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まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

タキザワ 2023年型 真鍮無垢ネジキャップ式弾丸ボールペン

2024-08-17 21:39:22 | 色変わりする金属たち
なんだか、かっこいいと思います

以前紹介した「タキザワ 真鍮無垢キャップ式弾丸ボールペン」。何気にアマゾンのページを見てみると完売されたそうです。真鍮好きの方が結構いらっしゃったんですね。

「これらの発送可能な商品を検討してください」という提案を見てみると、「2023年型」という文字が目に飛び込みます。さっそくクリックして「商品の説明」を見にいきます。独特な説明が健在でウレシクなります。

ひとしきり読みます。なるほど、というところが多く、勉強になります。
そして、是非とも2023年型と暮らしたくなりました。

アマゾンから購入してもよいのですが、タキザワさんは「ペンのタキザワ楽天市場店」も開いています。

独特の説明文がなく、もう少し一般寄りな感じでの紹介です。面白いですね。
説明文リスペクトしたいところですが、タキザワさんから直接購入したいなぁ、と思い、こちらから購入しました。

日本製 2023年型 真鍮無垢ネジキャップ式弾丸ボールペン


昭和時代にあった高級フルーツの緩衝材を彷彿させるパッキングも健在でした。日付をみたところ3/23に到着したようです。


土曜日だったこともあり、すぐにコンパウンドで磨いたようです。2023年ということなので十分綺麗なのですが、一緒に汚れていくうえでの儀式みたいなもんです。クリップがないので、ただウエスでフキフキするだけです。


1985年型と並べてみます。最初はみんなこんなかんじにピカピカなんです。まぁ、ゆっくり馴染んでもらいましょう。


8/17のお二方です。


普通にキャップをしたままポケットに突っ込んでいますので、上軸は変色が遅いです。

正直に言いますと、普段はボールペン芯を抜いています。ペンなのにペンとして使っていないです。今はひたすら変色させることに専念しています。

色々ご批判もあるかと思いますし、メーカーさんとしてもペンとして使って欲しいかと思いますが、こういう人間なのです。申し訳ありません。

ただ、日頃ペンを使わないような人間でも、お付き合いしたくなるようなものと受け取っていただければ幸いであります。


2023年型のキャップはネジ式になりました。この辺りの事情はアマゾンの商品説明をご覧ください。


当然軸側にもネジのスレッドがあります。スレッドに触れて「いやだなぁ」と思う方、「うほっ」と思われる方、感じ方は人によってそれぞれかと思います。うほっ。

ネジ式については、2点知っておいて頂きたいことがあります。

・無理に締め始めない
 ネジが噛み合わなければ、少し逆に回すとスレッドが噛み合うポイントが見つかります

・無理に締め込まない
 徐々にネジ山が潰れていき、開閉がギシギシするようになります
 キャップは軽く締めるようにしましょう(本体は少しだけ強めに)

これだけです。スムーズなねじ切りなので、一手間を楽しんでみてください。


2023年型は汎用的なパーカータイプの芯が使えるようになりました。お好みのリフィルを使えばよろしいでしょう。


なお、1985年型は、そのものズバリの芯が無いそうですが「Pencoのバレットボールペン」の中身を流用できるので、好みの4C規格のリフィル(替え芯)を楽しむこともできますね。


乱暴に言えば、1985年型からクリップを除いたようなデザインです。でも特定の工程を行える職人さんが、もういらっしゃらないことから、色々なアプローチをされて、現在の製品仕様にされたようです。


キャップ頂上の丸め込みは、当時では高価なため見送られた(であろう)挽物(削り出し)に置き換わっていたりします。


原材料も高騰しているなか、バブル期当時の「職人さんのやっちまた」では済まされないコスト意識を求められているなか、この価格設定で販売することができるのは、ある種の驚きかもしれません。
潤沢に鋼材やNC機を使った製品を信じられない価格で出してくる中国企業の製品とはまた違ったものがあります。

損益の計算、工夫、どこもみんな必死にやっています。体や脳みそ、心に汗をかいて、ようやく針の穴のような道筋をこじ開けて「町工場から2023年版を出してやろう」という気概を考えると、我々日本人が進んできて、これからも進む姿が見えるというと、言い過ぎでしょうか。感慨深いものがあります。

人によっては、こういう状況をネガティブに捉えるかもしれませんが、森のなかまは、とってもポジティブに捉えています。まぁ、できればラクに生きたいものですが(笑)


