森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

シルクセンターで見つけたHANDY LIGHT その2

2014-06-08 18:10:48 | フラッシュライト
「それでも、生きろっ!」

いつも貧乏くじを引いてしまうトラちゃんに熱く、そして端的に語るトランくん。。あれ?こういうキャラクターだったのかなぁ。。まぁ、いいか(笑)

金曜日から恐ろしい量の雨が降りましたがお住まいの地域は大丈夫でしたでしょうか。金曜日の夜に比べれば帰宅時はかわいいものでしたが靴はグショグショでアパートに帰り着いてから革靴を洗いました。いかがお過ごしでしょうか。

先週シルクセンターで150円で購入した懐かしい豆球ライトをジャンジャン使っていたら運がなかったのか球切れとなってしまいました。土曜日は雨でアパートに缶詰状態でしたのでLEDに交換する事にしました。
ちなみに都心などでは土曜日が雨なのは3/1以来で3ヶ月ぶりの雨の土曜日だったそうです。

磁気カードでボディを開き、ヘッドを接合しているツメ部分にマイナスドライバーを差し込むとあっけなく分解できました。普通に使っていれば部材が取れないのに、分解し易い工業製品をみるとウレシクなるのは、単に分解好きという事もありますが、それだけ良い設計なんだなぁと気付かさられるからだと思います。


特に断線しているようには見えないのですが、球切れしてしまった豆球を取り出しました。こうして見てみるとキレイですよね。


こちらは豆球から出ているリード線についた接点です。ヘッドに固定され円周方向に移動して電極と触れたり、外れたりします。この円弧によって部材同士が引っかかる事無くスムーズに動きます。パイプを輪切りにしただけのものですが既成材料を上手く使っていますよね。



「ギっ、ギっ、ギっ。。ギンちゃん。。あれ。。なーに?」
「トラちゃん!あれは見てはいけないもんだよ!早く逃げよう!」
「ギンちゃん!まってぇー!」

いつも腰を抜かしたようなトラちゃん。したたかなギンちゃんが慌てるくらい異形な姿。。
「変なもんのせないでよ。。」と思われますが、これでも5分考えてみたんです(笑)

取り外したリフレクターは豆球を押さえるのに丁度良い大きさなのですが、LEDを固定するには大き過ぎます。適当な木片を削って穴を開けるのも面倒です。。で、使い古したMoldexという耳栓を突っ込みました。潰して入れて膨らんだところをLEDの固定に使おうという算段です。ただ。。ハンダ付けすると耳栓が容易く溶けてしまいそうです。。


というわけで、方針転換!。。最初から方針は無いですが。。

ハンダ付け無しで貫いてみよう!

ということで豆球のリード線をクイクイ曲げて切断。ペンチの先で丸くしてLEDのリード線に絡めて圧着してしまう事にしました。
逃げ遅れたトラちゃんは、この不可解な「昭和の灯の復活」作業に付合わされる事になるのでありました(笑)


かなり。。見た目が悪いですが。。こんな風になりました。なんだかプールで泳ぎ過ぎて血色の悪い唇のようです。子供ってこうなるまで遊んじゃうんですよね(笑)森のなかまもですが。。

本来は抵抗器ぐらいは付けるべきですが抵抗器の手持ちがありませんので直結であります。気になる方は圧着した部分をビニールテープ等をまいたり、熱収縮チューブで処理しても良いのですが、気にせずこのまま突き進みます。


接点の輪っかを固定してリフレクターを収めます。耳栓の土台が軟らかいのでLEDがあっちこっち向くので妙な微調整が必要になります、何かを貫き通すというのは余計な事を背負い込んでしまうのと同義なのであります(笑)

ここで点灯してみたのですが、このライトに求めているイメージと少し違いました。いくら超広角で配光の綺麗なNSDL570GSと言えど、ストレートに使えば直進性の高いLEDの光であります。


見た目は何ですが、拡散キャップをつけてみたところ少し光が軟らかくなりました。キャップをしてしまうのなら高価なNSDL570GSである必要もないという話しもありますが、この電球色が好きなのでこのまま突き進みます(笑)


200ルーメンを基準にしている撮影条件ですので「暗くてたまらん」ようですが15ルーメンくらいは出ています。集光しない分暗く感じるのであります。


冒頭の「生きろ!」(笑)もこのハンディライトの灯りだけで撮ってみました。暗闇のなかでの雰囲気を伝えたいため少し明るめにしています。やんわりとした雰囲気になりました。
やはり。。この手の話しをするときは青っぽいクールホワイトだと何ですよね。トラ柄の二人。。昭和の灯色に染まっていきます(笑)


回転するヘッドを後ろから見ていると、やはり光がモヤーンと漏れ出ています。なかなか良い雰囲気であります。

そう言えば、トランくんと出会ったお店ですが、「横濱コレクターズ モール」のブースの一つでした。お店の名前は「Rainbow Drops」というそうです。バービー人形専門店とありますが、ぬいぐるみの審美眼はなかなかのものであります。


決して、この灯で何か生産的な事をしたいと思う事はないでしょう。「行動」という観点で考えればこのライトに実用性はほとんどありません。
でも、行動の源となる「気持ち」にはなかなか美味しくて栄養になる灯であります。

こういう灯がお好きな方はお試しになったり、こういう作業が得意そうな人にお酒の一杯でも奢って作ってもらってみて下さい。

それでは!

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