サラリーマン日々是修行

中年サラリーマンの趣味、菜園、旅行記です。お気に入りの場所でのスローライフに憧れてます。

Muito obrigado

2010年04月06日 | ポルトガル(2010.02.06~)
2010年2月12日(金)その5

ポルトガルでの全ての予定が終了しました。後は帰るだけです。この期に及んで、だんだん名残惜しくなってきました。


そんな事を考えながら戻ろうとした時に、道に迷ってしまい右往左往してしまいました。


この素敵なドレスのウィンドーを見つけました。 店員の女性にギマランイス駅への道を尋ねたら、片言の英語で(ポルトガル人は殆ど英語は話さないと聞いていたのですが、、、)一生懸命説明してくれました。Muito obrigado (どうもありがとう)


途中、こんな通りの名前を刻んだ標識を見つけました。お洒落ですよね。


旧市庁舎の建物がポザーダとして、宿泊施設になっています。


ポルトに戻ってきた時には既に、陽が沈んでいました。ホテル前の名前が分からない教会のライトアップが綺麗でした。


最後の夜はマジェスティックカフェでポルトガルワインを味わいました。


必ず、近いうちに再びポルトガルへ来たいです。


ポルトガル最高です。旅なれた人がポルトガルを薦めるのが良くわかりました。
・人は優しくて、たとえ外国人でも困っているとなんとか手をかしてくれる。
・知らない路地裏ですれ違うと、挨拶してくれる。
・道路を渡るときも歩行者を最優先して止まって待っていてくれる。
・ワインが美味しい。
・郷土料理が美味しい。(日本人の口に合う)
・美男美女が多い。(みんな背が高いです)
・風景が素朴だけど、味わいと郷愁(サウダーデ)がある。
上げるときりがありません。

これからヨーロッパへ行こうと考えている方は、是非、ポルトガルも検討してみてください。 きっと素敵な出会いがありますよ。

ポルトガル旅行記はこれで終了です。 長々書いたのにお付き合いくださってありがとうございました。

次回の旅行は、
8月12日(木)~21日(土)のチェコ、ハンガリー&もしかしたらオーストリア旅行です。フランクフルト経由のプラハin/ブダペストoutミュンヘン経由です。

ギマランイス城

2010年04月05日 | ポルトガル(2010.02.06~)
2010年2月12日(金)その4

ブラサンガ公爵館の裏手の丘を登るとサン・ミゲル教会があります。アルフォンソ・エンリケスが洗礼を受けた教会だそうです。


さらに奥には、アルフォンソ・エンリケスが生まれたお城(ギマランイス城)の跡があります。


周りは7つの塔と城壁が残っています。


柵などがないので結構怖いです。足元を踏み違えないように、城壁を一周できます。


ギマランイスの街並みを見渡すことが出来ます。勿論、サッカー場もしっかりあります。高層ビルやマンションなどは一切ないので、赤い瓦屋根の街並みが美しいです。


お城の中はかなり狭いです。屋上にでるには急な階段(と言うか、梯子)を上って出ます。出口の間取りが小さいので、みんな頭ぶつけてました。


屋上からの景色です。ブラサンガ公爵館サン・ミゲル教会や同じ敷地にある公園などが見渡せます。

ブラガンサ公爵館

2010年04月05日 | ポルトガル(2010.02.06~)
2010年2月12日(金)その3

お腹も満足になった所で、初代ブラガンサ公爵館(Paço dos Duques de Bragança)を見学しに行きました。16世紀の公爵とはどんな暮らしをしていたのかとても気になりますよね。


広い中庭を囲むように大きな建物が囲んでいます。


現在は政府の公館として国賓の接待場にも使われているそうです。


勿論、この中には礼拝堂も備わっていました。


ここは、どうやら執務室のようです。壁には刺繍のタペストリーが掛かっていて重厚な雰囲気でしたよ。


公爵の寝室です。ベッドがとても小さかった。。。


恐らくここがレセプションルームのようです。天井が高くて、広い!私の家1軒が収まってしまうくらいです。


ここは公爵夫人の寝室。


初代ブラガンサ公爵、ドン・アルフォンソとツーショット

エル・レイ

2010年04月05日 | ポルトガル(2010.02.06~)
2010年2月12日(金)その2

ノッサ・セニョーラ・ダ・オリベイラ教会(オリーブの樹の聖母教会)の正面です。1342年にアーチが完成する時に、このオリーブの幹が突然葉を出した伝説があるそうです。