ペンをペンとして使っていない外道の手先はかわいい子たちですよ(笑)
我田引水の紐が見えています。0.7mmのナイロン紐を「テグス結び」にしたものです。


上軸、下軸のネジを少しゆるめ、テグス結びで出来たループを挟み、やんわり締め込みます。
クリップがなくても吊り下げが可能となります。雨風に晒すといった、偏った嗜好が強い真鍮好き同志の方。お好きにしてください。


伝え忘れるところでした。キャップを脱着する際、一度はペンを立ててみてください。
パーツの自重で空気が押し出され、ゆっくりと沈んでいきます。
手でキャップを動かすときも、空気による制動の感触を実感できるかと思います。
この辺りを高々と謳わないところは、とっても奥ゆかしいのであります。


長く一緒に暮らしていくのには、これくらいシンプルな方が、いいのかな?と思うくらいのシンプルさ。

お好きな方は、一緒に汚れていってください。

それでは!




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n畳みは終わらない滝の夢を見るのか?

2024-08-16 17:58:23 | 工作
パオーン

夏休みを謳歌しています。

先日作った「三つ畳みで終わる三つ編みサコッシュショルダー」をもう一つ作ってみたところ、もう少し良い方法があることに気づきました。自分を甘やかせますが「気づくことが大切」なのであります。


三つ編みから金具を接続するところです。真ん中の編み紐を金具の下に潜らせます。


潜らせた紐を上に持っていき、残った二つの編み紐を交差させた間に通します。
マクラメやパラコードをやっている人は何かの既視感を覚えることかと思います。


グレーの紐の長さを調整し、金具との位置を決めます。


それでもって、グレーの紐を下に落とします。


結びは作りませんので、適当にテンションをかけながら、三つ畳ができるポジションを作ってください(三つ畳は、前の走行を参照ください)。


三つ編みを芯紐にした三つ畳みが出来上がります。


金具との接続はグレーの一本のみとなります。前回のように3本からげるよりも強度は落ちますが、金具付近がゴチャゴチャせず、すっきりします。また、グレーの紐で金具にテンションをかけられるので、心なしか作りやすい気がします。


こちらが前回紹介した金具の接続です。3本通らないようなケースにも有効かと思います。

先ほど勿体をつけて「マクラメやパラコードをやっている人は何かの既視感を覚える」と書きましたが、やっていることは、「1本」で交差した紐を固定するエンドレスフォールズです。こんな風にも使えるんですね。エンドレスフォールズ自体が色々なバリエーションがあります。

Learn 5 Endless Falls Knot variations - a beginners guide!」by Martyna Craftさん

以前紹介した「お花パラコード」もフリーフォールズが使われていますね。

今回は、三つ編みのプラプラした3本の紐を、一本で金具と接続し、かつ「他の2本とは別の方向に向ける」のに使えました。これにより、身を寄せる場所もなくフラフラしたてしまう紐がなくなり、三つ畳みに入れるのでありました。

なんか、みんな収まるところに収まり、大団円の巻きみたいな感じです。

ちなみに。。


金具を取り除いてみて、紐同士の関係を観察してみます。みんなフラフラしてますね。金具という固い拠り所に寄り添うことで安定していたことがわかります。
ここで、グレーの紐にもう一働きしてもらおうと、巻き結びにしてみます。


今何かになるわけではありませんが、ちょっとウレシイです(笑)。そのうち何かに使える日が来るのかもしれません。


さて、ついでなので4本で行ってみましょう。四つ畳みですが、両手をうまく使ってある程度均等に締めることができますが、更にギューッと締めたい時は、1本ずつ引っ張ることになるかと思います。

この時、素直に紐を引っ張ると、締め込まれたところが凹み、結び目が平らになりません。4本全部を持って上に引っ張るとかも有効ですが、落ち着いて考えてみました。

 ・うまくいかない時は、真ん中に隙間ができる
 ・うまくいかない時は、長方形、楕円になる

矢印のように「畳み込みの回転方向」にも引っ張ってあげると、互いの紐が中心に集まり、隙間ができなくなるようです。全体の摩擦が均等になると、自ずと正方形、円になっていくようです。

