おにぎりのようにちょこんと座って東の空をみる女性。
あられがパラパラと降っていた金曜日。乱高下する気温。通り過ぎる低気圧にダメ出しの花粉で
まいっちんぐマチコ先生な一週間でしたが週末は穏やかなお天気でした。いかがお過ごしでしょうか。
月末恒例のヘルパーさんの勉強会の後駅でワイフと待ち合わせてというパターンかと思っていたのですが今月はちょっと違いました。ワイフがお土産に買ってきた
ビックマックセットをアパートでガバッとガツガツ。。いろいろ言われていますがマックがご馳走世代で育ったので今でもやっぱりご馳走に思えます。前日夜にはダウン気味だったワイフも。。。
「食べたらどこか行こうよ」
というわけで惰眠を諦めカメラをバッグに詰め込む森のなかまでありました。
日中の写真はほとんどありませんので何だか暗いっぽいです。よろしかったらスクロールして眺めて頂ければ幸いです。
15:04 あはは。というわけで。。また出るのが遅くなってしまいました。先々週から咲き始めたちょっとずつ
ハナニラさんたちは仲間が増えつつあります。
スッとして、凛として、それでいて素朴でどこでも会える子たち。春の楽しみがやってきました。
森のなかまが毎年最初にマグノリアの開花を知る190段階段の上にあるお宅の
ハクモクレン。先週の金曜日に毛皮のコートを脱ぎ始めました。
こちらも金曜日の出勤時に今年最初のコンニチハをした
キュウリグサ。まだこの一角しか見つけられていませんがこれから至る所で見つけることができます。花の大きさは直径2-3mmです。マクロレンズでないとかなり手こずりますが、君たちのためにちゃんと50mmマクロをもってきています。
かっ。。。かわいい(笑)「お花かいてくださいねー」と言われたら誰もが書いてしまうようなこのカタチと色。しかも、こんなにかわいいのに惜しげもなく幾つ幾つもお花をつけてしまいます。
ちなみに。。。彼女たちは夜も花を開いています。はい。帰りに懐中電灯を使って確認しました。
17:05 パシフィコ横浜から南東方向をみるとお姫様のように真っ白な
巻雲が遊んで泥まみれになったような
積雲がアハハと通りすぎていきます。
この日はワイフと一緒に
CP+に出かけてきました。
ゆる鉄で有名な中井精也さんのジオラマや講演が見られるということワイフが「いってみたーい」というお誘いでした。まさか。。ワイフと一緒にCP+に出かけるとは思ってもいませんでした。中井さんすごいです(笑)
ものすごい人出でアツアツの会場から外にでると外の空気がヒンヤリきもちいです。
ケホッ。。ケホッ。。掃除機に吸い込まれて埃まみれになっちゃったよー。みたいなこの子たちは低い場所をプカプカしているのでもうお日さまは当たら灰色になっています。気温が下がり対流がなくなって徐々におうちに帰っていきます。
東にはモクモクと発達した積雲に夕日が当たり輝いていました。あれだけ輝くということはかなりの高さまで成長しています。地面が暖かく、上空が冷えているほど強い上昇気流が発生し可愛らしい積雲は成長し果ては
積乱雲になることがあります。
17:11 野心的な積雲が目指すのは巻雲の姫たちがたゆたう上空5,000メートルから15,000メートルです。
今日はそこまでは達することはできなかったようです。
冒頭とは別な女性。CP+帰りの方でしょうか。空にカメラをむけられていました。スマホに押されてしまったカメラですが、こうした女性たちの手に握られてこれからも楽しい写真があふれかえるといいなぁと思います。
ベイブリッジより奥。海上にもモクモクの雲たち。
同じような写真ですが。。ちょっと海面に近い通路をあるいてみました。水面にオレンジ色になりつつある積雲の頂上が写りこみ、そして波で散り散りになっていくのがきれいです。
ぷんぷんと怒ったカモが相手を追いかけるように前傾姿勢な船がやってきます。ちょうど近くをすれ違った船の波に乗り上げて前のめりになったようです。
ぷかりさん橋にやってきました。みなれないマストをもつ船が停泊していました。船の名前は「
みらいへ miraie」。セイルトレーニングを通じて研修を行うというプログラムのようです。。あぁ。。森のなかまは。。すぐにへこたれそうです(笑)
ちぎれて、けばたちながら消えていく雲たち。お日さまの光はもう直接あたらず大気中にやんわり拡散されているわずかな光で微妙な陰影を見せてくれています。
17:29
横浜駅からやってきたシーバスがちょうど到着しました。待ち時間なしで乗り込み赤レンガ倉庫まで乗り込みます。
横浜港内から
見るコスモクロック21。右の大きな壁は
ランドマークタワーです。
北の横浜駅方面上空には美しいスジ雲(巻雲)が出ていました。やはり海上は視線を遮るものがないのでいろんな雲を見渡すことができます。
シーバスは海上保安庁の船が停泊する
横浜海上防災基地の前を通ります。貴婦人のように真っ白な
PLH-32「あきつしま」と違って赤錆が目立つ船艇が目に入りました。HL-01の番号が見えます。
調べてみると
HL-01は2代目「昭洋(しょうよう)」という測量船のようです。
竣工は1998年。最初の仕事は
明神礁での調査。これまた調べて知ったのですが明神礁では1942年に同庁測量船「
第五海洋丸」が消息を断ったという文脈を持っているそうです。
測量、調査といった繊細な任務から様々な技術が投入され
シップ・オブ・ザ・イヤー98を受賞しているそうです。最大の特徴は
ディーゼル・エレクトリック方式で燃焼系の動力を直接推進につかうのではなく発電した電気で推進するそうです。一見効率が悪そうに思えるかもしれませんが静音、制御などの要件が絡んでくると優れたメリットがあるそうです。
ちなみに森のなかまは停泊、低速度でも機能する
減揺タンクというものに興味を惹かれました。人間ってすごいですよね。
赤錆の色は長期に渡る任務によるものだと思われます。ちょっと調べただけですが森のなかまはHL-01が好きになってしまいました。
17:27 左手に
神奈川県警察本部の建物。南西の内陸には雲の向こうに真っ赤な太陽が沈んでいきます。
海から見る
大桟橋。シーバスは赤レンガに到着です。
17:30 PLH32 あきつしま。こちらの
減揺装置は
フィンスタビライザーというものだそうです。こちらは高速巡航時に効果があるようです。
17:46 この日の横浜の日の入りは17:33。真っ白な巻雲のお姫様も赤くなっていますが徐々に色が抜けて再び白くなっていきます。
17:51 積雲はまだ形を留めていますが、これ以上大きくはなりません。これから大きくなるのはペタンコに凹んだ森のなかま夫婦のお腹なんだと思います。
それでは!
P.S.
花粉の季節がはじまりました。夫婦共々まいっていますが今月も夫婦揃って
日本赤十字社を通じて義援金をお送りすることができました。
もうじき6年が経ちます。小学生1年生が6年生になる年月ですが人々が漠然と期待するような状況にまでは至っておらず
既に足りているということはありません。
よろしかったら何かの折に検討してみて頂ければ幸いであります。