森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

ようこそ

まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

THRUNITE MINI TN30

2015-02-11 01:27:00 | フラッシュライト

どーん。でーん。ちょこん♪

2015.2.13 バウンス例の写真を追加しました。

最強寒気襲来。月曜、火曜の朝はメソメソしながらお布団から出ました。本日から寒さも収まりそうとの予報です。これから本格的に「かっふ~ん」の季節もやってくるんですね。あぁうぅ。。いかがお過ごしでしょうか。

本日は以前「画的には何ですが。。」で前ふりしました『「大きいのが4本」の自分が「ミニ」と言い張るモンスターくん』Thruniteさんからモニター提供して頂いたMINI TN30 XM-L2 U2 CWを紹介します。


とも喰い。。。

とてもショッキングな写真からですが(笑)「ずんぐり」とした印象のTN4Aをすっぽり食べてしまうミニくん。

どこがミニなんだ?

と、言いたくなりますよね。今はアップグレード版でTN31になったTN30のミニ版ということのようです。確かにリンク先をみると「ミニ」に思えてきます。
しかし、MINI TN30は森のなかまにとっては最大、最重量級ライトであります。


XM-L2 U2を3つ積んで電池を入れて582グラム!美味しいお肉だったらと思わずにはいられない重量です(笑)ミニくん慣れてしまうと「大きく重いなぁ」と思っていたTN4Aが何て細くて軽いライトなのだろうと思えてきます。
でも、ミニくんの能力を考えれば十分軽量コンパクトな部類なのかもしれません。


ボディにはTN4Aよりも大きく深いチェッカリングが付けられています。グリップはかなり良好です。500グラムを超えるライトでも確りと握る事ができます。

電池を装填した状態で重心がヘッドのくびれとチェッカリングの前縁部の間にあるので準手持ちでバランスが良いので思ったほど疲れません。

残念な事にストラップホールはありませんが、TN4A同様今後は付けられる事に期待したいですね。


敢えて「キャンドル立てが出来ます」と言わずとも、自ずからキャンドル立てで置いてしまう事になるかと思います。


暗い場所ではスイッチの位置を一発で把握し難いサイドスイッチですが。。片手はチェッカリング部を握り、もう片方の親指と人差し指の間に放熱フィンを当ててクルッと回すと比較的素早くスイッチを探すことができるかと思います。

さて、操作ですが。。。

1クリックで最後に調光した明るさで点灯します。点灯中に1クリックすると必ず消灯します。
点灯中にダブルクリックすると必ずTurboになります。Turbo中はダブルクリックでストロボ, Turboを行ったり来たりします。
点灯中に長押しすると、どの明るさからでも必ずLow, Mid, Highと調光されます。
消灯中に長押しすると必ずFireflyモードで点灯します。一度指を離して長押しするとLow, Mid, Highの調光が始まります。

一番簡単な操作でよく使う明るさを割当てられるので多くの方に受け入れられるかと思います。
操作は面倒ですが、長押しから始めれば、前回どんなモードで終わらせたのかが分からなくてもFirefly, Lowからスタートし確実に暗順応を保つ事ができます。

お家芸のFireflyを活かすThruniteさんに相応しいUIだと思いますし、森のなかまがとっても気に入っているところです。


ネジ切り部に導通部分はありませんので確りとHA処理されています。仮にHAが剥がれ落ちてもなんら問題はないはずです。

Oリングは太く、接触面積が大きいのか回すのにはかなりの力が必要です。タップリグリスが付いていましたので一度拭き取り粘度の軟らかいものに塗り直してもよいかもしれません。
森のなかまは比較的粘度が低い白ワセリンを使っていますが、それでも結構な摩擦があります。


ミニくんは18650を4本も使うので3200mAhのリチウムイオン充電池(白赤)と充電器を手配してもらいました。プラス側の端子はボタントップです。
手前の黒赤の電池は自前の3400mAhの充電池です。


