赤色LEDがピカーとするこの雰囲気は。。女の子よりも男の子という感じがしてきます。
2017/1/26 23:00頃 充電ランプが消灯しないのは仕様らしい事を追記しました。
ネックウォーマーが暖かくてワイフと同じく寝るときにもつけてしまうようになりました。いかがお過ごしでしょうか。
本日は
Aoniro Jさんから提供して頂いた
Manker LADを紹介します。
はーて。。LADってなーんだろうなぁ。。と思い「英語 LAD」で検索してみると。。
なんて出てきます。寒空におまわりさんに捕まってしまそうな格好で走り回るような男はLADなのでしょうか(笑)リンク先の例文を見ると威勢のいい未成年くらいのようです。フムフム。。やんちゃ坊主みたいなのかな?。。ちょっと遠くを見ていました(笑)
こういう時は英英辞典を調べてみるともう少しニュアンスがわかるかもしれません。
Dashing:颯爽(さっそう)とかLively:威勢のいいとか出てきました。快男児とか。。更に遠くをみつめる森のなかまでした(笑)
それほどお金をかけずとも洒落たパッケージになっています。MankerというメーカーがAstrolux, BLFなどの一般消費者向けブランドの製造元である
B2BからB2Cにも力を入れようとしている表れとして受け取りたいですね。
帯を取ると引き出しのタブが表れ引っぱると中身が出てきます。懐中電灯のパッケージではあまりみられませんが電子タバコのアトマイザなどではよく見られるようになりました。英文ですがマニュアルも付属。そして充電用のUSBケーブルは付属しますがキーリングなどは付属しません。
こんなカタチです。筒状の懐中電灯ばかりを見ていると結構新鮮ですよね。大きさは51x28x13mmで25g。ジーンズのコインポケットにも入れられるようなものです。
まだ紹介していませんでしたが平べったいライトの先輩である
NITECORE TIPと比べるとこんな感じです。二つともそれぞれのメーカらしいカタチをしていると思います。
小さい中にギュッと押し込まれて男の子ちっくな面構え。黒塗りのネジと赤いボディが相まってなかなか精悍です。5mm砲弾型の赤色LEDを左右に配し、真ん中には本格的な懐中電灯で使われているチップ型のLEDが搭載されています。
CREE社の最新の
XP-G3。または色調を正確に見ることが出来る高演色Nichia 219Cのどちらかを選ぶことができます。
えーと。。いつもですと外観をもう少し突っ込んでいくのですが今回は先に本題に入ってしまいます。
スイベル付きのナスカンと組み合わせてみました。脱着がとっても簡単です。というのも。。
キーリングの穴が5mmくらいありまして、パラコードのようなブっといヒモはもちろん、ナスカンなどもダイレクトにはめられます。
ボディ後半の厚さは約9mm。最初はMankerらしいエグリエグリしたデザインなのかなぁと思っていたのですが。。ハーモニカ吹きの森のなかま。。
咥えてみたくなりました(笑)
よく大道具屋さんが
MINI MAGを口に咥えて作業される話は聞きます。両手を使えるようになりますし、ヘッデン(ヘッドライト)と違い口元で微妙にライトをコントロールできますので便利なのだと思います。
ただ、慣れてくると咥えたまま歩いて転んだり、部材にぶっつけてしまうと前歯を折ったり。。はたまた。。ライトが喉の奥に「ブスッとな(怖)」となったりすることもあるといった話を読んだことがあります。
LADは軽く、そして平たいので力を入れずに唇でプニンとホールド。筒状ではないので水平方向にフラフラすることなく口元のちょっとした動きで上下にライトを自在にコントロールできました。
長時間咥えていてヨダレで汚れても拭き取りやすいアールがついたボディもこの用途にぴったりだと思います。
まぁ、現場の職人さんたちはこの手の扱いは上手いかと思いますので。。平べったいボディだとかえって水平方向に動かすのが困難になるので「使い物にならない」といった感想を持たれるかもしれませんが、森のなかまにはそれだけで十分であります。
一応昔から
Bite Liteといったものが出ていて30年前にも同様の製品を見たことがあります。今はLEDになっていますが。。Bite Liteは噛んでいる間のみ点灯します。
写真のヒモは短いですが、首からかけられるネックストラップを作れば必要な時にナスカンから外して咥えれば作業効率は良いかと思います。もっとも。。ストラップがフロント側にあればナスカンで脱着せずそのまま咥えられるのですが。。
小ちゃくて軽いのにチップ型LEDでパワーは十分。
リチウムポリマー充電池でガンガンつかっても電池代が気にならない。
やったらめったら高価なわけではないので惜しげもなく使えて、その気になれば2個持ちでも運用可能。
と。。さすがに口に咥えて長時間使うものではないのですが。。。電池内臓の小ちゃいライトとしてはかなりガンガンつかえるものではないかと思うのであります。
それでは!
