Overのように大きく開けます。
よく見かけるカスタマイズなのですが、ハンマーでトントンやるとアパート等ではやれないよねぇと諦めてしまいます。
が、このやり方であればトントンしなくても済みますので、やってみたい方はどうぞ。

お気に入りの道具達 Kinpex Mini Cobra and Mini Pliers Wrenches
木製釘止めハープの分解、組み立てについて触れています。
手順の写真はありませんが、ちょっとした注意事項にも触れています。

ハープカスタマイズのバイブル Richard Sleigh
これからカスタマイズを始める方、既にカスタマイズに慣れている方も、まずは読んでみましょう。
英語がだめでも暖かみのある、ツボをついた挿絵を見るだけでも実に多くの事が分かります。
こんなステキなものが無料で公開されているだなんて。。ステキすぎます!

UST ハープカスタマイズの革命的な道具
とんでもないエンボスツールが発明されました。
もう、音叉でエンボスをすることは無いでしょう。
簡単、お手軽、しかもキレイで安全とDrawback無しの究極ツールです。
Dick Sjoebergさんに感謝です!

楽しきかなハープ調整の道具達
ReedLifter色々 かるがもの行進
Hohner Harmonica Service Set
男子チックなPBの精密ドライバセット
Tuning Table?
道具は大好きです(笑)。
ハープの調整で使用する道具達を紹介しています。必須なものそうでないものごちゃ混ぜにしていますが、好きなものを冷静に分類できるほど出来た人間ではありませんのでご了承下さい。

作業用の光源としてフラッシュライトを多々取り上げていますが、どん引きされてもなんなので、よろしければ、ブログ内左にある「カテゴリ」より御覧になって泥沼にハマって頂けると光栄です。
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