電池室がタイトなSC600。3400mAhだと固体によってはSC600に入ったり入らなかったりしましたが3200mAhは全部スムーズに入りました。密林では3400mAhのレビューも混ざっていますので購入検討時はちょっとだけ注意してみて下さい。
森のなかまは容量を計る手段を持っていませんが、使用した感じではそれなりの容量を持つ製品かと思います。


こちらが今回使わせて頂いた「MCC インテリジェント充電器」です。普段はXTAR VP-1を使っていますが2本までですので、4本同時充電でないとミニくんの運用はちょっと辛いです。
4スロットを個別に充電制御し、ディスプレイに状況を表示します。電池を保持するスライドはVP1より柔らかめで電池の着脱がし易いです。

スライドのマイナス端子側の下にスプリング状の電極があり、接触する位長い電池は1A。接触しない短い(容量が小さい)電池は500mAで充電するようです。
単純ですが、4スロット毎に切り替えスイッチを付けずに電流を自動的に選択できるわけです。


細かい事ですがプラス側に指を入れ易いように凹みがあるのもウレシイです。

3200mAhの電池を1Aで充電するので3時間以上はみておけば良いわけです。わりと早めに充電するので熱もそれなりに出ます。森のなかまは絨毯の上に寝かせたりせず立てかけて熱を逃がすような使い方をしています。

面白いことにエネループのようなニッケル水素充電池を混在して充電できます。表示には定格を超えて1.3~1.5Vと表示されますが、ニッケル水素充電池も満充電では1.2Vを超えますのでビックリしないでくださいね。でも、この充電器を購入するような方は既にニッケル水素充電池用の充電器はお持ちかと思いますが。。。

一応。。最小電流は500mAですので10440等の500mAh以下の電池の充電には使用しない方が電池を傷めずに良いかと思います。


18650リチウムイオン充電池を4本をホルダーにセットします。例によってホルダーの向きはどちら向き入れてもライトが判定してくれます。
TN4Aよりは電池が入れ易く、外し易いですが一本目を外すにはマイナスドライバー等で「きっかけ」を作らないと爪を痛めるかもしれません。


ThruNite TN4A ・・・電池交換について(トップは「roomx.jp」さんです)」を参考にさせて頂き、体温計さんのコメントで背中を押され、一番手間のかからない方法をと。。単に適当に切ったリボンを挟み込むだけにという堕落ぶりに落ち着いてしまいました。。

トラちゃんはいつも、こういう得体の知れない状況に付合わされてしまいますが、きっと慣れた事でしょう。うちのなかでは一番経験値が高いかも(笑)


さて。ようやく本題ですが。。ミニくんは浅目で表面が細かく凸凹したオレンジピールリフレクターで、しかも3灯です。射抜くような超スポットというより芯を残しながらも広い周辺光が期待できそうです。


Firefly:0.4Lumens(98Days!), Low:40Lumens(123H), Mid:435Lumens(15H), High:1900Lumens(190M), Turbo:3200Lumens(120M)
いつもの撮影条件「電球な週末」の配光例です。200ルーメンのライトを基準に考えていたのでTurboの殆どは白くトンでしまっています。。

このクラスのライトを近距離で使うのは趣味以外ではないかと思います。ぶっとい光軸が緩やかに広がり5メートルも離れると人の背丈を収めるくらいに広がります。豊富な周辺光で近場も照らしてくれます。長距離に特化したライトというよりも、オールラウンドな配光のライトを化け物のように超強力にしたようなイメージでしょうか。

ITC (Intelligent Temperature Control) と呼ばれる温度制御を行いオーバーヒートするまえに照度を落とす機構を備えているそうです。森のなかまはキャンドル立てでMid:435ルーメンで連続点灯して毎日使っています。2-3時間付けていてもLED1灯あたり145ルーメンでしょうからこの季節「微かに暖かい?」くらいの発熱です。6帖の部屋では読み書きができる立派な照明器具になります。

Highにすると6帖の部屋では「もう十分だ!」といった感じです。流石に発熱量も多くなり光軸に手を当てると熱を感じるくらいです。Turboに至っては。。なにか。。とても。。