もちろん、指で紐を押し寄せる、結び目を平らにする、4本全部を上に持ち上げるなどは、適宜行うことになります。

という、中、上級者の人にとってみれば「当たり前」のことかもしれないようなことを、(随分とまぁ時間をかけて)覚えました。まだ先があるようなきもしています。。

で、エンドレスフォールズですが。。


改めて見ると、エンドレスフォールズでもなんでも無いような(笑)
黄色とグレーの紐を、金具にからげることで進行方向を逆にさせます。


テンションをかけるとこんなかんじになります。角四つ畳みにすると「色がずれそうだな」と思ったので角四つ畳みにしてみます。


天地をひっくり返し、芯紐入りの四つ畳を行います。一応ここれで紐の流れをおさらいしておきます。


角四つ畳みをするとこんな感じになりました。線のところまでが芯となった四つ畳みがあるところで、あとは、バラけた4本の紐を覆い隠すように、四つ畳みをしているため、こんな感じになりました。


金具との接続は対称になっているので、編み手が思うよりは安定しているかと思います。

「芯紐ありのn畳」は、こんな感じで金具に接続できることが分かりました。この夏の収穫であります。


おまけです(全部おまけのような内容で申し訳ありません)。
「なんちゃって3本撚り線」です。調べるとちゃんと3本各々を撚ってから合わせる方法はあるのですが、「なんとなく3本まとまっていれば良い」ようなケースを想定しています。

3本紐を固定し、それぞれの間に指を入れます。


グイッと手首を回します。そいて指を抜きます。これを繰り返すだけです。


綺麗に作るには、それなりに難しいですが「なんとなくまとまっている」くらいのものは作れるようです。
ちゃんとやるなら、3本それぞれに撚りをかけ(本のコードの撚りを意識する必要があります)ていくなど、それなりの道具が必要になりそうです。


冒頭のカメさんですが、0.7mmの紐でも編んでみました。

お正月に親戚が集まって、食事も終わり、まったり歓談中に「これ持ってって!」と袋から出しそうな親族が一人くらいいるかもしれません。森のなかまもその一人でしょうか。

それでは!

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i3T EOSを自分好みに一工夫

2024-08-15 22:27:52 | フラッシュライト
お気に入りのOLIGHT i3T EOS。一工夫したら更にお気に入りになりました。

i3T2という最新モデル(ピンクが気になります)があり、旧モデルの話で申し訳ありません。でも、ガワが真鍮というだけで最大40ルーメンの懐中電灯を愛用している人間です。それだけi3Tというモデルを気に入っています

シンプル2モード。最初はちょっと暗いかなと思った5ルーメンのLowは、適当に集光されているので、慣れると慣れちゃいました。
180ルーメンのHighは、非力な単4電池からは破格の明るさと思います。一発芸といわれるとネガティブですが、長時間使う用途でなければ頼りになるものだと思います(用途や考え方によります)。

お気に入りなのですが、光の色温度が「低めも」好みの人間としては、NW, WWが選べたらステキです。でも、バリエーションを増やすのは営業的にはキツいかと思います。
過去にも個人的にニッチな思いはLee Filter(このブログ内の記事です)でなんとしてきました。

しかし、i3Tのヘッドパーツは外れないので、フィルターを取り付ける方法がありません。うーん。


文房具屋さんでこんなステキなものを見つけました。「アクアピット強力ペンタイプ


キャップを外すと、まさにボールペンそのものです。


ペン先をクイッと押すと、ピンポイントでノリが出てきます。これはウレシイです。


コリメータの表面に3ヶ所プチップチッとノリを乗せ、適当に乾いてきた頃に内径に合わせたフィルターを貼り付けました。
よーく見るとノリづけあとがわかりますが、配光には影響ありませんでした。

左:#152 Pale Gold(本家のページ)
右:#279 Eighth Minus Green(本家のページ)

  
左から、フィルターなし、#279, #152。いずれもLowモードで40cmくらいで照射しています。
#279は僅かに緑が補正されて好みの白へ。#152は冬場につかっていましたが、ほっこりした使いごこちです。

因みにLEDには個体差があるので、同じフィルターを使っても結果はそれなりとなります。薄い色のフィルターであれば重ねて調節することもできます。とはいえ、突き詰めるようなものでもないので、オマケ程度にお考えください。

実は、内径よりも僅かに、本当に僅かに大きく切り出すと、ノリ付けしなくても、フィルターが湾曲して内側に引っかかって固定されたりします。引っ叩いても外れませんが、時々ポケットの中で外れていたりします。

僅かに湾曲したフィルターをつけているのも、あまり気持ちが良いものではないので、木工用ボンドを水で溶いて、ベゼルの内側に沿わせようとかも考えました。でも、そんな器用なことを素人が一発で決められるわけもありませんので、こんな方法にしました。

お気に入りの道具を、一工夫して更にお気に入りにするのは、相変わらず楽しいものであります。

それでは!