教会から小路を抜けて広場に出たところに、目的のお店があります。


「地球の歩き方」にも掲載されているレストラン「エル・レイ」です。地元の郷土料理が食べれる小さなレストランです。


店内はこんなカンジです。とても清潔感漂うレストランです。勿論、広場からも入りやすいお店です。


ツーリスト・メニューで、肉料理コースを頼みました。まずは地元の赤ワインをデキャンタで香りを楽しみながら頂きました。 メニューを見て悩んでいると、店主がいろいろアドバイスをくれます。 「今の時期はこのワインが一番美味しいよ。」 「ツーリスト・メニューがあるよ」 「お肉と魚はどっちがいい?」ととても親切でした。


続いて「ソーパ・デ・レグーメス」と言う野菜スープです。ポテトをベースに、ニンジン、青菜などを煮込んだポタージュスープでした。 ここでも店主が料理の説明をしてくれました。 分かりにくいところは、「地球の歩き方」のページを開いて「これだよ」と教えてくれます。


メインディッシュは、「カルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテジャーナ」と言う、豚肉とアサリを赤ピーマンのペーストで味付けして炒めたものです。カットしたレモンを潰して香りを楽しみながら頂きました。 なんだか懐かしい、でも新鮮な味でした。


デザートはまたまた極甘なスィーツが出てきました。ポルトガルは甘党の人にはいいかも。


最後にビッカ(エスプレッソ)を頂きました。


店主のおじさんが来店者ノートを書かせてくれました。日本から新婚旅行で立ち寄ったカップルや、ヨーロッパを周遊しているバックパッカー一人旅の女性などいろんな人が立ち寄っていました。


料金は€13.50(¥1,600くらい?)でした。美味しいワインを飲んで、素敵な雰囲気とお腹一杯の料理で大満足でした。この値段なら安いですね。 お店は町の中心にあるサンティアゴ広場にあります。 他にもいろんなお店が路地にひっそりあるので探して歩くのも楽しいと思います。

このギマランイスはポルトガルで2番目に住みやすい町とのことです。 人もゆったりしていて、とっても親切です。 道に迷っていると一緒に地図見ながら連れて行ってくれたり、優しい人柄に感激してしまいました。

ギマランイス

2010年04月05日 | ポルトガル(2010.02.06~)
2010年2月12日(金)

ポルトガル観光最終日です。 この日は初代ポルトガル国王が生まれた町、ギマランイスへ行ってみました。 サン・ベント駅から1時間15分位で€2.15です。 ここには行ってみたいお店もあるんです。

町の入り口の壁には、「ここにポルトガル誕生す」と書かれています。


町の入り口にあるモレイナ・デ・サ広場です。綺麗に整備された公園になっています。


少し路地裏に入ると静かな住宅街です。


まずは町の中心にあるノッサ・セニョーラ・ダ・オリヴェイラ教会(Igreja N. Sra. da Oliveira)の修道院部分にあるアルベルト・サンパイオ美術館(Museu Alberto Sampaio)へ。


13世紀のロマネスク様式の回廊が美しいアルベルト・サンパイオ美術館は、ノッサ・セニョーラ・ダ・オリベイラ教会の修道院部分が改装され、展示スペースとして使用されています。

これは通りの外から柵の中を見たところです。中庭が見えます。


修道院の回廊部分です。ロマネスク様式の柱が素敵です。


美術館の中は撮影禁止です。宗教画や衣装、彫刻などが展示されています。 町の中に普通にこうした所があるなんて素敵ですね。

サン・ベント駅

2010年04月05日 | ポルトガル(2010.02.06~)
2010年2月11日(木)その5

レロ・イ・イルマオン(Libraria Lello e Irmão)を出た頃は、ブルー・モーメントの時間でした。 空が青く光り、ライトアップされた建物が美しく輝いていました。 グレリゴスの塔もライトアップされて綺麗でした。