イケナイこと

をしているような気分になってきます(笑)


明るさの差が分かり易いようISO感度を1600から160までと4段近く落としてみました。

実際、森のなかまの行動範囲でTurboをフル活用できる場所はありませんので屋外で照射した事はありません。Turbo, Highに関しては完全に森のなかまの手には有り余るスペックです。

しかし、対象物が少ない開けた場所。地面による反射光が得られないような空間等では幾らでも明るさが欲しい時もあります。そういうった状況で3000ルーメンあれば十分か?と問われれば必ずしも十分ではないのかもしれません。

状況が変われば選ぶ装備や道具が変えるのは自然な事かと思います。

ただ、ハンドライトは基本的に手で持って使用するものであります。できれば軽く取り回しが良い方が助かります。「MINI TN30」の「MINI」の文字を見て「あぁ。。やっと、こんなに小さくなったんだ」と思われる方には是非使って頂きたいライトかと思います。


「電球な週末」の撮影条件でのLeeFilterを付けた状態でのバウンス例です。Midで十分読み書きできる明るさなのですが、かなり暗めに写ってしまいました。それにしてもHigh, Turboは凄まじいです(2015.2.13追記)。

もちろん。500ルーメンの明るさを発熱やランタイムを気にせず連続点灯させたい方にも検討してみて頂ければと思います。
確かに18650を4本。充電器の初期投資は敷居は高いですがセールス的にMAX照度500ルーメンを謳う製品とMidで500ルーメンに押さえているMINI TN30では運用範囲が異なります(Midだと多少光色がなんですが森のなかまは許容範囲でした)。

そういう目で見てみると、モンスター級ライトは単なるルーメン競争の産物と片付けてしまうのは勿体なく、意外に多くの人にとって有用なツールではないかと思う様になりました。つい最近ですが。。

ただし。Mid以上は非常に明るいライトです。使い方次第では非常に危険です。ふざけて人に向けたり航空機を照らすような使い方をしないで下さいね。こういった製品を本当に必要とする方が手に出来なくなる事はとても哀しいことですので。。


何をしているのかというと。。ベゼルを外したいだけなんです(笑)

ちょっと、文字が多くなってしまいました。残りは全部番外編です。安心してスクロールして下さい(笑)

TN4Aはベゼルがヘッドの縁を覆うように盛大に出ているのですがミニくんはちょっと慎ましやかなので手のひらに当ててまわすのが困難です。
ベゼルの凹み割り箸を押し当てはめ込みます。凹みに合わせて整形する必要はありません。時には強引さが必要な時もあります。
後は手のひらを割り箸に押し当ててまわします。森のなかまは非力なので滑り止めのついた手袋でグリップして回しました。


取り外したパーツです。組み立てる時はA~Eの順にパーツを入れていきます。


見ての通りリフレクターです。。あっ。。。書いていて気付いたのですがピカピカしていないところは何しても良さげですね(笑)Oリングが潰れてほとんど隙間はありませがシールぐらいは貼れるのではないでしょうか。


見ての通り第2弾。リフレクターの裏側です。最初にある程度のカタマリがあって、ミーリングで肉抜きしているようです。


もちろん、この状態でも点灯できます。集光していないので完全にフラットな配光になります。ネジ止めですので簡単に基盤を外す事が出来そうです。力量があれば好みの色の球替え等も出来そうですね。


ガラスの厚さは2.4mmもありました。これだけの大きさなので対衝撃性を考えるとポリカーボネートでも良いかと思いますが市場的にはガラス製が好まれるのかと思います。実際コーティングされたガラスはとても綺麗です。


リフレクターとOリングの間にLEE Filter(#152 PALE GOLD, #206 QUARTER C.T. ORANGE)を入れて好みの色合いにしてみました。相変わらず自画自賛で毎晩間接照明として使っています。


ちょっとだけボディで遊んでみました。ペンを出しているライトメーカは結構ありますが、こういうガッチリしたペン立てがあっても良いと思うのですが。保温の魔具カップとか。。。