で、終わらせても良いのかと思いますが。。そういうわけにもいかないようですので続けますね(笑)
充電ポートはゴム状の蓋がくっついています。スイッチは飛び出ていません。一ヶ月くらいポケットに入れていましたが誤点灯してしまうようなことはありませんでした。これはなかなか重要なことだと思います。
ポートを使用する時は中途半端に剥かずガバーッと向いてプラプラさせると蓋に曲がりクセをつけず嵌め戻しやすいかと思います。
結構丁寧に作られていてポートの奥深くまでブスッと刺さっていきます。だよね。
トラちゃん。。
ちなみに。。充電ですが。。。難点がありました。
アマゾンのレビューに投稿した写真の使い回しですが。。。充電に難があります。不具合なのか説明書との乖離(かいり)なのかはよくわかりません。。
説明では充電をし始めるとスイッチが青く点滅し、点灯しっぱなしになったら充電完了とのことですが、充電し始めて数回点滅するとすぐに点灯してしまいます。こんなに早く充電が終わるわけはありません。
LADは電池がなくなってくると白色を点灯していても強制的に赤色に切り替わります。この状態でUSB電流チェッカーで監視しながら充電したところ約3時間で充電が終わりました。チェッカーの左下が「000A」となっているので過充電にはならないようです。
なので充電し始めてすぐに点滅が終わってしまうような個体は3時間くらいの充電時間を見ておく必要があります(ちなみにメーカの説明だと「It takes about 70 minutes to fully charged」とありました)。単に不良品のような気もしますが、他のモニターの方も同じような振る舞いをレポートされていたので「どれだけ充電すればよいのか?」くらいは先にアマゾンのレビューに入れておこうと思った次第です。
2017/1/26 23:00頃 追記:
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改めてメーカのページを見直すと充電については以下のようになっていました。
Flash in blue: Fast charging
Constant light in Blue: Trickle charging (Over charge protection function)
It takes about 70 minutes to fully charged
青い点滅での充電は高速充電
青い点灯はトリクル充電でフル充電に70分かかります。
とありました。というわけで青色ランプは充電完了をしめさないのが仕様のようで不良品ではないようです。また森のなかまが計測したときに3時間(180分)くらいかかったのはメーカが規定する満充電を超えて110分が過ぎて過充電防止機能が働き給電が0mAになったのかもしれません(USBチェッカーは0mAを検出してカウントアップを停止します)。
うーん。。確かにちょっと難のある仕様だと思いますし問い合わせに対応しなければならない販売店がかわいそうだと思います。
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「
MANKER LAD(Cree Xp-G3) レビュー」トップは「
モモンハン日記」さんです。
「
MANKER LAD [Red] / Nichia 219C」トップは「
roomX.jp」さんです。
ここまで読んで頂けるとは思いませんが。。。そろそろ配光を見て頂こうかと思います。
Low:23Lumens(5.6H), Mid:86Lumens(1.5H), High:300Lumens(0.5H), Red:1Lumens(100H)
明るさ(ルーメン値)は
XP-G3という
CREE社の最新LEDによるものかと思われますので高演色のNichia 219Cではもう少し落ちるかと思います。
メーカのページによりますと219Cの最大照度は230 ANSI Lumensとありました。
TIPなどに比べると色温度が低いNW気味ですが数をみないと一概には言えないかと思います。
チップ型LEDとコリメータ(レンズ)の組み合わせですのでコイン電池と5mm砲弾LEDのライトよりも綺麗でパワフルな照射です。Lowは口に咥えた時に手元が丁度良い明るさだと思います。市街地や屋内であれば頼り甲斐のあるMid。Highの明るさは驚きですが稼働時間が短いですし、こういった明るさがを長時間使用したいのであればもっと大きな懐中電灯を使うべきでしょう。
赤色は知識としては。。暗順応を保つのに良いとされますがこれを常用される方はそれほどいらっしゃらないかと思います。また照射パターンもそれほど綺麗ではないのと一発で呼び出すためには必ず赤色で消灯し、長押しで点灯させないといけないので本来の力を発揮させるにはちょっとキビシイかもしれません。ランタイムは長いのでマーカ的な使い方や雰囲気を楽しんでみてください。