グレリゴス教会正面。 ライトアップされると日中よりも細部の装飾までよく見えますね。


ショーウィンドーにはアンティークな小物や雑貨を扱うお店が多いです。古い物を大切にするポルトガルの人の優しい生活が滲み出ていますね。


夕方の駅前です。 坂を下りて、再び坂を上る。ほんとに坂の多い町です。


そろそろお腹空いてきたので、何を食べようか考えながらホテル方面へ帰っていきます。


夜のサン・ベント駅。 ヨーローッパの駅ってカンジですね。


はい。夕食です。お肉料理です。名前は忘れましたが、地元の料理です。

レロ・イ・イルマオン書店

2010年04月05日 | ポルトガル(2010.02.06~)
2010年2月11日(木)その4

ポルトへ戻ってきたのは夕暮れ時です。 この日はどうしても見ておきたかった本屋さんへ向かいました。 グレリゴス教会の坂を歩きながらウィンドーショッピングです。


ここが目的の本屋「レロ・イ・イルマオン(Libraria Lello e Irmão)」です。 日本語だと、「レロと兄弟書店」と言うそうです。ここはただの古い本屋ではないのです。


古い屋敷を使った本屋の内装や、階段は一見の価値ありです。 勿論世界中のポルトガル旅行雑誌にも紹介されています。 ちなみに、店主に許可を貰って撮影してます。


世界でもっとも美しい本屋ともいわれています。 この階段は狭くて急なのですが、魅力的な曲線を描いています。


階段を上ると2階にはカフェもあります。


階段だけでなく、書籍も種類が多いです。


天井も綺麗でした。


こんな本屋が近くにあったら毎日、立ち読みしちゃいそうです。


外へ出るとブルー・モーメントと言う夕方と夜の間の一瞬、空が青くなる時間になってました。 思わず写真を撮ったのは、アズレージョが美しいカルモ教会の夜景です。

ブラガ

2010年04月05日 | ポルトガル(2010.02.06~)
2010年2月11日(木)その3

ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアでのTV局の取材は、英語で「ポルトワインは好きか?」、「あなたはポルトワインをお土産に買いますか?」と言う質問でした。 ホテルに帰ったのが遅かったので、ニュースは見れませんでした。

午後は電車に乗って、「祈りの町」と言われているブラガを散策してみました。 おとぎの国の入り口のような大きな門が町の入り口です。 「リスボンは楽しみ、コインブラは学び、ポルトは働き、そしてブラガは祈りの町である」と言われています。


ここは門を入ったメインストリートです。 小さな町なので、少し路地裏へ入ると人影まばらで、とても静かな綺麗な町でした。ゴミが全く落ちていない綺麗な町です。


町の中心にあるカテドラルです。 内部は撮影禁止です。祭壇にはキリスト昇天を表した大祭壇が置かれていました。


内部は金ピカで、パイプオルガンや昔の偉い人の棺が置かれています。


コインブラス礼拝堂 (Capela dos Coimbras)です。 この礼拝堂はコインブラス家(右側)の個人所有の礼拝堂です。 祈りの町と言われるのは、こうした礼拝堂が小さな町中に無数にあるからです。


コインブラス礼拝堂の天窓です。 古い建物ですが、しっかり手入れされてきれいに残っています。素敵な礼拝堂です。


サンタ・クルス教会。コインブラス礼拝堂の対面にあります。 他にも沢山の教会、礼拝堂があります。


旧大司教館です。 現在は市立図書館になっています。ここには「ポルトガル王国創立の記録」など重要な文書が30万冊も収められているそうです。 中世ではポルトガル第一の宗教都市として栄えたそうです。 16世紀頃の大司教は国王にもまさる強大な権力を持っていたそうです。