初めてのモンスター級ライトという事で使いこなせるのかなぁと思っていたのですが、使ってみたら色々と用途が広い事を気付かせてくれるライトでした。そしてゴキゲンに使わせてもらっています。Thruniteさんありがとうございます。

持ち歩きには勇気、体力、根性がいりますが必ずしも持ち歩く必要はありません。使い方は人それぞれ。。

「あっ。あの時に使えそうだな」

といった状況が思い浮かぶ方はお財布と相談のうえ検討してみて頂ければと思います。もし。その時にこの記事がちょっとだけでもお役に立てたのならうれしい限りであります。

それでは!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抜き足。差し足。忍び足のはるさん。

2015-02-08 11:58:03 | デフォ
いないかな?いないかな?いないかな?。。。。みっ~け!

先週は強い風と花粉めいた空気で外出を断念しましたが今週は大丈夫!でも土曜の午前中こそ晴れ間がありましたが夕方から雨が降り始めました。おーさむっ!いかがお過ごしでしょうか。

190段階段を昇ろうと「ものは試し!」とキョロキョロすると森のなかまの頭のなかの春の代名詞「ハナニラ(トップは「季節の花 300」さんです)」さんがポツねんしているのを見つけてしまいました。うーむ。すごいぞ!


花火のような「ひっつき」くん。通勤中撮ってみたいと思っていた子です。小栴檀草(コセンダングサ)の種のようです。確か「ガンちゃん」にガンを飛ばされまくった時に靴や服にくっ付いてきました。


階段を登りきり草むらを覗き込みます。あっ。。この可憐なツボミちゃんは。。


オオイヌノフグリですよね♪これも森のなかまの頭のなかの春の代名詞であります。開きたてなのかお椀のようで両手で受けたくなります。


「梅だーっ」「うめだーっ」と色めき立つ森のなかま夫婦(笑)

「そろそろ春なのだよ。。」と森のなかま。何かのモードに入っています(笑)
「梅にさくら。いろんな花がさいていて。。そして寄って撮ってみたいよね」と畳み掛ける森のなかま。
「。。。撮りたいよぉぉ。。。買おうか」とワイフ。

という事でヨドバシ横浜に寄ってワイフ用にQちゃん06 TELEPHOTO ZOOMを購入しました。Qちゃんでは83mm~249mm。Q7では69mm~207mm。しかも通しでF2.8なのに90gという超軽量。ちなみにこの写真は77mmでトリミングです。

「なんだか、いつもと違って撮れる」とワイフが不思議がっています。望遠レンズによる圧縮効果を直ぐに感じとっていたようです。よっぽどウレシイのかバシャバシャ撮っています。今まで撮れなかったものが撮れるのはうれしく、楽しいのであります。


最近よくコースに組み込まれるジェラール水屋敷地下貯水槽。ワイフはしきりに鯉を撮っていました。鯉が泳いでいるのを見るのが好きなんです。


ここに来ると何故か「映り込みスイッチ」がオンになります。


元町公園をエッチラと登ります。


エリスマン邸で若い芽に出会いました。レモンとミントの飲み物のような爽やかな色です。


中庭のある「山手234番館」に初めて入ってみました。昭和2年頃に外国人向けの共同住宅として作られたそうです。


見た限り二つの部屋にミシンが設置されていました。一応横浜は洋裁発祥の地でもありますので今にして思えば何かとても重要な配置だったのかもしれませんが隣にあった解説を読み落としていました。


二階の窓からみる中庭。こういう閉ざされた屋外がある建物は何故か大好きです。
設計意図は違うのでしょうが渋谷区にある白井晟一さん設計の松濤美術館にも閉ざされた屋外があります。白井さんの建築物が見たいとNOAビルを見に出かけた事があります。中で過ごしている人たちは色々大変らしいですが(笑)なかに入ってみたいなぁ。