操作はクリック、長押し、ダブルクリックの3つを使い分けます。このサイズのライトで3つもです。。
点灯させるにはクリック、または長押しになります。
クリックだと必ずLowから点灯します。長押しだと最後に点灯していたモードで点灯します。面白いのは相手を幻惑させるためのストロボなどもメモリされるので長押し一発ストロボ起動などもできてしまいます。
消灯はいかなる状態でも長押しになります。余計なことを考えたくない、シンプルに使いたい方は常に長押しでOn/Offするとシアワセかと思います。
点灯中にクリックすると調光します。Low, Mid, High, RedそしてLowに戻ります。
もうお腹いっぱいかと思いますが。。。これに点灯中のダブルクリックがあります。ダブルクリックはLow, Mid, High, Redの一般的な点灯モードと、ストロボやSOSなどのチカチカモードを行き来する時に使います。
チカチカモードにするとクリックでStrobe, DragonBreath, SOS, BeaconそしえStrobeをグルグルします。
DragonBreathというのはスイッチの部分が青く光りうたた寝するかのように徐々に暗く、明るくなるモードです。使い道は不明ですが強いて言えば暗闇でライトを見つけるのに役に立つのかもしれません。指でスイッチが隠れるのでライトが消灯してしまって「故障しているモードが一つある」と思ってしまうかと思います。
ちなみにダブルクリックは早く行わないと反応しません。どうせ使わないのだから関係ないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが。。充電完了後に何故かかならずストロボになってしまうので、そのたびにタブルクリックする必要があります。
一応斜めですがキャンドル立てもできます。45度くらいまで傾いていれば壁を使ったバウンスとかもできて撮影には便利なのですが安定がわるくなっちゃいますのでそうい使いかたをするものではないのであります。
こんな小ちゃいライトなのにここまで色々詰め込んでいるのであります。楽しいといえば楽しいのかもしれませんが、もう少し整理しても良いかなぁと思うのであります。
例えば森のなかまがこのサイズのライトに望むのはLow, Midの2段階調光くらいです。でも。。そんな事したら売れないですね(笑)
さて。。このライト。。珍しくプラスネジがありました。わかんなくても中をみてみたいですよね(笑)もちろんメーカ保証はなくなりますので個人の責任でお願いします。
プラスドライバ#00でフロントのネジを外し軽くブンブンと振ったり軽くガンガン叩くと(笑)フロントがちょこっと浮きます。楊枝のようなものをUSBポートをに入れて「出てけー」とやると中身がでました。
中はもちろん空洞でした。お尻の斜めの部分もちゃんとくり抜かれているようです。しかし。。この値段でこんなものを作ってしまうのですね。。
フロントカバーは5mm砲弾LEDの穴とコリメータ(レンズ)がはまるようになっています。特にOリングのようなものは見当たりませんが防滴としては十分かと思います。
XP-G3モデルを購入し、赤色5mm砲弾を外して
高演色5mm砲弾に球替えしてみたら。。と思いましたが。。最近近くが見えません(笑)
スイッチが押しにくいと感じる方はスイッチの上に厚みのある部材を載せるともう少し感触が改善されるかもしれません。でも誤点灯につながるのであればこのままでもいいかなぁと思っています。
綺麗な金属製のフレームに基盤が固定されています。素人の森のなかまですが「他社が平べったいの出したから急いで出すよぉ」的なものではなく丁寧に作られているように思えます。もちろんLEDが発する熱を放熱するのにも貢献しているんだと思います。
小ちゃいはずのMicro USBポートは巨大な部品。フレームのセンターには桁が渡されスイッチ操作時の外部の力を受け止めるようです。左右にはそれぞれUSBポート、電源周りの配線が収まるスペースとなっていてなかなか合理的な設計です。見えないところですがカッコEですね。
時々こういった製品を「充電池の寿命が短くなるからなるべく使わない」という方もいらっしゃいます。気持ちはわからない事もないですがガンガン使っても天寿を全うするまえに、より良いものが出てきます。
特殊な形状から一般的な懐中電灯と比べて苦手な分野もありますが、得意な分野もあるかと思います。コイン電池式のキーライトと同じくらいの大きさでハイパワーで充電式。ポケットに入れておけば取り出す機会はかなりあるかと思います。
懐中電灯を使いなれた人ほどいつもの使い方ではなく。。一歩踏み出して颯爽と威勢よく使い倒してあげると。。楽しいのかなぁと思うのでありました。
それでは!