P.S.
レッサーくんの巾着は「PAWPAW DESIGN x 京都市動物園」さんです。Tシャツが子ども用しか無いのが、とっても残念。

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2024.8.15 高空の雲たち

2024-08-15 18:12:14 | 空とか雲とか
お日さまに向かって上をみると七色組

明日は台風7号がやってきます。ぼちぼちベランダの物干し竿をおろします。

最近ペットボトルの水が購入できないとお嘆きの方。保存にはむかないかもしれませんが、空いたペットボトルに水を汲んでおくと安心できるかもしれません。
手間を惜しまなければ古くなったものから、鉢植えや、洗濯に使えば比較的新しいものをキープできますよ。


16:40分ごろ。南のそらにキバのような垂れ下がりがありました。尾流雲でしょうか。随分とにぎやかな空です。


地上はこんなに暑いのに、高空には氷晶でできた巻雲たちが白く輝いていました。


西の方角。お日さまの左側には幻日も出ていました。とっても得した気分になります。


東側も、もれな高空の雲たちで賑わっていました。


羽田から上がってきたと思われる旅客機。高度を上げて巻雲たちと同じくらいの高さを飛ぶのかと思います。


ここで、再び西のお日さまを見ながら、頭をグイッと上にむけると冒頭の七色組の一人が見えました。下から赤〜青紫と変化しているようですし、環天頂アークなのかと思います。見つけ方を知っていると、結構見つけることができます。


最後に北の空です。

それでは!

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三つ畳みで終わる三つ編みサコッシュショルダー

2024-08-13 14:42:14 | 工作
本題と関係ないですが、初めてのカメさん。

一般的ではありませんが、ズボンのポケットには変色させるために真鍮小物を突っ込んでいる森のなかま。パラコード一本で吊るすような軽快なサコッシュは手放せません。

スマホ、カードケース、カメラ、加熱式タバコなど、日によって組み合わせは様々ですが、便利ゆえ、色々詰め込んでしまい重たくなります。
冬場は良いのですが、夏の薄着のときだと、パラコード1本だとそれなりに喰い込んできます。おまけに真夏の喫煙所は空調もありませんので、発汗でコードの摩擦も増えるので、あまり心地がよくありません。


左は、3/8インチ(約9.5mm)のユーティリティコード。最近スマホホルダーでカッコよく使っているヤングたちを見かけるようになりました。
右は4mmの一般的なパラコードです。これをサコッシュに使っていました。
太くすれば、喰い込みも和らぐだろうと、随分前に購入したのですが。。

太いロープの策端(ロープの末端)の処理は、いい加減に焼き止めすると、バリが結構痛いです。自分が痛いだけならまだしも、これが他の方の肌に触れたりして、ケガをさせてしまうと大変申し訳ないことになります。

このため、完成品として売られているパラコードショルダーは、エンドキャップで覆われているので、安全に使えるようになっています。

ですが、サイズが合うエンドキャップを探して購入する機会を逸してしまい、使わずじまいとなっていました。


ちなみに、こちらは6mmくらいのコードです。焼き止めの形状には気を使います。策端に熱収縮チューブやテープどめしてから切ればよいのかもしれませんね。

ただ、太いロープはそれなりに重さも増えてきます。扱いやすい4mmのパラコードで、適当に重さを分散できるような、平べったくて、アタリの柔らかいショルダーコードを作れないかなと、ぼんやり考えるようになりました。

「平結びでよいのでは?」と思いましたが、作り方や、感じ方の違いはあるかと思いますが意外に結び目のアタリがあるんです。
ここは、結んでいない、シンプルな三つ編みとかでやってみたいなぁと思いました。