ベランダには出られませんが窓から元町公園を見る事ができます。


真鍮製と思われる窓の留め金。最近ブラス製のEigerアカリセンターさんにはCWが少量あるそうです)を手に入れてから真鍮で出来たものが妙に気になります。ちょっとだけ窓の外を入れてみました。


割と遠慮がちに映り込む照明。


おもっきし「そこにある!」と主張する照明。全ての照明は映り込みです。まぁ。。映り込んでいるだけなんですが上手く使いこなせると面白い写真が撮れそうな予感がします。予感だけですが。。


山手234番館の外観はこんな感じです。パルテノン神殿みたいな石柱があります。


16:16 寒々しい雲底の下にホコッとしたオレンジ色。夕暮れは近いです。横浜の日の入りは17:15になりました。


横浜近代文学館の紅梅。つぼみは小梅ちゃん。開けば白いかき氷にイチゴシロップをかけたようでいろいろ美味しそうです。


白梅はちょっとだけ。正面から撮れる位置だと距離があり77mmでもこの大きさ。一人だけポツねんさんですが、そこがなんとも可愛らしく感じてしまいます。


マグノリアことモクレン。「ばんじゃーい」のポーズが見られるのもあと一ヶ月くらいでしょうか。春は音を立てずにこっそりと近づいてきているようです。


16:54 本牧ふ頭ガントリークレーンたち。荷下ろしをしているのが3基。お休み中は船の邪魔にならないようキリンのように首を縦にしているそうです。

それでは!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015/2/4 西から低気圧がやってくる

2015-02-05 20:56:31 | 空とか雲とか
18:20 節分の日のお月さまは満月二日前でした。東の空の低いお月さまに雲がかかって木星みたいです。

くるぞーっ。と雪対策フルアームズでの出勤。なんとか雨だけで済みましたが、明日はすってんころりんに気を付けないと。。いかがお過ごしでしょうか。

昨日は西から低気圧が迫り高い雲から順に低い雲がやってきました。翌日は雪との予報でしたが、それほど寒くはなかったので寝る前に空を見てみました。
まだ序盤の巻層雲。なんとなく白くもやっとしたした空。これは。。出ているかもしれません。


23:50 上空には月のハロ。月暈が出ていました。
前回は三脚を出して撮ってみたので、念のため出してみましたがベランダで真上に向けると盛大にケラレるので増感して手持でアフターコンピューター。

静かな夜。空に浮ぶ不思議な円盤。冷えていく体。

ちょっと満足してユータンでホコホコするお布団に入ったのでした。

それでは。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いろいろ改善してきたのかな?

2015-02-02 00:26:46 | フラッシュライト
1/31 13:55 東の空。むくむく~

さーて、ぼちぼち寝ようかな。。と思いながら定期巡回。あれれ?おーっ、と小さな喜びを見いだしてしまいました(笑)いかがお過ごしでしょうか。

ThruNiteさんの密林ストアに色々変化がありました。
Archer v2がようやく入荷したようです。しかも1Cもあるようです。
TiSって古い機種ではと思ったらTi3のステンレス製のようです。

そして。。TN4Aストラップホールが付いたみたいです。森のなかまも含めレビュワーの皆さんが要望していましたもんね。ちゃんと声を拾っていてくれているようですね。これはウレシイです。ひょっとして電池も入れ易くなっていたりすると更にウレシイですね。

思わず声が反映されたのが嬉しくて変則投稿になってしまいました。では寝ます。むにゃにゃ。

それでは!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PROMETHEUS LIGHTS Beta-QR

2015-02-01 18:03:41 | フラッシュライト
こう撮ると錫杖のようにも見えますね。確かに日常の暗闇に潜む脅威から身を守ってくれそうです。

昨日は発達した低気圧の影響かお昼過ぎから強い風。。夫婦共々目がパシクリ。鈍い頭痛。。もしかして花粉でしょうか。。少ないながらもどうやら飛び始めたようです。いかがお過ごしでしょうか。パシクリッ。。

