テニスの試合やスーパーモトのレースが見られるというので、1チャンネルだけのつもりでCSに加入した。
そうしたら、7月一杯はPPV(特定の番組だけ視聴すると別途課金される)以外見放題の無料サービスになっていた。お試し期間後も見続ける番組を増やすためのプロモーションだと知りつつ見ていたのだが、案の定テレビの奴隷になる時間が大幅に増えた。
根本的に移り気で興味の守備範囲が変に広いので、ザッピングばかりしているのだ。それでも相当な情報量をうけることになるので、脳の一部分だけがオーバーフロー状態になる。
日本では安いホテルしか泊まったことがないので、せいぜいキー局にNHKのBSとUHFが追加されるぐらいのチャンネル数だが、中国の都市部にあるホテルではやはり同じような状況になる。しかも最近はなまじNHKのBSまで見られるようになったので余計画面の切り替えが増え、馬鹿な疲れ方をする。
で、日本のテレビに話を戻すと、地上波のチャンネルの方が、密度が薄いにも関わらず、CSよりも快適に見ることができる。もしかしたらサブリミナルなものや他の要因があるのかも知れないが、多分提供する情報の量や充実度はさておき、純粋に動画像の作成技術はリッチな地上波キー局の方がずっと高いのだろう。人間相手のプッシュ型メディアとしての技術的蓄積が膨大なために、ビジュアル・インターフェースとしての質が同じテレビでも結構違うようだ。
それでもニッチなジャンルを楽しめる利点は大きい。パイクス・ピークというアメリカの山で開かれているヒルクライムレースを見ていたら、4輪のオープンクラスで第3位になった長嶋茂雄氏の次男の名前のすぐ上にショーン・パーマー(Shawn Palmer)の名前を見つけて驚いた。所謂エクストリーム・スポーツ界では超大物なのだが、モトクロス、MTBダウンヒル、スノーボードに加え、最近では4輪のヒルクライムレースまででているとは知らなかった。恐ろしく守備範囲の広い男である。オフロードで行われるスプリントレースであれば道具は何でもOKなのだろう。一方でスズキのワークスチームが参加をしなくなったようで(もっと人気のあるJWRCに注力しているからだろうか)、ごつい顔の名物ドライバーが出ていない。
そういえば、さすがに世界選手権やメジャータイトルでは稀であるものの、往年の名選手が頑張っている様子をテレビで見かけることが増えた。たとえば僕が子供の頃、黒柳徹子がナレーターをしていた「世界の子供たち」という番組でスケートボードの天才少年と紹介されていた僕より一歳下のトニー・ホークがまだプロでやっている(jackassではループを成功させ、最後は鶏の着ぐるみを着て川に飛び込んでいた)。アメリカモトクロスの寡黙な王者ジェフ・ワード(Jeff Ward)は、スーパーモトで今でも活躍している。しかも4輪のフォーミュラレースIRLと平行して。テニスではマッケンローがシニアツアーで未だ上位ランカーだ。コナーズはさすがにシニアからも引退してしまったようだが、ゲームのダイジェストを見る限り、マッケンローのプレースタイルは昔のままで、もっときちんと観てみたいと思うプレーぶりだった。ただ、テニスは体力を使うスポーツのため、プロクラスでは年齢差がきついのに、この間までグランドスラムトーナメントで上位を争っていたイワニセビッチやピオリーンまで同じ大会に出ているので、これはいかがなものかと思う。せいぜいムスターまでがいいところだろう。
そうしたら、7月一杯はPPV(特定の番組だけ視聴すると別途課金される)以外見放題の無料サービスになっていた。お試し期間後も見続ける番組を増やすためのプロモーションだと知りつつ見ていたのだが、案の定テレビの奴隷になる時間が大幅に増えた。
根本的に移り気で興味の守備範囲が変に広いので、ザッピングばかりしているのだ。それでも相当な情報量をうけることになるので、脳の一部分だけがオーバーフロー状態になる。
日本では安いホテルしか泊まったことがないので、せいぜいキー局にNHKのBSとUHFが追加されるぐらいのチャンネル数だが、中国の都市部にあるホテルではやはり同じような状況になる。しかも最近はなまじNHKのBSまで見られるようになったので余計画面の切り替えが増え、馬鹿な疲れ方をする。
で、日本のテレビに話を戻すと、地上波のチャンネルの方が、密度が薄いにも関わらず、CSよりも快適に見ることができる。もしかしたらサブリミナルなものや他の要因があるのかも知れないが、多分提供する情報の量や充実度はさておき、純粋に動画像の作成技術はリッチな地上波キー局の方がずっと高いのだろう。人間相手のプッシュ型メディアとしての技術的蓄積が膨大なために、ビジュアル・インターフェースとしての質が同じテレビでも結構違うようだ。
それでもニッチなジャンルを楽しめる利点は大きい。パイクス・ピークというアメリカの山で開かれているヒルクライムレースを見ていたら、4輪のオープンクラスで第3位になった長嶋茂雄氏の次男の名前のすぐ上にショーン・パーマー(Shawn Palmer)の名前を見つけて驚いた。所謂エクストリーム・スポーツ界では超大物なのだが、モトクロス、MTBダウンヒル、スノーボードに加え、最近では4輪のヒルクライムレースまででているとは知らなかった。恐ろしく守備範囲の広い男である。オフロードで行われるスプリントレースであれば道具は何でもOKなのだろう。一方でスズキのワークスチームが参加をしなくなったようで(もっと人気のあるJWRCに注力しているからだろうか)、ごつい顔の名物ドライバーが出ていない。
そういえば、さすがに世界選手権やメジャータイトルでは稀であるものの、往年の名選手が頑張っている様子をテレビで見かけることが増えた。たとえば僕が子供の頃、黒柳徹子がナレーターをしていた「世界の子供たち」という番組でスケートボードの天才少年と紹介されていた僕より一歳下のトニー・ホークがまだプロでやっている(jackassではループを成功させ、最後は鶏の着ぐるみを着て川に飛び込んでいた)。アメリカモトクロスの寡黙な王者ジェフ・ワード(Jeff Ward)は、スーパーモトで今でも活躍している。しかも4輪のフォーミュラレースIRLと平行して。テニスではマッケンローがシニアツアーで未だ上位ランカーだ。コナーズはさすがにシニアからも引退してしまったようだが、ゲームのダイジェストを見る限り、マッケンローのプレースタイルは昔のままで、もっときちんと観てみたいと思うプレーぶりだった。ただ、テニスは体力を使うスポーツのため、プロクラスでは年齢差がきついのに、この間までグランドスラムトーナメントで上位を争っていたイワニセビッチやピオリーンまで同じ大会に出ているので、これはいかがなものかと思う。せいぜいムスターまでがいいところだろう。