シンプルながらも、味わい深い三つ編み。詰め込んで良し、緩やかに交差させてよし。平たく結び目がないので、とってもしなやか。ただ、終わり方が結構限られてしまいます。


「ひと結び」で終わるパターンです。手軽で確実です。あとは「まとめ結び」や金具を使うのも一般的ですよね。

四つ組み四つ編みなどは、四つ畳みで処理する方法もあるんだけど」なんて思って、それ以上さきには進まなかったのですが、ある日思うのです。

「あんまり見かけないけれど、三つ畳みでもいいのかな?」


あまり有名ではありませんが、3本でも畳みができます。三つ編みからの紐の流れに倣い、なるべく当分割になるような位置にもっていきます。


水色の紐を「お隣の」グレーの紐に乗せています。この写真では、紐の進行方向の関係で、時計回りになったようです。


グレーの紐を「お隣の」黄色の上に乗せます。


黄色の紐を「お隣の」水色の紐のループに通します。「n畳み」はお隣の紐に重ねて、最後は最初の紐のループに通せばよいわけです。


一番最初の結び目はバランスをとるのが難しいですが、こんな風に3本の紐が畳み込まれます。


結び目ごとに時計回り、反時計回りをスイッチすれば、角状になります。
結び目を同じ方向(時計回りで始めたら、ずっと時計回りで結ぶ)にすると、結び目は回転していき、円筒状になります。「丸畳み」と呼ばれるものです。


力加減や紐の回し方でも変化しますが、平結びみたいな結び目がでてきました。面白いですね(面白いかどうかは個人差があります)。

これが「三つ畳み」だと思います。歯切れが物言いなのは、あまり一般的な用語ではないようです。
むしろ、三つ打ちロープの策端止めで「クラウンノット」の方が通りが良いのかもしれません。


さて、三つ畳を使って金具に固定してみます。
紐の流れる方向に沿って、金具にからげます。からげたところを指で押さえながら、天地をひっくり返し、三つ編み部分を芯にして、三つ畳みをかけていきます。

写真で載せても良いのですが、芯がある分、画的に逆に分かりにくくなりました。「n畳みはお隣の紐にからげて、最後にループに通す」を念頭において「あれ〜?」とか「あっ」とか言いなが結んでもらえればと思います。


三つ畳みだけで終わるなら、ここまです。今回は、ウォールノットで止めました。三つ編み部分を芯とした、芯入りのウォールノットですが、工程は変わりません。


こちらが、できあがりです。最初からトリコロール配色のパラコードがついていたサコッシュでしたので、こんな配色にしてみました。

「なんだか、飛行機にのったらもらえたみたいのみたい」とワイフ
エアフランスのノベリティとか?」と森のなかま

おりしもピーターバラカンさんのウィークエンドサンシャインでかかっていた「愛のテーマ」を歌い出す夫婦。夏です。


6mmのコードのものと比べてみます。手前味噌ですが、薄い分、取り回しもしやすいような気もします。

というわけで(きっと誰かやっているはずだと思いますが)三つ畳みで終わる三つ編みサコッシュショルダーの紹介でした。


差し込む夕陽が護岸のブロックを浮き上がらせるのが、なかなかステキです。
河原おさんぽにも使ってみましたが、結構快適に感じました。


電線でチュンチュンお話をするスズメさんのペアの影。暑さで遠出をするのは敬遠していますが、それなりに近場で楽しみを見つけております。


最近では珍しく一雨あった時の空模様。いろいろ物事は極端になってきております。


先日お昼にたべた「いなげや」のオコワ。子供の頃は「としより」の食べ物だと思いましたが、今は凄まじく美味しく感じます。そういう年齢なのでしょうか。たまらんです。


最後に。冒頭のカメさん。昔だったら「難しそう」と思ったのですが、今は少し経験を積みました。色々な方が紹介されていますが、こちらの方の動画を見て作りました。

 「DIY マクラメ キーホルダー カメ |ステップバイステップの簡単なチュートリアル」by Kreasi Ernyさん

動画リストを見ると、カメさんの紹介は幾つかあります。より良い方法、別な方法があると紹介してくれる方がいるからこそ、森のなかまもチャレンジできるわけであります。とってもありがたい事だと思います。

動画では3mmのコードで紹介されていますが、マイクロコード(1.18mm)を使いました。50cm x 6本、80cm x 1本で、全長4cmくらいのカメさんが誕生しました。6本の紐は全て真ん中で折って編み始めればOKです。

頭のところに紐を通せるようになっているます。スーマホのチャームにして、指の間に挟めば、脱落防止にも使えたりするかもしれません。

でも、単純にかわいいので、手のひらでコロコロしてみてください。

それでは!

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