旧大司教館の裏にあるペリカン噴水です。キューピッドとペリカンのバロック様式の噴水です。


市庁舎です。町の景観に合わせた洒落た建物です。


ブラガは小さな町の中に沢山の教会や礼拝堂があり、とても静かで綺麗な町でした。 公園で休憩してたら町中の鐘が一斉に鳴り出して、まるでタイムスリップした感覚になりましたよ。

ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア

2010年04月05日 | ポルトガル(2010.02.06~)
2010年2月11日(木)その2

ポルトガルワインのワイナリーを観にドン・ルイス1世橋を渡って、対岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区へ行ってきました。


ドウロ川の対岸はガイア市と言い、ポルトのベットタウンでもあります。


ガイアには多くのポルトワインのシッパー(ワイナリー)があります。各シッパーの運搬船がドウロ川沿いに停泊しています。ポルトっぽい雰囲気ですね。


シッパーの中でもマント姿がトレードマークのサンデマンは有名です。見学ツアーがあり、テイスティングもできます。


ワイナリーはヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアのドウロ川沿いに集中しています。 この後。地元?のTV局の取材を受けました。ビックリです。


このアングルはポルトガルの旅行本の表紙によく使われるアングルです。お土産に買ったDOW'Sの運搬船も。


再び、カイス・ダ・リベイラに戻り、カフェテラスでチョット早いランチタイムです。


カフェ&サンドウィッチです。ドウロ川を眺めながら頂きました。


サン・ベント駅へはこの急勾配を上るケーブルカーで。

サン・フランシスコ教会

2010年04月05日 | ポルトガル(2010.02.06~)
2010年2月11日(木)

ポルトの朝です。夕べの雨はすっかり止んでいて快晴でした。とても気持ちの良い朝でした。


坂の向こうにドウロ川が見えます。日本ではなかなか見れない風景だなぁ。。。ポルトに来たことを実感しました。


ボルサ宮です。ボルサは日本語で「株」を意味します。ボルサ宮と言ってもここは宮殿ではありません。最近まで証券取引所として使われていました。商業組合や裁判所の建物として使われたことがあるそうです。彫刻で飾られた大理石の階段やグラナダのアルハンブラ宮殿を模した「アラブの間」がボルサ宮観光の目玉です。手前はエンリケ航海王子の像です。


サン・フランシスコ教会 (Igreja de São Francisco)は、ポルトガル・ポルトにある重要なゴシック様式の教会です。


教会の内部は外観からは創造がつかないくらい豪華です。


教会内部は、金泥細工と言われるバロック装飾で金ピカです。天井、壁、柱のすべてに色んな彫刻が施されていて、金箔が貼られています。


さらに坂を下るとドウロ川沿いの広場に出ます。途中、エンリケ航海王子の家(後で知りました。。。)もあったそうです。多分右側にある古い建物がエンリケ航海王子の家みたいです。


ポルトを代表するドン・ルイス1世橋をバックに記念写真。この橋はエッフェルの弟子によって作られたそうです。上に鉄道、下は道路の2階建ての橋です。


カイス・ダ・リベイラ地区です。ドウロ川沿いには沢山のカフェテラスが並んでいます。この日は暖かかったので、ワイナリー見学後にここでお茶しようと思います。


ドウロ川の北岸「カイス・ダ・リベイラ」地区は古くから外洋航路の大型船の港になっており、南岸の「ヴィラ・ノーヴァ・デ・ガイア」地区はポートワインの醸造工場が並んでおります。ポルト市の旧市街である歴史地区は1996年に世界遺産に登録されました。昔、ワイン樽を運んだ船がワイナリーの旗を付けて沢山浮かんでいます。

リベルダーデ広場

2010年04月05日 | ポルトガル(2010.02.06~)
2010年2月10日(水)その2

小雨が降るポルトの市街地を探検してみました。 まずは、グレリゴス教会です。後ろに見えるグレリゴスの塔はポルト市内何処からでも見えるランドマークです。


サン・ベント駅前交差点です。駅から何処へ行くにも全て坂です。


駅からホテル方面を見上げたところです。 レトロな市電が走っているのがポルトらしいですね。


カテドラルから坂を川沿いへ下ると、雑誌などで見るポルトの風景が広がっています。 この日は雨なので断念しました。


一度、ホテルへ戻り体を乾かそうとエアコン入れようと30分格闘しました。結局、故障ということで部屋を変えていただきました。上階の部屋からは、ポルト旧市街一望できる部屋でした。グレリゴスの塔(右)やカテドラル(左)が遠くに見えます。


