
朝ぼらけ
宇治の川霧たえゞゝ
に(耳)あらはれ(連)わたる
瀬々のあじろ
木
明け方、あたりがほのぼのと明るくなるころ、宇治川の川面に立ち込めていた霧がとぎれとぎれになって、その絶え間のあちらこちらから点々と現れてきた川瀬川瀬の網代木よ
作者は権中納言定頼(ごんのちゅうなごんさだより)
千載和歌集 冬の部
宇治川は滋賀県の琵琶湖に源を発し、瀬田川と呼ばれ、京都府に入る手前から、木津川・桂川との合流点までを宇治川と呼ばれ、大阪では淀川として大阪湾に注ぐ大きな川。
「網代」は、冬、氷魚(鮎の稚魚)をとるために川の瀬に杭を打ち並べ、簀(竹や木を編んだもの)を設けたもの。
「網代木」は、その杭。
宇治川の冬を印象づける風物だそうです。
紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙うす具引き 半懐紙二分の一 栢美
筆 渓水 鳴鳳堂
墨 まつかぜ 呉竹
宇治の川霧たえゞゝ
に(耳)あらはれ(連)わたる
瀬々のあじろ
木
明け方、あたりがほのぼのと明るくなるころ、宇治川の川面に立ち込めていた霧がとぎれとぎれになって、その絶え間のあちらこちらから点々と現れてきた川瀬川瀬の網代木よ
作者は権中納言定頼(ごんのちゅうなごんさだより)
千載和歌集 冬の部
宇治川は滋賀県の琵琶湖に源を発し、瀬田川と呼ばれ、京都府に入る手前から、木津川・桂川との合流点までを宇治川と呼ばれ、大阪では淀川として大阪湾に注ぐ大きな川。
「網代」は、冬、氷魚(鮎の稚魚)をとるために川の瀬に杭を打ち並べ、簀(竹や木を編んだもの)を設けたもの。
「網代木」は、その杭。
宇治川の冬を印象づける風物だそうです。
紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙うす具引き 半懐紙二分の一 栢美
筆 渓水 鳴鳳堂
墨 まつかぜ 呉竹
仮名を誉めて頂いてうれしいです
ありがとうございます