昨日紹介したL3 Illuminationの2本のライトが送られてきた時のことです。手を洗って、うがいをしてからレターパックの包みを開けると個装された包みが3つ。。シナプスの伝達経路がちょっとしたパニックになります。

息がとまりそうになりました。というか止まっていました。

本日は瞬間的にせよ森のなかまを冥界の縁へと連れて行きそうになったライトを紹介します。前々回「早抜きシルバー」「早抜きブラック」で紹介したものです。


ENモデル(Electroless Nickel Plate:無電解ニッケルメッキ


HAモデル(Hard Anodized:硬質アルマイト加工

「森のなかまさん。。息の根をとめられそうになったのは1本でしょ?算数だいじょうぶ?」

はい。自信ないですけど大丈夫だと思います(笑)
実はシルバーが最初の刺客(「しかく」って読むんですね)さんでブラックは念には念をいれて止めを刺しにやってきました。あわわ。。
既にお分かりかの方は多いかと思いますが「早抜きくん」は「PROMETHEUS LIGHTS」社の「Beta-QR」であります。

森のなかまが、この製品を知ったのは。。やはり。。ひまぱのぱさんの「p.himapa Photo Gallery」「Beta-QR: Quick-Release Keychain Flashlight」でした。
当時はNichia 219を知らず Beta-QR Solid Copperモデルの経年変化の写真を見て「アイガッパー」への想いを募らせていたのを思い出します。
その後Oveready社が219を搭載したEigerを手に入れてからは219ライトを探す楽しみを得て今日に至っています。

「やっぱり二つ揃っていないとね」

と、頂いてしまった早抜きくんたち。。しっかりレポートしないといけないですね。


ネジ切り部です。HA, EN処理されています。

PROMETHEUS LIGHTS社の主力製品はAlpha Flashlightsと呼ばれるライトです。かなりのお値段のライトで購入前に自らのポリシーを説明しているページもあります。
ENについても、見た目の綺麗さだけではなくエンジニアリング・ソリューションとして解説しています。


EN処理されたボディ

HAは表面硬化の目的で使用され、ネジ部に使われるときは絶縁にも利用されています。しかし全てのパーツを絶縁してしまうと導通が出来なくなってしまうため、一部HA処理を行わない、または削り取りベアアルミ(剥き出しのアルミ)の箇所が出来てしまいます。昔SureFireではアロジン処理といったことをしていたりもしましたが今はベアアルミのようです。


HA処理されたボディ

ENは寸法通りにメッキでき導通も確保できることからエッジに至る全てを処理できるので耐久性に優れるというのが主張のようです。
長い目で見れば、いずれは落ちてしまうかもしれないHAの絶縁を前提とした設計箇所は一つもないわけですね。かなーり先のことを考えているようです。なるほど。。


ボディ奥にはスプリングがあるだけです。ボディ内もHA, ENが処理されていますがHAモデルは導通のため一番奥だけがベアアルミになっています。そもそも内側なんかはHAにしなくても良いとは思うのですが、それを良しとしないわけです。そういうランクのライトなんですね。


ヘッド側の端子です。一番ダメージを喰らいやすいプラス端子が接触する箇所はプレートが貼られています。同じような構成の1AAAライトを沢山みていますがかなり綺麗な出来です。ユーザーを選びますが物理的な逆接検知等の機構はありません。


こちらがBeta-QRの名前の一部にもなっている「Quick Release」です。ブラスで出来ています。
もちろん、QRの刺さる穴もEN,HAで処理されています。HAの底に黄色いリング状に色がついているのはブラスが擦れた跡です。強いHAのようです。


ピンを押していない時はダボが出ていますが。。


ピンを押し込むとダボが引っ込みます。


写真のQRは初代のもので現在QRはQRv2となりピンをプレスする事なくパチンパチンと脱着できるようになったそうです。QRv2は10ポンド(約4.5Kg)までのものを脱着できるそうです。

QRv2と同じ機構で「Kappa Quick Release」として単体でも販売されているので他のキーライトに付けてもよいかもしれませんね。

森のなかまはキーリングライトをキーリングに付ける事は殆どありません。脱着がやっかいだからです。毎朝数あるライトの中から2-3本(笑)選んでポケットにポイポイポイ~と入れていくのを楽しむのが日課になっています。