夕方、再び探検開始です。ホテル前からグレリゴス教会方面の坂を見たところです。石畳が雨に光って綺麗でした。


サンタ・カタリーナ通りを少し進むと、伝統あるマジェスティック・カフェがあります。 ここでワインを飲みたかったのです。早速入りました。


店内はとてもレトロだけど、雰囲気ある素敵な空間でした。店員さんがキビキビと働いていました。店内には品のある大人のお客様ばかりです。


パンとパスタと白ワインを頂いちゃいました。 ゆっくりマジェスティック・カフェの雰囲気を堪能しました。


サンタ・カタリーナ通りはポルトで一番お洒落な通りです。が、7時位から店閉いが始まります。ポルトの夜は意外と早いのです。

ポルト

2010年04月05日 | ポルトガル(2010.02.06~)
2010年2月10日(水)

この日は、名残惜しいですがリスボンからポルトへ移動です。


オリエンテ駅からポルト・カンパーニャ駅まで特急ALFA号の1等車両に載ってみました。


2列×1列のゆとりのあるシートです。これなら3時間も余裕です。しかも隣のシートは空いていたのでゆったりできました。


1当車だけは、コーヒーとスィーツが配られます。が、甘すぎて、コーヒー(ビッカ)には合いませんでした。


車窓にポルトの市街地が見えてきました。教会の塔以外は、高層ビルはほとんど見あたりません。赤い瓦屋根がいい感じですね。


ポルト・カンパーニャ駅でローカル線に乗り換えてサン・ベント駅へ1駅です。このサン・ベント駅は修道院の跡地に建てられています。構内の壁にはポルトの歴史にまつわるアズレージョで飾られています。


ポルトガルらしい構内です。ここを見に来るツアーもあるくらいに綺麗なアズレージョなんですよ。


ホテルにチェックインして、お腹すいたのでまずはビールを頂きました。


ビーフステーキ頼んだのですが、出てきたのはコレです。お肉は下に隠れていました。トルネード(お店独自の命名)というメニューでした。

ルーゾ

2010年04月04日 | ポルトガル(2010.02.06~)
2010年2月9日(火)その5

ロシオ駅に着いたときには既に陽が沈んでいました。カルサダ・ド・ドゥケの坂からの夜景も今夜は綺麗に見えます。


今夜はファドをどうしても聴きたかったので、時間まで夜のバイロ・アルト周辺を探検してみました。


暗い路地にひっそりとレストランやバーがあります。どこもお洒落なお店です。


他の外国だと夜の路地裏は怖いイメージがありますが、ポルトガルは日本以上に安全な雰囲気です。この時点で20:30頃です。


この日はファドで締めくくりです。ファドはリスボンの下町で生まれた大衆の音楽。生活の苦しさや、切ない恋、郷愁の想いなどを切々と歌い上げます。


あのマリア・ロドリゲスもここで歌っていたというファドレストランの老舗、ルーゾです。この日は日本からの団体とフランスからの団体が来ていました。


21:00頃です。静かにファドのライブが始まります。ポルトガルギターの音がとても綺麗でしたよ。


貫禄のある女性が切々と歌い上げます。素人でも上手いとわかる歌唱力です。


お料理はコース料理です。暗い中で撮ったので、PSで加工してみました。


お魚のグリルとパスタ添え? なかなか美味しかったです。勿論、白ワインも頂きました。


お酒を浸みこませたスポンジケーキかと思ったら、中からクリームが。。。かなり甘かったです。


第一部のフィナーレです。この時間で11時過ぎ。第二部は2時頃まで続きます。


リスボン最後の夜は綺麗なサン・ジョルジェ城の夜景が観れて感激です。


明日は、ポルトへ特急電車で移動です。

ロカ岬

2010年04月04日 | ポルトガル(2010.02.06~)
2010年2月9日(火)その4

一度シントラ駅に戻って、次に向かうのはロカ岬(Cabo da Roca)です。 が、しかーし ロカ岬行きのバスは1時間後までありません。駅周辺で再び一休みです。


シントラ駅舎は彩りのあるアズレージョで飾られていてかわいいのです。この写真は切符売り場です。タイルに一つ一つ描かれた緻密なタイル絵です。


シントラ駅を出て左前にこんな小さなバー(カフェ)があったので、パステル・デ・ナタとカフェを頂きました。おばあちゃんが一人で切り盛りしている可愛いバーです。


ついにユーラシア大陸最西端へ到達です。陽出る国から陽沈む国へはるばるやってきました。感激です。


大西洋の水平線がまっすぐ広がっています。奇跡的に天気が回復して、真冬なのに生暖かい風が気持ちよかったです。


ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの碑を刻んだ石碑が大西洋に向かって立っています。


ルイス・デ・カモンイスの叙事詩の一節「ここに地終わり海始まる(Onde a terra acaba e o mar começa)」


しばらくこの絶景を堪能していました。海って観ていて飽きませんね。ちなみにこの手をつないだカップルさん、この後ブチューっとしてました。どーでもいいことですが。。。


そして記念に最西端到達証明書を発行(€5)してもらいました。


これが私の名前が記載された最西端到達証明書です。大切な思い出の品になりました。 裏面に日本語訳がかいてありました。
『ポルトガル国シントラにあるロカ岬に到達されたことを証明します。ここは、ヨーロッパ大陸の最西端に位置し、「陸尽き、海はじまる」と詠われ、新世界を求め、未知の海へとカラベラ船を繰り出した航海者たちの信仰心と冒険魂が、今に尚、脈打つところです。』


雲間から大西洋に幾つもの光(天使の梯子)が射しているのが分かるでしょうか。すっごく綺麗だったのですよ。

シントラ・ヴィラ

2010年04月04日 | ポルトガル(2010.02.06~)
2010年2月9日(火)その3

そろそろ足がもつれてきたので、昼食をしにシントラ・ヴィラへ巡回バスで戻ります。シントラ・ヴィラには沢山のお土産屋さんとレストラン、ホテルが揃っています。


坂の途中にあるので、路地裏はみんなこんなカンジの階段が続いています。お土産を見ながらこんな階段をゆっくり上るのもいいですね。


小さなヴィラには小さなお城のような建物が沢山あります。ホテルや地元の人たちの住宅です。


伝統菓子のケイジャーダやトラヴセイロを食べようと思い、「地球の歩き方」に載ってたピリキータ・ドイスに来てみたら満席で入れませんでした。


と言う訳で、バス停近くのブリストルと言うお店でお昼ご飯です。この店、入って正解でしたよ。 店員の綺麗な女の子は親切だし、店内の可愛かった。


写真ではなかなか分からないけど、黄色い壁と青いアズレージョのタイルで飾られた店内は明るくて入りやすいです。


白ワインとパンと辛いソーセージステーキです。 なかなか食べ応えありました。ワインに合う程よい辛さです。


近くにはシントラ国立宮殿(Palácio Nacional de Sintra)もあります。今回は時間の都合で中は観ませんでした。 ポルトガルの大航海時代の絢爛豪華な内装が素晴らしいそうです。観たかった。。。


山の上のほうには、ムーアの城跡が見えました。


ほんと、夏の避暑地にはとても雰囲気のいいシントラ・ヴィラです。夏だったら1ヶ月位ここでゆっくり過ごしてみたいです。お気に入りの小説をテラスでワイン飲みながら読むなんて最高の贅沢ですね。

シントラのトリビア
1584年8月、ポルトガルに上陸していた天正遣欧使節の一行がシントラの王宮を訪れ、アルベルト・アウストリア枢機卿(当時ポルトガル王を兼ねていたスペイン王フェリペ2世からポルトガルの統治を任されていた人物)に謁見している。