しかしBeta-QRはポケトに入れず何かに固定してしまっても、使用するときはライト単体で使う事ができるわけです。


LEDの形状から両方ともNVSL219AT-Hと思われます。


ENのLow:15Lumens(4H), High:60Lumens(1H)


HAのLow, High(PROMETHEUS LIGHTS社の表記ではMODE1,MODE2になります)

一般に高演色はCWの比べて暗くなるといわれていますが、Beta-QRについては219モデルしかありません。なのでLowは15ルーメンなのだと思います。

正直この15ルーメンはかなり明るいです。3ルーメンの差はありますが、ちっちのお兄さんTi3の12ルーメンと比べて見るとスポットこそ同じくらいですが、周辺光がかなり出ています。
Ti3がよろしくないと、いっているわけではなく目指しているものの違いかと思います。

広がり過ぎず、狭過ぎず良く出来た15ルーメンである事に変わりなく、森のなかまはとても便利にこの15ルーメンを使っています。
使い方にもよりますが森のなかまが1AAAライトを使いたいなと思う時の殆どはこの15ルーメンです済んでしまう事が多いです。

ランタイムはほぼ申告通りです。60ルーメンで点灯しっぱなしにしても持てない程あつくなる事はありませんでした。安心して付けっぱなしにできます。電力がなくなると昇圧回路の特性かピコッ、ピコッとビーコンになります。

尖ったところ、奇をてらったところはありません。色々ライトを使ってみたけれど使い易いなぁと思うのはコイツかなぁと思わせるEigerに似た使い易さを感じます。


いつも通りホワイトバランスを電球色モードにしてみますイメージ写真っぽくなってきましたのでそろそろ終盤です(笑)。ライトにはYS-SDCのXP-G2 高演色を反射させています。


ウネウネと波打つボディ。ツイスト式だと滑り易い事は確かです。
しかし、ひとたび点灯してしまうとライトが滑り落ちる心配は皆無です。


ENは最初はツイスト時がゴリゴリする感じがありましたが暫くグリングリンしていたらなれたのかスムーズになりました。


確かに黒もシルバー、どちらも捨てがたい魅力があります。
と、ここまでが先週とった写真です。けっこう燃え尽きました(笑)

しかし。。何か心残りがあります。。そして本日。急遽お布団の上で追加写真をお日様の光で撮ってみました。


はい。ごちゃまぜプンです(笑)


Eigerでもよくある黒ボディにシルバーヘッドの組み合わせ。
先週まではあまりイケていないなぁと思ったのですが今日撮ってみたら、なんだか良い感じに思えてしまいました。


シルバーボディにブラックヘッド。Eiger Ultraだとなんとなく締まらなかったのですが、けっこうイケていませんでしょうか。


上の方からBeta-QRでウネウネを直接照らしてみました。6PXの時もそうでしたが光の当て方でウネウネは色んな表情を魅せます


日中の光のなかでも違和感のない219の光。カメラのホワイトバランスは固定が多いのですが最近はK-3のマルチパターンオートWBがなかなか良くて使ってみました。


R01Aを思い出しながら撮ってみました。


先週は自ら禁じ手にしていたのですが、やはりシルバーものは黒バックと合うようです。

ひまぱのぱさんの粋なはからいで、まったく意図せずしてBeta-QRのオーナとなってしまった森のなかまです。
219好きで1AAA好きという事もありますが、やはり1AAAキーライトとして考え抜かれ、そして精緻に作られ、機能するところに魅力を感じるライトであります。

おそらく同じような匂いを嗅ぎ分けて頂けたのかと思いますが、森のなかまのハートをガッチガッチに鷲掴みにするステキなライトを使う機会を頂きました。ひまぱのぱさん。ありがとうございました。

少しでもBeta-QRの魅力が伝えられれば幸いであります。

それでは!




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする